Arctic Monkeysのニューシングル
"Crying Lightning"を彼らのMySpaceで聴くことができます。
行き過ぎたスピード感やテンションはないのに、緊張感がビリビリ伝わってくるロック。3rdアルバムも思いっきり期待大です。
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"Crying Lightning"を彼らのMySpaceで聴くことができます。
行き過ぎたスピード感やテンションはないのに、緊張感がビリビリ伝わってくるロック。3rdアルバムも思いっきり期待大です。
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前作のミキシングを担当したJim Scottを共同プロデューサに迎えた約2年ぶりの7thアルバム。Jim O'Rourkeの影響を受けた音響的なアプローチをを休止した前作路線を更に進め、初期のザラついたサウンドが前面に押し出された内容。
初期を彷彿とさせるサウンドが多いとは言え、15年近くのキャリアで様々な音作りをしてきたこともあり、ロック指向の強いバンドサウンドでもスパイラル的な原点回帰によって、新しさと古さが同居。
特に、今作は前作よりもメロディのキャッチーさが強くなっていることもあり、土埃が立ちこめるようなアレンジでもクラシカルになり過ぎず、また時折見られる実験的なサウンドアプローチでもエンジニアリングの面ばかりが強調されないという強みも発揮。
芯がブレず、身がギッシリと詰まった会心のロックアルバム。
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2008年のグラストンベリーフェスティバルでの新人発掘コンテストで優勝したロンドンの3ピースバンドのデビューアルバム。「こういう枕詞ってガックリ率高いんだよな」と思いつつ、MySpaceで聴いてみるとマズマズだったのでとりあえず購入。
全体を通して5点満点で3点くらいの曲が並んでいて、時々3.5点の曲がある程度の内容は、一回聴いたときに耳に馴染むという意味で実践的ではあるけれど、コンパクトにまとまり過ぎ。それはバランス感覚の良さというシロモノではなく、強みの欠如と言った方が正解な気が。
聴いているときの微妙な心地良さは単に尖った部分のなさ故で、聴き終わってから残っているものは少なく、正直言って退屈。色んなタイプの味付けをしてはみても、どれもこれもが「単に借りてきました感」タップリで表層的。初見の一発勝負では強かったかも知れませんが、アルバムでは中の下といったところ。
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気がついたら6月も終わっていたので、今年の上半期のベストアルバムを選んでみました。選択対象は今年リリースの新譜のうち6月中に入手した37枚で、6月中発売でも7月入手のWilcoやMobyの新譜は対象から外しました。
合計で40枚も買ってないので、取りあえずベスト3と次点の4枚だけピックアップ。
Yeah Yeah Yeahsは大きくジャンプアップした印象で、エキセントリックさを抑えた部分でも充分に存在感が出てきた傑作だと思います。
Jason Lytleは個人的な趣味の色が濃いですが、年齢を重ねてくるとこういった音が身に染みてくる訳です、はい。
そういう意味ではDovesも世間一般の評価と比べると多少甘めかな。確かに、前作と比べるとサウンド的には地味になっていますが、内容は充実一途で、毎作期待を裏切らないアルバムをリリースしてくるのはサスガです。
次点候補は結構多いのですが、敢えて
を選択してみました。ヒンヤリとした音が心地良いです。ちょっと前のレビューのエントリでも書きましたが、サマソニに行く方は是非ともご覧下さい。
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Belle & SebastianのStuart Murdochが撮影予定の同名映画のサントラ。音楽は全面的にStuart Murdochが手がけ、公開オーディションで決まった女性ボーカリスト5名以外に、盟友Stevie JacksonやThe Divine ComedyのNeil Hannonが参加。
ベルセババージョンとは違って、充分にテンポを落としてシットリ仕上げた"Act of The Apostle"や"Funny Little Frog"、ストリングスの軽快な部分を活かした"God Help The Girl"、モノクロ映画のワンシーンにはまりそうな"A Untied Theory"、フルオーケストラをバックに従えた"Musician, Please Take Heed"など、様々な表情を見せる楽曲群をラインアップ。
音楽的にはBelle & Sebastian直系の美しいメロディをコアコンピタンスとしながらも、クラシカルな面を強調したり、ジャズっぽい調べを奏でたりと、サウンドの自由度は高め。また、全体的に育ちの良さが目立つ楽曲が多いものの、鼻に付くスノッブさはなく、単純に楽しめるポップミュージックとして成立。
サイドプロジェクトということで半信半疑でしたが、ベルセバの新譜が出るまでのツナギ以上の内容です。
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The Walkmenらの作品を手がけたChris Zaneプロデュースによるマサチューセッツ出身の5ピースバンドのデビューアルバム。最初聴いたときには「流行に乗っかったエレポップバンド」の登場かと思いましたが、何度か聴く間に徐々に印象が変化。
確かに表面的にはエレクトロポップですが、シンセサイザーは単に表現手法として活用している印象が強く、作品としてはインディーロックっぽさを感じる内容。The Chemical Brothersの"Star Guitar"の香りが漂ってくる"The Reeling"など、時々ツッコミを入れたくなることもあるものの、基礎が比較的シッカリしていることもあって、上っ面だけを辻褄合わせしたようないい加減さはなし。
但し、琴線に触れるような楽曲があることを認めた上で、ナヨっとしたメロディと軽めのエレクトロポップ的アレンジの絶妙な邂逅による今回の成功体験が、次作以降も続くかどうかはちょっと微妙かも…
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ブルックリン出身の4ピースバンドによる3rdアルバム。アコースティック系楽器に音響的味付けをしたサウンドは時折温かさを感じさせるものの、過度の迎合の姿勢を見せることはなく、基本的にはヒンヤリと、そして独特の距離感で展開。
繊細さを強みとしながらも、広めの音場に様々な音を配した"Southern Point"、ほのかな甘さを感じさせるメロディとアレンジの"Two Weeks"、冷めた表情の中に垣間見える人間的な暖かさがLowを彷彿とさせる"Fine For Now"など、人工的な工夫の中に自然な美しさを放つ楽曲が多数。
人懐っこさや鮮やかさを持つ楽曲が多い訳ではありませんが、曲から滲み出してくる不思議な魅力があって、気づけば何度もリピートして聴いているという作品。単純にメロディが良いというよりは、個々のメロディの色を活かすために徹底的に練り上げられたサウンドプロダクションの良さの勝利。推薦盤。
そんな彼らは今年のサマーソニックに登場します。サマソニに行く方は是非!(あまりの心地良さに眠ってしまうかも知れないけど)
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約2年ぶりの8thアルバム。しばらくの間、エレクトロニカ、バンドサウンド、クラシカルといった明確なテーマを打ち出したアルバムのリリースが続いていましたが、今作はロックあり、昭和風ポップスあり、クラシカルな要素ありとゴッタ煮的内容。
比較的ストレート&シンプルな"愉快なピーナッツ"みたいな曲もありますが、個人的に気になるのはピアノが大活躍している楽曲達。懐かしさを感じさせるピアノが一昔前のメロディにジャストフィットする"夜汽車"、透明感溢れるフレーズが印象的な"さよならリグレット"、ダイナミックに動き回るラインがポップなメロディにピッタリの"魂のゆくえ"など、名曲多し。
ただ、鮮やかなメロディやアレンジを突きつけ、思わずハッとするようなタイプの曲はほとんどなく、リスナーサイドから楽曲の中に主体的に入り込まなければ、聞き流してしまいそうな「微妙な良い曲」がダラダラと垂れ流される展開は相変わらずで、それが「らしく」て微笑ましく、何か嬉しい。
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約1年ぶりの新作はRobert J. Flahertyによる1934年制作の"Man of Aran"というドキュメンタリーフィルムのサウンドトラック。ほぼ全編インストゥルメンタルの楽曲群は、British Sea Powerならではの側面を含みながら、やはり過去の作品とは異質。
ストリングスやギター、ピアノなどで静寂の割合が高いモノクロームかつスケール感の大きなサウンドスケープを描いたかと思えば、Sigur Rosばりの美しいサイケデリック感覚を持つ凶暴性を表に出すなど、彼らの持つ両極端の音楽性を生々しく、より露わに表現。
抽象性が高く長尺の楽曲群は音だけで聴いていると集中力を保つのは難しいですが、同梱のDVDで映像と共に聴くと音が敢えて映像に委ねた最後の1ピースが絶妙に埋められて印象が変貌。その意味で、サントラとしてのデキはハイレベル。
ただ、やっぱりコレをBritish Sea Powerのオリジナルアルバムとして評価するのはちょっと無理があるかな。
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