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2004年9月26日 (日曜日)

Let's Bottle Bohemia / The Thrills

デビューアルバムから1年少しのインターバルでリリースされた2ndアルバム。ザックリ言ってしまうと「情けない男の夏の想い出」的な雰囲気ですが、前作が楽しかった夏の想い出を未練タップリに振り返っているのに対して、ニューアルバムでは未練を振り切れてはいませんが、前向きな力強さを感じさせます。

サウンド的にはメランコリックなメロディへ依存したアレンジは減少し、それぞれのパートのコンビネーションで曲のイメージを構築していくようなアプローチが増えています、例えば、イントロのギターが「強く生きていく」と表明しているような"Tell Me Something I Don't Know"やストリングスによって奥行き感を出した"Whatever Happened to Corey Haim?"、メロディとアレンジのバランスが良く、シークレットトラックを含めて組曲的構成になっている"The Irish Keep Gate-Crashing"など、前作にはなかったタイプの曲も増えています。

ただ、全体的なレベルの底上げには成功している一方で、メロディの即効性や瑞々しさは後退していて、キラーチューンを実装した曲が減少しているのは気がかりです。まだ基礎体力を付けるフェーズなのかも知れませんが、弱点を強化した結果、長所が弱まってしまうのは縮小均衡サイクルへ踏む込みつつある危険な香りもしてきます。

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コメント

Shoot, who would have tohhugt that it was that easy?

投稿: Marv | 2013年4月 5日 (金曜日) 午前 10時36分

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