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2004年9月 3日 (金曜日)

The Libertines / The Libertines

本当に短期間にバンド周辺でイロイロとあったThe Libertinesのニューアルバム。まずは、アウトロのようなイントロで始まる"Can't Stand Me Now"のリラックス感に驚き。前作は倍速再生のような勢いのBPMで最初から最後まで突っ走っていただけに、やはり様々な出来事が音作りにも影響しているのかなというような雑念も起こります。

などと思ってアルバムを聴き進めると、どうもリラックス感というよりは、ユルユル感、もっと言うとダメダメ感が全体を支配しているような気もしてきます。ただ、そんなダメダメ感は前作でもライブでもある程度見えていましたし、威圧的なサウンドプロダクションを放棄することで、本来の姿がより明確に見えてきただけかも知れません。

で、そのダメダメ感っていうのは本当にダメかと言えばそんなことはなく、"Don't Be Shy"はテキトーな感性が良い方向に作用した前半のキーになるような曲ですし、タイトル通り子守歌のような緩さを持った"Music When The Lights Go Out"の柔らかな表情はこれまでにない魅力を持っています。要は、結論を先にズバリと言ってしまうスピード感を放棄して、作り手側が想いを説明的に付加した分だけ、聴き手側の解釈の余地が生まれたということでしょう。疾走感の喪失と持ち玉の増加の損得勘定はもう少し聞き込んでからかな。

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