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2004年10月 2日 (土曜日)

Kasabian / Kasabian

シングルリリース前から大騒ぎのKasabianのデビューアルバム。プレスでの取り上げられ方と、試聴した"Club Foot"の印象からThe Music辺りの流れを汲んだデジタルビシバシ系の音を予想していたのですが、アルバムを聴いてみると予想外にクレバーな印象。

The Musicがデビュー作で見せた「アーティストサイドの意向による完成形グルーヴ」だったのに対して、Kasabianの場合は「リスナーサイドの解釈でカスタマイズ可能なB.T.O型グルーヴ」。オリエンタルな雰囲気の"Processed Beats"やシンプルなリズムトラックで感覚を麻痺させていく"Reason is Treason"など、密度は低めながらも序盤から身体を揺らす音が続きます。

また、グルーヴをキーワードにして80年から現在までを豪快に俯瞰してまとめたサウンドも新鮮で、Beckの"Where It's At"をモロに意識したような"Butcher Blues"には思わずニヤリとしてしまいます。ここのところ、現在進行形の音に不感症気味でしたが、一気にモヤモヤが取れた感じです。楽曲やアレンジの持ち玉も豊富で、強烈な印象がないにも関わらず、繰り返し聴いてしまう常習性を持ったヤバさあり。

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UK出身の4人組、KASABIANの1stアルバム。ダンスビートとロックを融合したクラブ向きのクールなサウンドが巷で話題になってます。「Club Foot」を... [続きを読む]

受信: 2004年11月 6日 (土曜日) 午後 03時45分

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