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2006年6月11日 (日曜日)

Riot City Blues / Primal Scream

RiotcitybluesKilling JokeYouthをプロデューサに迎えた約4年ぶりの8thアルバムは"Vanishing Points"から"Evil Heat"まで5年間続いたエレクトロニクスをプラットフォームとした多様な楽曲の展開から、アメリカンルーツミュージックに重心を移した内容に仕上がっています。

まず驚くのはリードトラック"Country Girl"。アッケラカンとしたメロディと吐き捨てるようなBobbie Gillespieのボーカルの食い合わせが非常に良く、Primal Scream流カントリーとして見事に結実。その後、女性ボーカルを従えたグラマラスな"Nitty Gritty"、Echo & The BunnymenWill Seargentの冷たくエッジの立ったギターが印象的な"When The Bomb Drops"、優しく包み込むような"Sometimes I Feel So Lonely"まで奇を衒うことのない生々しいロックを連発。

本当にPrimal Screamを聴くと音楽のジャンルというものは曲に紐付けられたラベルであって、レコードショップなどの分類は単なる便宜上のものに過ぎないことを思い知らされます。全体的に目が合うとぶん殴られそうな緊張感は薄れ、微笑んでいるような楽曲さえありますが、実は目の奥は笑っておらず臨戦態勢で、ライブでその微笑みがどう変わるかが楽しみです。

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