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2006年7月 1日 (土曜日)

The Complete BBC Peel Session / The Delgados

Thecompletebbcpeelsessions_1昨年の来日後に突然発表したThe DelgadosのJohn Peel Sessionを中心にしたコンピレーション。1995年5月から2004年9月までに収録された7つのセッションは、初期のパンキッシュな面から中期のオーケストレーションを活かした面、末期のキレイに磨き上げられたポップな面まで様々な側面を見せています。

フックの効いたメロディに「小生意気な娘」調のEmmaのボーカルがハマりまくりの"Blackwell"やYeah Yeah Yeahsのようなパンチのあるポップロック"Under Canvas Under Wraps"、アルバムよりも楽曲とアレンジの良さが引き出された"The Arcane Model"やストリングスの表情が豊かな大作"No Danger"などライブならではの躍動感に溢れています。

序盤はやや一本調子なところがありますが、中盤以降はハイライトの連続で、ポップミュージックの許容量と可能性の大きさを10年という時間軸上に一気に展開。Emmaのファルセット気味のボーカルがキュートなELOの"Mr Blue Sky"のカバーも秀逸ですが、男女ツインボーカルを存分に活かしたRobert Burnsの"Parcel of Rogues"のカバーの美しさには絶句。

メジャーになりきらなかったのが彼らの音を支えたのかも知れませんが、この音が限られた人の耳にしか届かなかったのはやっぱり残念で、彼らの解散はSix. by SevenGrandaddyの解散と同様に大きな損失です。

これを読んでくれた1人でも多くの人に届けばいいのにな。

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