« ホッとひと息 | トップページ | Keaneツアー小休止 »

2006年8月19日 (土曜日)

The Great Western / James Dean Bradfield

ThegreatwesternManic Street PreachersのフロントマンJames Dean Bradfieldの1stソロアルバム。Manicsのサウンドブレーンを迎えて製作したサウンドは、Manicsの前作"Lifebook"と同じ路線で、メロウで親しみやすいメロディを活かした「無理をしない」ロック。正直、"Lifebook"とのサウンド的な大きな差異はありませんが、大仰な感じが抑制され、リラックスした曲は心底リラックスした雰囲気。バンドの「十字架=進むべき(と期待されている)方向性」から解放され、白紙の状態での方向性の自由度がそんな開放感を作り出したような気もしてきます。

カバー曲の"To See A Friend in Tears"の優しい歌声は、2001年の雨のフジロックで"Raindrops Keep Falling on My Head"をアコースティックセットで歌ってくれた柔らかな時間を思い起こさせてくれ、初めてのソロアルバムなのに、ここまでバンドの音に似通っている音を作ったJamesの不器用さに思わず微笑んでしまいました。Manicsの新作は昔のようなロック路線に戻るらしいので、この作品はバンドのシフトチェンジ前のJamesとしてのサマリーという位置づけかな。

ちょっと小太りで髪が薄いところが名前負けしてますが、こんな良い音楽を作れる奴が同い年に居てくれるのは頼もしい限りです。目新しさはありませんが、良質のメロディが満載の素敵な作品です。

|

« ホッとひと息 | トップページ | Keaneツアー小休止 »

ファーストインプレッション」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/10619/11506918

この記事へのトラックバック一覧です: The Great Western / James Dean Bradfield:

« ホッとひと息 | トップページ | Keaneツアー小休止 »