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2007年7月30日 (月曜日)

3日目サマリー

Pict4880 最終日は残念ながら午後から雨の予報。確かに、宿の窓から見た苗場の方向には雲がかかっていて、今にも雨が降り出しそう。ただ、山の天気は変わりやすい、つまり予報が当たるかどうか分からないということで、ホテルをチェックアウトして会場へ。

前日の夜の段階では、「The Wombatsから見る!」と心に決めていたものの、結局眠気とやる気のなさには勝てず、一つ後ろのThe Pigeon Detectivesからスタート。アルバムで聴かせたグッドメロディなロックをライブ仕様で小気味良く聴かせてくれるのは良いのですが、それ以上のプラスαはなく、2,3曲で飽きてしまいました。このレベルの曲を書くバンドだったら他にもたくさんいるので、何か独自性がなければキツそうかな。ワールドレストランエリアの前の林の中でビールを飲みながら聴いていたオヤジのボヤキです。

オアシスエリアでパクチーとセロリの入ったタイラーメンを眉間にシワを寄せながら食べた後、Mikaを見るためにグリーンステージへ。本国ではブレイクして、日本ではちょっと前にアルバムがリリースされ、ドコモのCFソングにも使われているという状況もあってか、午後の時間帯としては驚くほどの集客でした。ニコニコしながら登場したMikaはパンチの効いたボーカルやファルセットを効かせたボーカルを自在に駆使しながら、ときにポップに、ときにロックに、そしてEurythmicsの"Sweet Dreams (Are Made of This)"ではちょっぴりソウルフルな雰囲気も加えたりしてました。ラストはドラゴンドラの終点からスカウトしてきたと思われるハイジ&動物達をゲストに迎え、大小様々な風船に自動シャボン玉製造器、紙吹雪発射機を駆使しながら、カラフルでポップ、そして何よりハッピーな空間を作り上げてくれました。「Mikaがなんぼのもんじゃい」と斜に構えていた僕も大満足でした。

The Shinsを見るためにホワイトステージへ。ところが、Mikaの集客の見積もりが甘かったのか、グリーンステージからホワイトステージへ向かう道が激混み。確かに、グッズ売り場のところは、二方向から来た人が集まり、その先にはリストバンドチェックゲートがあるから、混むのは仕方ないんだけど、普段の倍近くの時間がかかってしまいました。そして、ホワイトへ向かう林の中から原始人が登場…するのは良いんだけど、このパフォーマンスは未だに理解できないよ。

The Shinsは地味ながらも良質のギターロックを聴かせてくれて満足。勢いだけでも、メロディだけでもなく、曲全体の良さがジワジワと身体に馴染んでくる感じ。メンバーの人の良さも手伝って、Mikaで感じたのとは違う種類の幸福感が沸き起こってきました。そして、この辺から雨が少し強くなってきました。天気予報が当たることもあるんだね。

再びグリーンへ戻ってHappy Mondays。リアルタイム世代な割に、Happy Mondaysには何の思い入れもないのですが、Shaun Ryderの不気味なまでの笑顔とBezのダメっぷりに何だか嬉しくなりながら、"Hallelujah"を聴きながらBattlesを見るためにホワイトへ移動。

そして、Battles。今年のフジのベストアクト。アルバムの変態っぷりを見事に再現、そしてプラスαのテンションを叩き出してました。メンバー同士や自分自身と闘いながらストイックなまでに一つの曲を仕上げて行く姿は圧巻。個々の演奏力もさることながら、ステージから一分の隙もなく放たれる音はまさにプロフェッショナルの音。複雑なリズムは生き物のように動き回りながら、他の楽器と共生しながら、世界を作っていくという雰囲気。結構オーディエンスの入れ替わりは激しかった気がしましたが、あの場に入れたことは本当に良かったと思います。そして、隣にいたお母さんに抱っこされていた1歳くらいの子が、変態リズムに合わせて手拍子をしていたのが何とも言えず微笑ましかったです。是非、将来日本からもこんな音を作って欲しいものです。

またまたグリーンへ戻って東京スカパラダイスオーケストラ。人の入りはかなり多く、特に前方のノリは後ろから見ていると異常なほど。2005年に続いて「ルパン三世のテーマ」が聴けて嬉しかった。そして、Clap Your Hands Say Yeahを見るためにレッドマーキーへ移動。

ところが、開演時間10分前くらいの時点で、既にレッドマーキーは人が溢れている状態。「ま、去年もライブ見たしなあ」と自分を納得させながら、クイーンシーバで赤カリーとタピオカ入りバナナシェイク(美味)を買って、レッドマーキーの外にあるゴミ箱の横で鑑賞。前回の来日時よりも多少音がカラフルになったような気はしましたが、それ程大きく変わった様子もなかったので、グリーンへ再度移動してThe Chemical Brothersの準備。

正直、The Chemical Brothersはもう見飽きているので、新しい発見はないと思ってました。ところが、今回はレーザーを多用するなどビジュアルを新しくしたり、ミックスを結構変えてきたりしていて、"Galvanize"~"Do It Again"~"Hey Boy, Hey Girl"の流れから"Star Guitar"辺りまでは充分に満足。ただ、後半は惰性で押し切っている感じが拭えないかなという感じ。あれだけの人数を踊らせるパワーを未だに持っていることはスゴイと思う一方で、"Saturate"の後に"The Private Psychedelic Reel"で目がくらむほどの光を放って欲しかったなあとか思うような「隙」があったように思います。Battlesで受けた衝撃が残っていたのかも知れませんが…

こうして、3日目、そして今年のフジロックは幕を閉じましたが、例年よりも体力が余り気味です。ということは、ライブへ注力しきれなかったのかな。確かに、ご飯食べるからライブをあきらめたり、ゆっくり寝たいからライブを見ないってのがたくさんあったからなあ。来年は噂されているUKデーで燃え尽きたいもんです。

個々のライブレポは、冷静にまとめてから追ってアップする予定です。

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Fuji Rock Festival 2007」カテゴリの記事

コメント

Battlesはホワイトステージの混み具合を考えると、結構チケット争奪戦になるのかも知れませんね。ただ、先行がハズれても、一般で普通に買えることも多いので、頑張って下さい。

Jarvis Cockerは普通に場内を歩いてたみたいですね。子供を肩車してグリーンからホワイトへ行く道を歩いている姿も目撃されたとか(^-^;

投稿: Jun | 2007年8月 5日 (日曜日) 午前 08時39分

お返事ありがとうございます〜。
BATTLESはちょうど9月のライブの先行受付中だったので申し込みましたが、ハズれました・・。これもフジロック効果?と思っております。
MUSEは初体験だったので、最初は笑ったりしてましたが、そのうち引き込まれてしまいました。
私の友達はジャービス一家に遭遇したそうです。いいお父さんをしながらもオーラを放っていたらしいですよ。

投稿: sasaki | 2007年8月 4日 (土曜日) 午後 10時10分

コメントありがとうございました。Battlesのライブは壮絶でしたね。アルバムの「何じゃ、こりゃ!?」って曲をちゃんと再現(+α)していたのが驚きでした。あと、ドラムのハイハットの位置の高さにも驚きでした。

Museは機材の到着が遅れて、危うくキャンセルになりかけていたとか。それでもベストライブアクトに相応しいライブだったと思います。

僕もベストアクトはBattlesかな。あとはJarvis Cockerも良かったです。Ocean Colour Sceneも感慨深かったです。それで、単純に楽しめたのはMikaですね。

これからも、たまにこっそり覗いて下さい~♪

投稿: Jun | 2007年8月 4日 (土曜日) 午前 07時46分

はじめまして。私もフジロック参加しました!
今までこちらのブログをたまにこっそりのぞかせてもらっていたので、これを機にごあいさつを。
東京在住、同年代の女です。同年代ですが昔から洋楽を熱心に聴いてきたわけではないのであまり詳しくなく、CDのレビューとか参考にさせてもらってます。ありがとうございます〜。
ちなみにフジ3日間の私のベストアクトはMUSEとBATTLESです。

投稿: sasaki | 2007年8月 3日 (金曜日) 午後 02時45分

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