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2007年8月

2007年8月31日 (金曜日)

My Bloody Valentine復活?

最近、オフィシャルのMySpaceのページを立ち上げたMy Bloody Valentine2008年のコーチェラで再結成するという噂があるようです。

コーチェラではRage Against The MachineやらThe Jesus & Mary Chainらが再結成ライブをやっていることもありますし、結構信憑性がありそうな気もします。ただ、僕は"Loveless"さえも今ひとつピンと来ないこともあって、このニュースを見たときも「へぇ~」って感じでした。世代的にはど真ん中なんですが…

とはいえ、コーチェラはメンツ的に一番惹かれるフェスなので、思い切って見に行ってみるってのはアリかも知れないな。マイレージを使ったらタダで往復できそうだから、本気で考えてみよかな。

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2007年8月29日 (水曜日)

イマイチ進まず

フジロック3日目とサマソニのThe Cornelius GroupPet Shop Boysのレポートを書こう書こうと思っているのですが、小忙しかったり、夏バテ気味でやる気がでなかったりして、遅々として進みません。何とか今週末には…といいつつ、既に記憶が薄れつつあります。夏休みの宿題を最終日に駆け込みでやってる感じです。

最近はElvis Perkinsの"Ash Wednesday"にはまってます。アコースティックな感じの内容が、暑さでくたびれた頭と身体を優しく包んでくれます。渋すぎず、甘すぎず。良いです。

あと、この前買ったThe Coralの"Roots & Echoes"。前作くらいから聴きやすくなってきたけど、昔の変態さはどこへ行ったんだろっていうくらい普通になってきちゃったな。昔のが好きな人はちょっと物足りないかな。

それから、Super Furry Animalsの新作の輸入盤はなぜこんなに入手が難しいんだろう。
Amazon.ukで買おうと思ったけど、20ポンドくらいしたからあきらめ。あと2週間待って日本盤を買おうっと。

とお茶を濁して今日は終了。おやすみなさい。

そうそう、「ZO-3 芸達者」買いました。届いたら、ひたすら"Plug in Baby"のフレーズを練習します。ちょっと楽しみ♪

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2007年8月28日 (火曜日)

新iPod発表?

Appleが米国時間の9月5日にマスコミ向け発表会を行うようで、そこで新しいiPodが発表されるのではという噂が立っています。

ただ、全機種がiPod nanoと同じくフラッシュベースという話もあるようで、今回も買い換えは見送りかも…まあ、iPhoneの電話機能を取り除いて、インタフェースを少し変えるってのが一番妥当な線だもんなあ。

さてさて、何が出るやら来週の木曜日が楽しみです。

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2007年8月26日 (日曜日)

ベテランの貫禄 (Manic Street Preachers at Ocean Stage on 1st Day)

08110004 Cyndi Lauper目当てと思われる大量の人がソニックステージへ吸い込まれるのと逆行して、クソ暑い中をオーシャンステージへ。実績やネームバリューからするとトリでもおかしくないハズなのに、Bloc PartyKasabianの間でトリ前々というのが今の日本でのManic Street Preachersの位置なんだなあと思うとチョッピリ寂しい感じも…

ただ、メンバーは終始ノリノリで、ライブはパンキッシュな"You Love Us"でスタート。立っているだけで汗が滲みだして来る暑さの中、ディストーションギターの熱い攻めのサウンドが気持ちいい。熱いときに食べる激辛料理みたいなもんだな。ステージは正面から西日を受ける配置になっているため、James Dean Bradfieldはサングラスを着用。まだ日差しが強く、暑いということもあって、Jamesは1曲終わるたびに肩で息をしてました。同年代だから気持ちは分かる。気にするな、James!ただ、Nickyキメの部分で足を開いてシッカリ飛んでるぞ。だからもう少し頑張れ、James

フェス仕様のセットリストは、ソフトで緩めなものからハードでエッジの立ったものまで幅広く選曲され、要所ではManic Street Preachersらしい曲を配置する贅沢さ。ポップサイド寄りの"Your Love Alone Is Not Enough"をやったかと思うと、深遠なアレンジの"Everything Must Go"や"If You Tolerate This Your Children Will Be Next"というように、ベテランの余裕と貫禄を感じさせる内容。

中盤、やや流れが落ち着いたところで、「イチ!ニ!サン!シ!」のMCと共にキャッチーなメロディをパンキッシュに仕上げた"Motown Junk"で燃料を再投下。さらに、代表曲の一つである"A Design for Life"へ。残念ながら、単独ツアーと比べるとコーラス部分の盛り上がりには欠けたけど、これは仕方がないか…嬉しかったのは"Little Baby Nothing"が聴けたこと。暑い中、砂埃にまみれて見ていて良かったよ。そして、ラストは初期の名曲"Motorcycle Emptiness"。メランコリックなメロディは日が傾き始めた時間帯にフィットしていて、そのセンチメンタルさが胸にジワジワと染み入ってきました。ただ、午後6時前に「今日はありがとう。最後の曲は"Motorcycle Emptiness"です。おやすみ」って…サスガにまだ寝ないよ(^-^;

始まる前の人の少なさを見たときには何だか申し訳ない気持ちになりましたが、(Kasabian待ちのファンが増えたこともあるけど)徐々に人が増えて来てホッ。やっぱり、ヒット曲の多いバンドは強いね。ヒット曲が多いということは、人を惹きつける要素を持った曲が多いということだもんなあ。個人的にも代表曲を網羅したセットリストもコンパクトながら充分に満足で、新作"Send Away The Tiger"で近作のモヤモヤ感を吹っ切ってくれたのと同じく、ライブでも最近の停滞感を見事に払拭してくれて、最近の彼らのライブでは一番楽しめました。

セットリスト

  1. You Love Us
  2. From Despair to Where
  3. Your Love Alone Is Not Enough
  4. Everything Must Go
  5. Ocean Spray
  6. If You Tolerate This Your Children Will Be Next
  7. Autumn Song
  8. La Tristesse Durera (Scream to A Sigh)
  9. Motown Junk
  10. A Design for Life
  11. Little Baby Nothing
  12. Imperial Bodybags
  13. You Stole The Sun from My Heart
  14. Motorcycle Emptiness

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2007年8月25日 (土曜日)

ZO-3を買おう

Wowowのフジロック番組はつまみ食いみたいな構成でしたが、かなりたくさんのバンドが見れたので、これはこれで面白かったです。自分が見れなかったステージで良いライブがあったのを知るとちょっぴり残念だったり…

初日はYour Song Is GoodDamian Riceの代役で出たCutman-BoochePe'zが良かった!あと、前夜祭でも凄テクを披露してたRailroad Earthもテレビで見ているのを忘れるほどのナマのグルーブでした。日野皓正は放送された曲を聴く限り、ちょっと難解だったのかな。

二日目はLess Than Jake巨大サークルピット(運動会をしているようなデカさ)とIggy & The Stoogesステージ上の人の数(上げすぎやろ)にビックリ。ぼーっと身体を休めている間に、あんなおもろいことが行われてたのか~Iggy Popはオーディエンスに身体触られまくってて、最後には「落ち着け、落ち着け。お前ら全員下りてくれ~」って言ってたのが面白かった。

そして、Museのライブを見てギターが欲しくなりました。"Plug in Baby"のイントロを弾きたいのです。と言う訳で、今日は午後からディストーション付きのZO-3 芸達者を探す旅に出てきます。20年くらいぶりだけど、まだ弾けるかな。

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2007年8月24日 (金曜日)

Messages / To My Boy

Messages Shitdiscoを手がけたLuke Smithと最早説明不要のJames Fordをプロデューサに迎えたリバプールのデュオのデビューアルバム。サウンド的には80年代風のシンセサイザーやドラムマシーンを前面に押し出したエレクトロパンク~ポップという感じで、その開き直り具合はナカナカ見事。

ところが、昔のエレクトロポップの多くが、シンセサイザーという楽器の単なるエイリアスに過ぎず、これといったコアを持たないバブルガム的なミュージックだったのに対して、To My Boyのサウンドは外見はこれでもかという位にチャラチャラしながらも、楽曲自身は堅実でシッカリとした仕上がり。

個人的にはコトバばかりが先走りした「ニューレイブ」よりも、こっちの論理付けが不要なバカバカパーティーポップソングの方がずっと楽しいです。聴いても踊っても楽しめる完成度の高いポップミュージック。オススメです。

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If Symptoms Persist Kill Your Doctor / Six. by Seven

Ifsymptomspersistkillyourdoctor オリジナルメンバーで復活したSix. by Sevenの約2年ぶりのオリジナルアルバム。と言っても、前作リリース直前に解散を発表した後も、コンパイル盤をリリースしていたり、TwelveやらSpotlight Kidやらのソロプロジェクトで作品をリリースしていたりするので、「本当に解散していたのか?」という疑問も沸いてきます。

重苦しいギターのノイズで満たされた"Nations"を聴いたときには、「この状態で再始動して意味があるのかなあ」と思いましたが、しばらく表舞台に出てこなかったメロディを纏った"Radio Silience"や単なる息苦しさではないサイケ感を持った"World Army"など「オッ」と思わせる曲やフレーズもあって、思わず小躍り。

思えば、サウンド的にも大きな賭けに出て、アンセムにさえなり得る程クオリティの高い"Bochum (Light Up My Life)"がシーンからほとんど無視された格好になって以降、アンダーグランドに潜り込んでしまったような雰囲気でしたが、やっと視界が開けてきた感じがあります(もちろん、昔のカラフルなサウンドには遠く及びませんし、今後どうなるかも分かりませんが…)。

Six. by SevenとはSt. Pancras駅とKing's Cross駅にあった煉瓦造りの建物に貼ってあったデビューアルバムのフライヤーを見て以来の付き合い。今さら10年分も時計の針を巻き戻すことは難しいですが、まずは彼らの新しい作品を聴くことができて嬉しいってのが本音です。

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予告編

最近、ちょっぴり忙しかったのでサボリ気味でしたが、今日の夜あたりにはSix. by SevenTo My Boyの新譜のファーストインプレッションを書きます (多分)。週末にはフジロックとサマソニのレポートの続きを書きます (きっと)。

そして、今夜はWowowでフジロック9時間一挙放送です。ヘッドライナーを除くとほとんど1アーティスト1曲という朝日放送のサマソニのようで、選曲にも疑問の残るがありますが、チケットを買って見に来ている人がいる手前、しゃーないのかな。

見に行った人も、見に行ってない人も、今年の夏フェス総決算。

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2007年8月19日 (日曜日)

Fevers but Minors? (Bright Eyes at Sonic Stage on 1st Day)

Hot Chip終了後、Bright Eyesを見るためにソニックステージへ小走り(ダッシュはできませんでした)。スタンド席の空きを見つけるのがめんどくさかったので、アリーナへGO。アリーナはそれ程広い訳ではないのですが、徐々に後方に死体安置所が形成されつつありました。

Bright Eyesのライブを見るのは初めてだったので、まずツインドラムのフルバンドスタイルにストリングスまでいるのを見てビックリ。そして、(ソニックステージの音が悪く潰れていたものの)、大勢のメンバーから出される音はアルバムで聴くよりもずっと骨太の印象。さらに、シャイな青年っぽいイメージが強かったConor Oberstは結構ロックな雰囲気が漂っていて、缶ビールで「カンパーイ」などもやっていました。

残念ながら終始盛り上がりには欠けていましたが、"First Day of My Life"の切なさは痛いくらいに突き刺さってきましたし、目一杯にバンド構成を活かした"Four Winds"も楽しく、ライブのクオリティは必要十分だったと思います。ただ、こういった「イベント」(敢えて「フェス」とは呼ばない)&時間帯的に仕方がないとはいえ、単独公演に行くほどのファンでない僕でさえ短いと感じたので、好きな人にとっては不完全燃焼だろうなあという気はしました。

Bright Eyesが終わって、オーシャンステージへ向かう途中、Cyndi Lauper目当てと思われるオーディエンスが大量にソニックステージへ向かっていて、ちょっと驚き。ひょっとして、今ブーム再燃だったりするのか!?

セットリスト

  1. Clairaudients (Kill or Be Killed)
  2. Hot Knives
  3. Middleman
  4. First Day of My Life
  5. The Calendar Hung Itself
  6. Four Winds
  7. No One Would Riot for Less
  8. I Believe in Symmetry

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裏ベストアクト…かも (Hot Chip at Dance Stage on 1st Day)

The Polyphonic Spree終了後、しばらく涼しい場所で身体を休め、Hot Chipを見るためにダンスステージへ。ダンスステージは屋内テニスコートにビニールシートを敷いて、エアコンを設置しただけのスペースで、中は明るく雰囲気はゼロ。おまけに、一つのアクトが終わるとビニールシートが皺だらけになって危ないのなんの。こんなの3分ほど考えたら気付きそうだけど、「場所がないし、しゃーないか」って感じで決まったんだろうなあ。さすが、キョードー大阪クオリティ。

KlaxonsDigitalismなんかだと規制がかかりそうな狭さでしたが、Hot Chipのときは幸か不幸か空いていて、身体を動かすスペースは充分でした。ステージにはコンガ、スタンドに置かれたポータブルシンセ (ドラムマシーン?)、ギター、ドラムスが置いてあり、ダンス系のアクトとしてはちょっと不思議な雰囲気でした。

定刻にメンバーがゆるーく登場。オーディエンスの反応もゆるめ。ライブでは最初は分からないけど、そのうち「ああ、アレか」ということが多く、結構ミックスもいじってる気がしました。また、「俺達がお前らを踊らせるぜ!」というような押しつけがましさはなく、「まあ、気が向いたら踊ってね」という空気が充満していく中、徐々に踊る人が増えて行く感じ。特に、膝でリズムを取りながら機械を触ってるガタイのデカイ、ヒゲオヤジ(ボーカル)のキャラが良い味を出していて、視線が釘付けになりました。

彼らの作り出すユルユルの横ノリグルーブは、暑苦しい環境で疲れが見え始めた身体に優しく、思っていた以上に楽しめました。まあ、ハイになりたい人には多少物足りない面は否めませんが、終盤まで取っておいた"Over & Over"は(それまでと比較して)一段と盛り上がりましたし、New Orderの"Temptation"のカバーも良かったです (しかし、この曲をカバーする人達多いですね)。あと、クールダウンにピッタリの"My Piano"やら新曲なども鮮烈な印象はなかったものの、心の隙間に引っかかるような微妙なデキで、彼らのサウンドアイデンティティにピッタリでした。

バンドとしてのキャラも充分に立っていて、今度はもう少し雰囲気のある場所で見てみたい「ライブ」でした。BIG CATくらいならいっぱいにできそうな気がするので、是非よろしくお願いします。

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2007年8月16日 (木曜日)

Teenager / The Thrills

Teenager Dave Sardyから再びTony Hofferにプロデューサを変更した約3年ぶりの3rdアルバム。という訳で、前作のクロージングトラックで「おっ!」と思わせたスケール感タップリの方向性はなかったことにされ、再度ストレートに「夏」を感じさせる内容。但し、これまでのような全ての予定(=妄想)が失敗に終わって落ち込み気味の晩夏ではなく、根拠のない期待に胸躍る7月上旬といった雰囲気。

特に、"The Midnight Choir"や"Restaurant"に見られる高音のギターのカッティングがやや甘めのメロディの湿気を巧く取る働きをしていて、「夏休み終了10日前の恨み節」からの脱出に成功。アルバムジャケットもエライことになっているし、遂にひと夏の経験完了なのか!?

などと一瞬思ったものの、全体を通して聴くとやっぱり青っぽく、甘酸っぱいメロディ全開。今までとは多少テイストは違うものの、イケてない夏を歌わせるとこの人達の右に出るバンドはいなさそうです。

Tubeでもサザンでもない、ごくごく普通の夏のスナップショット。客観的な評価をできなくする胸に染み入るメロディに乾杯。

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2007年8月15日 (水曜日)

数千人の幸福系ユニゾン (The Polyphonic Spree at Sonic Stage on 1st Day)

Pict5035 パークステージで斎藤和義のアクトを見ながら、「空に星が綺麗」や「歌うたいのバラッド」をひとしきりシングアロングし、The Polyphonic Spreeを見るためにソニックステージへ移動。この時点でソニックステージ1Fの入口には半ば死体状態のオーディエンス、室内からそれを見るアリーナ職員という不思議な構図ができ上がっていました。

アリーナ前方には充分にスペースがありましたが、体力温存のためにスタンド席で観戦。インテックスに比べたら冷房の効きは今ひとつ。ただ、唯一の室内ということや、廊下にはアイスクリームの自動販売機があることなどを考えると、間違いなく夕方には大混雑になる予感。

ステージ上ではあらかたセッティングが完了した時点で、大きな赤い布の幕が用意され、背後の様子を伺い知ることができない状態。「どんな演出なんだろうな」と思っていると、照明が落とされ、ハープのソロでライブ開始。しばらくすると、赤い幕をハサミでチョキチョキ切りながら入口を作って、Tim DeLaughterが登場。ハサミで切り取った形はハートマークという演出。

毎度のことながらステージには大量のメンバーがいて、肉眼で確認できただけで23人でした(もちろん、愛しの小動物系フルート奏者のAudrey Easleyも!)。そして、室内の涼しい空気を嘲笑うかのように、1曲目の"Running Away"からエンジン全開。多くのパートが加わったときに音が分離仕切れない上に割れ気味というセッティングの甘さは残念でしたが、通常時は彼らの音の迫力に圧倒されっぱなし。黒い戦闘服を着込んだメンバーが奏でる音は、以前よりも力強く切迫感を感じさせる演奏で感情を鷲掴みにされる感じで、もたらされる幸福感も以前よりも強め。

もちろん、ビリーズブートキャンプ並みに動きながらのコーラス隊も健在で、曲に合わせて様々な振り付けをこなしながら、ユニゾンを中心として混声シンフォニックロックの世界の土台をシッカリと支えていました。新作"The Fragile Army"の曲もアルバムでの整然さはなく、陽性エネルギーが限界ギリギリまでドーピングされ、1stアルバムで感じられた人力サイケデリアがクッキリと表面に現れていました。

以前のトレードマークの白いローブに着替えてからは (Timの背中には日の丸、ドラムスは日の丸ハチマキをしてました)、一層バンドとオーディエンスの一体感はパワーアップし、Nirvanaのカバー"Lithium"や"When The Fool Becomes A King"のコーラス部分での数千人でのユニゾンには震えを感じたほど。しかも、そのほぼ全ての人が満面の笑みを浮かべるという一見すると不気味な状態。ただ、あの場所に居て、あの時間を共有できたひとなら、その気持ちは理解できると思います。

アルバムを聴いて、「ちょっと大人しくなったなあ」と思ってましたが、全くそんなことはなく、楽曲自体がレベルアップされている分、ライブの爆発力は数段アップしています。もちろん単独も見てみたいですが、フジロックのフィールドオブヘブンで3日間連続でやってくれたりすると嬉しさ100倍です。

セットリスト(ちょっと違うかも)

  1. Running Away
  2. Hanging Around The Day
  3. Get up And Go
  4. Light & Day
  5. The Championship
  6. Together We're Heavy
  7. Lithium
  8. When The Fool Becomes A King

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Widely Awake Summer Sonic (The Twang at Ocean Stage on 1st Day)

08110001 超不完全燃焼のThe Enemyが終わると、取りあえずオーシャンステージ後方に設置されている噴霧器 (扇風機で細かい霧を出す機械) で身体を湿らせ、The Twangを見るためにステージ前方へ。

最近のロックバンドでは珍しいツインボーカルの5人編成というスタイルで、その構成を活かして、2人のフロントマンがラップやボーカル、コーラスを巧く分業しながらステージを進行。"Either Way"や"Two Lovers"などキャッチーで耳に馴染みの良いメロディの曲を中心に構成されたセットリストは、アルバムで見せたグラマラスさが完全には再現されていなかったものの、ちょっぴり乗りにくい特徴的なグルーヴ感は何とか表現されていました。

終盤の"Wide Awake"では今ひとつ反応の鈍かったオーディエンスからも良い反応を引き出し、それなりの盛り上がりを見せていて、個人的な評価としてはトップバッターの三振後に内野安打で出塁できたって感じでした。ステージとタイムテーブル的に厳しい面があったのは確かですが…BBCの選ぶ「2007年期待のバンド第2位」の片鱗は見せた気はしますが、この状況じゃ単独来日はちょっと難しいかなあ。

セットリスト (多分こんな感じ)

  1. Ice Cream Sundae
  2. Loosely Dancing
  3. Either Way
  4. Push The Ghosts
  5. Two Lovers
  6. Wide Awake
  7. Cloudy Room

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2007年8月14日 (火曜日)

You Started …? (Ash at White Stage on 2nd Day)

Pict4852 フィールドオブヘブンでさくらぐみのマルゲリータを食べ、20時15分頃にホワイトステージへ行ってみると、既にPAブースの辺りまで人がギッシリ。確かにニューアルバムリリース直後のグッドタイミングとは言え、この人の多さには正直驚き。

何とかPAブース付近に空きスペースを見つけて開始を待っていると、ほぼ定刻にメンバーが登場。今作からクールビューティーなギタリストCharlotte Hatherleyが抜けてしまったので、ルックス的には大きなマイナス。余談ですが、CharlotteThe ZutonsのサックスプレイヤーのAbiちゃんやThe Polyphonic Spreeのフルート奏者Audreyと共に、個人的な3大美プレイヤーでした。

というのは置いといて、ライブは新作のリードトラックでもある"I Started A Fire"でスタート。徐々にエンジンの回転数を上げていくような構成の曲が、ライブの1曲目にピッタリ。ところが、大観衆は始まる前にアイドリングは終了しているとばかりに最初からお祭り騒ぎ。続く、"Burn Baby Burn"のイントロのギターや"Orpheus"の「トゥルルルル~」のシャウトだけで飛ぶわ叫ぶわ歌うわの大盛り上がり大会で、大勢に愛されているバンドというのが手に取るように分かります。

メランコリックなメロディの"Ritual"から青っぽさ全開の"Goldfinger"辺りでは、相変わらずちょっと弱い演奏力が逆に「若さ」の部分を感じさせて良い感じ。そして、「このクソ素晴らしい週末に捧げる」というTimのMCと共に始まった"A Life Less Ordinary"では充分な休息とエネルギーを補給したこともあって、一回りくらい年齢が下と思われる若者と一緒にジャンプしました。

その後は、満月には少し早いけど、ノスタルジックなメロディがポロロッカのように時間を逆流開始。ドラマティックな"Polaris"だけでも相当ウルウル来そうな状態で、"Kung Fu"やら"Oh Yeah"やら"Girl from Mars"などの"1997"からの楽曲を連発し、「時間の経過」を強く意識させられました。ラストはオーディエンスへの感謝の言葉と共に"Twilight of The Innocents"で、それまでの若さとは対極にある深さを伴う美しさが表現され、ホワイトステージの空気を一変させて終了。

全14曲のうち、新作から5曲、"1997"から4曲というワームホール的な時間の流れを感じさせる中、"Twilight of The Innocents"で締めるというのは示唆的で、弱虫っぽいこれまでのTimからは想像できない意志の強さを感じました。「もう、アルバムはリリースしない」と語ったAsh。次は何を始めるんでしょうか?

セットリスト

  1. I Started A Fire
  2. Burn Baby Burn
  3. You Can't Have It All
  4. Orpheus
  5. Walking Barefoot
  6. Ritual
  7. Goldfinger
  8. A Life Less Ordinary
  9. Polaris
  10. Kung Fu
  11. Renegade Cavalcade
  12. Oh Yeah
  13. Girl from Mars
  14. Twilight of The Innocents

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トップバッター (The Enemy at Ocean Stage on 1st Day)

Pict5024 色んなメディアで取り上げられているイギリスのニューカマーThe Enemyがサマソニ2007のメインステージのトップバッター。オーシャンステージ最後方にあるかき氷屋の隣の日除けテントにスペースがあったので、そこから座って見学。ルックス的にも音楽的にも若さ爆発で、ちょっぴり羨ましくなりました。

ただ、音楽面では何が良いのかサッパリ理解できず。これといった特徴のない曲が続く中、3曲目の途中くらいからラストまでひたすら退屈で、眠たくなってきたほど。正直なところ、サマソニのトップバッター以上でも以下でもないという印象です。

少し早めに着いて暑い中、場内を物見遊山していたので、その疲れを癒す時間にはなりましが…

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異種のライブバンド (Kaiser Chiefs at Green Stage on 2nd Day)

Pict4825 予想外に楽しめたLily Allenのアクトの後は、アルバムは常に物足りなさがありますが、ライブでの大変身を期待してKaiser Chiefsへ。ちょっと高台になった辺りに座っていると、目の前にいた外国人の若い女の人がこんなTシャツを着て弾けてました。

日差しが随分柔らかくなって来た頃に、Kaiser Chiefs登場。ボーカルのRicky Wilsonはオレンジのスタッフ用のTシャツに身体の弛みを隠すためなのか黒いベスト、ドラムスのNick Hodgsonは僕も欲しかったフジロックの今年度のカレッジTシャツを着用。ちなみに、RickyがスタッフTシャツを着たのは、「僕もスタッフの1人だから」らしいです。

ライブは前作のリードトラック"Everyday I Love You Less And Less"でスタート。いやあ、Rickyはメタボ気味のボディを揺らしながらステージを動く動く。右へ左へ、ハンドクラップを求めたりと大忙し。そんな彼のパフォーマンスに乗せられて、モッシュピットを中心に徐々に盛り上がり。ちなみに、前にいたギターパンダガールは裸足で踊りまくってました。

「なななななー」とか「るびるびるびるびー」のようにちょっと頭悪そうだけど、1回聴いただけで歌えるサビ、「さんきゅーべりーまっち!」とか「じあんぐりーもぶっ!」など1曲終わる内に歌えるようになるサビを持つ曲ってこういう場で威力を発揮することを実感。キャッチーだけど、神レベルには届いていないはずの楽曲群が、シングアロングできるサビによって正に大化け。その結果、家で聴いていると失笑しそうに手垢にまみれたキーボードやギターフレーズも心地良く、失笑されそうに笑顔でコーラス部分を歌うはめに…

ライブ終盤にステージを下りて、前方のハイネケンとポカリスエット売り場のテントへ行き、ポカリスエットを手に持ってステージ上へ戻るRicky。そのくせ、飲まずにオーディエンスに投げ入れるRicky。アルバム2作しか出していないとは言え、年齢がそこそこ行ってるだけにこの辺の盛り上げ方は巧妙です。

愛すべきRickyのキャラ、そしてRed Hot Chili PeppersともRadioheadとも違った種類のライブバンド、それがKaiser Chiefsでした。そして、このライブを見て、1stアルバムに書いてある前書きの意味がようやく理解できました。

しかし、RickyNickはパートを入れ替えた方がルックス的には絶対に正しい姿ですよね。

セットリスト

  1. Everyday I Love You Less And Less
  2. Heat Dies Down
  3. Everything Is Average Nowadays
  4. Na Na Na Na Naa
  5. Ruby
  6. I Can Do It Without You
  7. Modern Way
  8. Thank You Very Much
  9. The Angry Mob
  10. I Predict A Riot
  11. Take My Temperature
  12. Retirement
  13. Oh My God

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2007年8月13日 (月曜日)

想定外のキュートさ (Lily Allen at Red Marquee on 2nd Day)

Pict4820 Kula Shakerのインド音楽風の音が流れ出す中、レッドマーキーへLily Allenを見るために移動。特にKula Shakerに思い入れがある訳でもないし、せっかくのフェスなので「リアルタイム」のポップミュージックを味わいたいってのがその心。

Lily Allenは"Smile"のスマッシュヒットもあったとは言え、パパラッチにパンツを見せながら跳び蹴り…というようなゴシップネタが横行したこともあって、個人的には「クソ生意気な小娘」という印象が強かったのですが、この日のライブを見てちょっと考えが変わりました。

まず、MCのときにオーディエンスから声がかかると、嬉しそうにキャラキャラ笑うところが個人的に高ポイント。音楽的には、メチャクチャ歌が上手いという訳ではありませんが、バラエティに富んだ楽曲をそつなく、そしてキュートに(これが重要)歌いこなすところに正直驚き。ワンピース姿も結構似合ってました。

ブラスセクションを効果的に加えたバンドサウンドは、コケティッシュなメロディの魅力を引き立て、ときに明るく、ときにシックにとコンパクトな曲をカラフルに演出。そして、焦らしに焦らして終盤に"Smile"を演奏したり、アニメのテーマソングのような可愛らしい"Alfie"で締めたりと、小悪魔的素質を垣間見せながら、レッドマーキーから風のように去っていきました。

特に期待していた訳ではなかったので、何か得した気分になったライブでした。今さらながらCDを買ってしまうかも…

セットリスト

  1. L.D.N
  2. Nan You're A Window Shopper
  3. Shame for You
  4. Everything's Just Wonderful
  5. Littlest Things
  6. Not Big
  7. Friend of Mine
  8. Friday Night
  9. Knock 'Em Out
  10. Smile
  11. Heart of Glass
  12. Alfie

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人力ファンクネス (!!! at Green Stage on 2nd Day)

Pict4819 「間違えてiPodの再生ボタンを押したときに流れてくる音楽」という印象を一気に吹き飛ばした"Myth Takes"のインパクトが強烈だったので、レッドマーキーのSwitchesを早々に切り上げてグリーンステージに移動。ライブが楽しいという噂を聞きつけてか、昼間のグリーンステージの割には集客も上々でした。

セットは新作の曲が中心で、雲が多く涼しめの気温を前日の灼熱の気温に上げてしまうような「暑苦しい」ファンクネスを叩き出し、それぞれのメンバーが自分勝手に動き回って、様々な音を出していきます。ちょっとギターの高音がきつすぎて、サウンド全体のバランスが悪く、残念ながらアルバムで聴けた緻密な音の絡まりは再現されていませんでしたが、そんなことはお構いなしにカオティックなサウンドがグリーンステージに次第に充満。

計算されたスマートなグルーヴには程遠いに野太いグルーヴがグリーンステージを満たしたときには、不格好な人力ファンクネスに呼応して、オーディエンスも思い思いに身体を動かし、それを見ながら僕も腰痛を堪えて身体を揺らしていました。良いか悪いの評価軸ではなく、楽しいか退屈かの評価軸がピッタリのパフォーマンスは楽しさ抜群。

最初は「何でこんな明るい時間にブッキングしたんだろ」と不思議でしたが、この時間帯に数万人を踊らせてしまう熱のこもったパフォーマンスを見ると、案外正解だったのかも。さらに言うと、前日のようなクソ暑さの中だったら、もっとパフォーマンスの爆発力は増したんじゃないかという気もしました。

ちなみに写真は!!!のライブ直前に目の前を通った原始人です。RockをRollしてはりました。

セットリスト

  1. Myth Takes
  2. All My Heroes Are Weirdos
  3. Pardon My Freedom
  4. Must Be The Moon
  5. Yadnus
  6. Bend Over Beethoven
  7. Heart Of Hearts
  8. Intensify

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2007年8月12日 (日曜日)

サマソニ大阪再考(アクト以外)

初日のサマソニ大阪に行ってみて気付いたことをダラダラと。

  1. 風が常時吹いていて、温度の割には耐えられる。ただ、帽子は必須。
  2. オーシャンステージの砂埃は酷い。南港のように人工芝を敷き詰めるのが難しければ、時々水くらいまいて欲しい。鼻くそが真っ黒になったよ!
  3. オーシャンステージのスクリーンがショボイ。ステージ上の3面の映像が映るのも小さいし、PAブース裏のも小さい。
  4. オーシャンステージのサウンドがクソ。南港のときもだったけど、音にすごくムラがある感じ。風に流されているのか!?
  5. ソニックステージの空調は控え目。スタンド席にいるとこれくらいがちょうど良いかも。あと、アイスクリーム売ってるのは嬉しい。
  6. ソニックステージのサウンドもクソ音の分離が悪く、固まって飛んでくる感じ。場所自体の音響特性の問題なのか?
  7. ダンスステージのシートは弛んでくると踊りにくくて仕方がない
  8. ダンスステージの屋根が白く、夕方まで明るいので雰囲気ゼロ
  9. ダンスステージ狭すぎる。ソニックステージのアリーナくらいの広さは欲しい。
  10. 会場の作り的に仕方ないのかも知れないけど、会場全てにリストバンドチェックゲートを作らないで欲しい。とにかく、入口で制限してしまうのが楽という考えのせいで、混雑を引き起こしていることを1日も早く理解すべき。
  11. シャトルバスの混雑はフジロックとそれ程変わらない気がしたけど、フジロックと違って帰宅する人が多いんだから、もうちょっとなんとかすべき。
  12. ペットボトルが250円って高すぎ。ポカリスエットもフジロックでは200円なのに、250円だし。足元見られてる感じ。ハイネケンは500円でやってるんだから、がんばらんかい。
  13. 飲み物買うにも非常に時間がかかるので、予備を持っておくと安心。ポカリを凍らしていったら、15時くらいまで保って重宝しました。
  14. ダンスステージ横に自動販売機があるので、巧く利用できれば安上がり。フジロックみたいに、臨時で自動販売機置けばいいのに
  15. 携帯 (au)はほとんど繋がらず。臨時の移動基地局出してもらうことってできないんだろうか。

と、寝起きの頭で思い出しただけで、こんなにたくさん出てきました。

オペレーションは何とか(奇跡的に)巧く廻っていたけど、ソフト面もハード面も設計段階の仕様が間違っているのは、いつものサマソニ大阪でした。この場所で続けるなら、相当今年の問題を論理的に整理した上で潰していく必要があるという気がします。

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2007年8月11日 (土曜日)

サマソニ大阪(8/11)サマリー

サマソニ@舞洲に行ってきました。心配していたオペレーションの問題はほぼゼロ。実は、それに一番感動してたりして…

リストバンド交換も9時半頃に現地に着いたら入口がごった返している訳でもなく、待ち時間ゼロで交換できました。強いて言えば、飲み物が250円ってのと、動線を少し大回りにしているのと、駐車場の出口が少ないのが気になったくらいですが、まあ許容範囲でしょう。

ちなみに、オーシャンステージは下が土なので埃がすごく、スカイステージは下がアスファルトで照り返しがきつそうで、ソニックステージはメンツに比べるとやや小さめ(Travisあたりは規制がかかるかも)、ダンスステージも人気のアクト (Klaxonsなんてやばいかも)になると規制がかかりそうな広さでした。

ライブはどれも良かったけど、The Polyphonic SpreePet Shop Boysが別格かな。The Polyphonic Spreeはオーディエンスを含めた1000人規模のユニゾンが圧巻で、Pet Shop Boysはグレーテストヒッツなセットリストで、最初から最後までエンターテイメントでした。

あ、そう言う意味ではManic Street Preachersも代表曲は一通りやってくれて楽しめました。Jamesが暑さで息が上がり気味だったのが同世代として気持ちがよく分かりました。あと、18時前なのに「Good Night」ってのはないよ(笑)

常時風が吹いているので、思ったよりは暑くなかったけど、やっぱり午後、特に西日が差し込んでくる時間は体力がなくなっていることもあってきつかったです。巧くソニックステージのスタンド席で体力を戻しながら見るのが良さそうです。

それでは明日行かれる方、楽しんできて下さい。おやすみなさい。

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2007年8月 9日 (木曜日)

Friday I'm in Love Again (The Cure at Green Stage on 1st Day)

Pict4813 Museの開始が遅れたこともあって、余り長い時間見れそうになかったので(簡単に言うとめんどくさくなっただけ)、残念ながらFountains of Wayneは自主的にキャンセル。Museの余韻を満喫しながら、半袖だと肌寒くなってきたグリーンステージの後方に座って、セットチェンジを眺めていました。

21時少し前に照明が落とされると前方から大歓声。そりゃそうだろうな。そして、23年ぶりの来日のオープニングは"Open"。そのまんま。さすが、ロバスミ。ドンヨリと重苦しい空気をゆっくりと攪拌しつつ、2曲目は"Fascination Street"。そして、"From The Edge of the Deep Green Sea"に差し掛かる頃には、グリーンステージにThe Cureの結界が完成。お、重い!重すぎる。

結界の中で、紫っぽい照明に浮かび上がる巨体のロバスミ。スクリーンに映し出される化粧の濃いロバスミ。さすがに昔のままとは言わないけど、特に違和感もなく、ボーカルにはハリがあるし、サウンドも古くさい感じはゼロ。この辺はさすが現役のバンドって感じ。ただ、Museのオレ流ワールドと比べると、自分から結界に入っていこうとしないと厳しいかな。

緊張感はあるものの、ちょっと入り込みづらい雰囲気が変わったのは、中盤の"Love Song"~"Pictures of You"~"Lullaby"という明るくはないけれど、やや軽めの流れ。個人的に好きな曲で、The Cureのダークな部分とポップな部分の折衷具合も見事。と思っていたら、カラッとしたドラムとギターが鳴り響いて、"Inbetween Days"。「うぉぉぉ!」と思っていると、続いて"Friday I'm in Love"、そして"Just Like Heaven"という「さっきまでの重苦しさは何なんだ」とぶーたれたくなるドポップ三連発。

ひとしきり気分が盛り上がってきたところで、「さっきの脳天気な軽さは何なんだ」とぶーたれたくなるようなヘヴィでダークな曲の連発。まあ、ポップな曲もダークな曲も両方を手の内に入れているThe Cureらしいと言えばThe Cureらしい流れかも知れないけど。そんでもって、本編は"End"で終了。あまりにベタ過ぎる。

1回目のアンコールは"Let's Go to Bed"で始まり、キーボードのパートをギターで演奏したような(?)"Close to Me"と続き、彼らとリアルタイムで付き合うことになったキッカケの"The Catapillar"を期待しましたが、残念ながら"Why Can't I Be You?"でした。曲が終わってメンバーが袖に引き上げたときにはほぼ0時。

そして、何と2回目のアンコール。昔の作品のチープさが嘘のように現代っぽく変身した(ような気がする)"A Forest"で始まると、ラストは"Boys Don't Cry"。こっちはチープ感を残して(いたような気がする)、25年ほど時計を巻き戻した感じ。ずっと来日を待っていた人だと泣いてしまうかも知れないな。そうこうして、「また23年後に…いや、またすぐにね」とBernard Sumner並みのMCを残し、何度かお辞儀をしながらロバスミが引っ込んだときには0時12分。

正直、The CureNew OrderEcho & The BunnymenDepeche Mode程の思い入れはなかったのですが、充分に楽しめました。凄みは感じなかったけれど、時間の流れの重さと時間の流れに疲弊しない音楽を肌で感じた2時間15分でした。

  1. Open
  2. Fascination Street
  3. From The Edge of the Deep Green Sea
  4. Kyoto Song
  5. Hot Hot Hot!!!
  6. alt.end
  7. The Walk
  8. The End of the World
  9. Love Song
  10. Pictures of You
  11. Lullaby
  12. Inbetween Days
  13. Friday I'm in Love
  14. Just Like Heaven
  15. If Only Tonight We Could Sleep
  16. The Kiss
  17. Shake Dog Shake
  18. Never Enough
  19. Wrong Number
  20. One Hundred Years
  21. End

Encore 1

  1. Let's Go to Bed
  2. Close to Me
  3. Why Can't I Be You?

Encore 2

  1. A Forest
  2. Boys Don't Cry

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Daft Punk初単独来日公演決定!

去年のサマソニで入場規制になったDaft Punkの単独公演が決定しています。

大阪が12月6日(木)に神戸国際展示場、東京が12月8日(土)と9日(日)に幕張メッセです。というか、大阪と東京じゃなくって、神戸と千葉じゃん!

神戸国際展示場ってポートアイランドのとこか。変わったところでやるもんだなあ。

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悪夢再び?

サマソニのページにMAISHIMA NAVIというページができてます。駅から、会場までの様子を簡単な写真で紹介するってものです。

これ自体は嬉しいのですが、リストバンド交換所の写真を見て、数年前の悪夢が…どうも周りをフェンスに囲まれた場所のようで、入口がかなり狭い模様。いくら中が広くても、ここがボトルネックになってしまいそうな予感が…

しかも、シャトルバス降り場と駐車場がリストバンド交換所を挟んで対称位置にあるので、出入り口をちゃんと一方通行にしなければ、ますます混雑してしまう気が…

何年か前はたくさんある出入り口を一ヶ所に限定してしまって、大渋滞を引き起こしていましたが、今年はちゃんと仕切れるのでしょうか?成長していることを祈るばかりです。

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2007年8月 8日 (水曜日)

俺流サマソニタイムテーブル

11日だけ行きます。本当は12日に行きたかったんだけど、突然B'zが出ることになってチケットが取れませんでした。がっくし。

場所が変わって初のサマソニ。オペレーションが最悪なのは覚悟していきましょう。海の近くの野外ステージが多いので、暑くなるとムダに体力を消耗しますよ。

ソニックステージからオーシャンステージへの移動が10分弱、ソニックステージからダンスステージへの移動が15分と見積もってタイムテーブルを立ててみました。

 → The Enermy or Ryukyudisco
 → The Twang
 →  斉藤和義
 → The Polyphonic Spree
 → Hot Chip
 → Bright Eyes
 → Manic Street Preachers
 → The Cornelius Group
 → Pet Shop Boys

暑い時間帯は室内でウダウダして、気温を1度くらい上げそうなManicsで燃え尽きます。あとは、再び室内でクールダウンの予定です。80年代な血が流れているので、2002年のフジロック以来になるPet Shop Boysがなにげに楽しみです。

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新iMacの発表

Appleの新製品に関する発表は大方の予想通り、新しいiMacとアプリケーションのiLife '08についてでした。残念ながら、iPod Nanoのニューバージョンや待ちこがれている第6世代のiPodの発表はなし。まあ、Mac関係の発表という話だったから当然か。

しかし、この横顔は薄くてセクシーだ。パソコンであることを忘れてしまいそうです。情報漏洩防止のために家のパソコンで仕事をするのが禁止になって、特にWindows PCを使う必要もなくなったから、次のPCは久々のMacでもいいかな。

ちなみに、最初に買ったMacはMac II Ci。当時の値段は約80万円(笑)

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2007年8月 6日 (月曜日)

White Hole and Elevation (Muse at Green Stage on 1st Day)

Pict4802 定刻になってもなかなかメンバーが登場せず、結局30分弱遅れてライブはスタート。実は、イギリスの大雨の影響で機材の到着が当日の午後になり、さらに渋滞に巻き込まれて、苗場に到着したのが夕方だったとか。危うくキャンセルになりそうなところで、The CureRobert Smithが「2時間プラスアンコールやらせてくれれば…」という条件で、セッティングの延長を許可してくれて、何とか開始できたらしい。ロバスミ、ぐっじょぶ。

期待が暴発しそうになったグリーンステージに鳴り響いた最初の曲は"Knights of Cydonia"。アドベンチャー映画のエンディングテーマのような壮大な曲は個人的にはクロージングの方がシックリ来ますが、オープニングに持ってきても瞬時にMuseワールドを構築してしまうのはすごい。カメラで撮影した映像にリアルタイムでエフェクトをかけるビジュアルも単独公演のときよりも派手になっていて、さらにMuseワールドを確固たるものにしていきます。

"Map of The Problematique"や"Supermassive Black Hole"の演歌並みに濃い世界観も良いですが、一人紙吹雪のジャジーな"Feeling Good"や残念ながら満点の星という訳にはいかなかったものの、ヘヴィな曲が多い流れの中で美しいメロディが映えた"Starlight"は絶妙に苗場の環境にマッチ。素晴らしい。

"New Born"で軽く一暴れして引き上げた後、"Plug in Baby"で復帰。巨大風船が客席に放たれ、人が上下し、光が交錯する中をフワフワと飛び回り、"Stockholm Syndrome"でメンバー全員が機材をぶっ壊しながら退場して終了。いやあ、満腹です。

Museの音楽は光さえも飲み込むブラックホールというよりは、クリエイティビティの面でもライブパフォーマンスの面でも次々に新しいものを放出していくホワイトホールのよう。うん、やっぱりホワイトホールはあるんだよ!正直、彼らを毛嫌いしている人達を好きにさせるライブではなかったかも知れないけど、ニュートラルな立場の人は根こそぎファンにできたような気がします。安定したパフォーマンスはさすがにベストライブアクトバンド。

そして、前回、巨大トンボに悩まされたマシューさんは、今回はパンツに入った虫に悩まされたようです。

セットリスト

  1. Knights of Cydonia
  2. Map of the Problematique
  3. Hysteria
  4. Supermassive Black Hole
  5. Butterflies&Hurricanes
  6. Feeling Good
  7. Invincinble
  8. Starlight
  9. Time Is Running Out
  10. New Born

-Encore-

  1. Plug in Baby
  2. Stockholm Syndrome

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2007年8月 5日 (日曜日)

約1ヶ月ぶりのCD購入

5月と6月は取り憑かれたようにCDを買ってたのに、先月はわずか3枚でした。えらい波があるな。

で、8月は今日初めて注文しました。これからのシーズンがピッタリと思われるThe Thrillsの新譜と試聴して気に入ったElvis PerkinsTo My Boyです。

本当はThe KillsImmaculate Machineも欲しかったんですが、入荷にえらい時間がかかりそうな雰囲気だったのでまた今度。特に、Immaculate MachineはMySpaceで試聴できる曲が非常に良かったのでお試しあれ。

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継続は力なり (Ocean Colour Scene at Red Marquee on 1st Day)

前回に見たライブから既に7年が経過。コンスタントに作品をリリースしてはいますが、すっかり陰も髪も薄くなってしまったOcean Colour Scene…などと思いながらレッドマーキーへ移動すると、「何じゃ、こりゃ!」と驚くほどの混み具合。しかも、結構若い人も多く、ひょっとして陰も(髪も?)薄くないんだろうか…

そして、メンバーが登場すると大歓声。メンバーかなり嬉しそう。そして、1曲目の"The Riverboat Song"のイントロが流れ始めた瞬間に再び大歓声が起こり、いきなり場内最高潮。僕も10年前にタイムスリップした感覚で最高潮。そして、その流れを助長するかのようにゴリゴリ押してくる"You've Got It Bad"からメランコリックな"The Circle"と"Moseley Shoales"からの怒濤の三連発。

"Profit in Peace"では最初コーラス部分を思い出せずに適当に歌ってましたが、最後の方に思い出せて合唱に加われたし、大好きな"July"は聴くことができたし、途中で興奮して鼻水が垂れてきました。そして、これまた「うぉぉぉ!」と雄叫びを上げたくなる"Hundred Mile High City"から大合唱が起こった"The Day We Caught The Train"で終了。燃え尽きました。

新作中心のセットになるのかと思いきや、"On The Leyline"からは"Go to Sea"と"I Just Got over You"の2曲のみで(多分)、初期~中期の勢いのある曲の間に巧く嵌っていたし、ちょっと2枚目~3枚目の作品への依存度が大きい気はしましたが、エゴを押しつけることなく、フェスという場の空気を読み切った選曲はさすがにベテラン。

近作は枯れ気味の曲が多かったけど、キャリアを通して良い曲を書き続けているバンドはライブになるとやっぱり強いなあと感心しました。昔からのファンも、彼らの音を聴いたことのない人も充分に楽しめる内容だったと思います。結論としては、髪は薄かったけど、陰は全く薄くありませんでした。予想を(良い方に)100倍は超えるパフォーマンスで大満足でした。

メンバーの終始嬉しそうな表情も印象的で、ホントに楽しいライブでした。

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2007年8月 4日 (土曜日)

研ぎ澄まされたロックンロール (Kings of Leon at Green Stage on 1st Day)

Pict4799 Jarvis Cocker終了後、Mumm-Raを見ようとレッドマーキー方面に行ったものの、お腹が空いたのでクインシーバでジャンボチキンの赤カリーを注文。木陰で座って食べている内にMumm-Raが始まったので、そのまま座って聴いていたのですが、イマイチ面白くなかったので、そのまま飲み物を探しにオアシスエリアを散策。ライブを飲み食いが凌駕するフジロック恐るべし。

そして、グリーンへ戻ってKings of Leon。彼らのライブを見るのは2003年のサマソニ以来です。あのときは、むさ苦しい外見のメンバーが腰上でギターを構えて、泥臭いロックを演奏してたなあ。あ、そうだ!隣で結構いい歳したオジサンがエアギターして盛り上がってたんだったよ。

そして、時は流れて2007年。まず、メンバー登場時の別人っぷりに驚き。まあ、確かにアルバムの音も洗練されてたし、そんな予感はあったんだけど、あのダサぶりは一体何だったんだ?

最近のアルバムはオルタナティブっぽさも感じられますが、ライブはムダを削ぎ落としたロックンロール。下っ腹にズシズシ響いてくる演奏に、無骨だけど表現力の豊かなボーカルが絡まる彼らのサウンドは、「洗練されたロック」というよりも、泥臭さを残しつつも「研ぎ澄まされたロックンロール」と言う方がピッタリ。

流れのメリハリの付け方も巧く、パフォーマンスも堂々としていて、Jarvis Cockerで緩くなり、ステージセットに太陽が隠れようとするメランコリックな時間帯に活を入れてました。グラマラスさが多少弱いので、2006年のJetの枠よりも、この時間帯の方が似合ってた気がしました。

セットリスト

  1. Four Kicks
  2. Black Thumbnail
  3. Taper Jean Girl
  4. King Of The Rodeo
  5. My Party
  6. Fans
  7. Molly's Chambers
  8. The Bucket
  9. Milk
  10. On Call
  11. Razz
  12. Spiral Staircase
  13. Charmer
  14. McFearless
  15. Knocked Up
  16. Slow Night, So Long
  17. Trani

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2007年8月 2日 (木曜日)

日常の中に潜む音楽 (Jarvis Cocker at Green Stage on 1st Day)

Pict4796 大量のオーディエンスを動員したKEMURIが終わると、一気に人が減り、剥き出しのモッシュピットが現れました。「残酷だけど、これが現在のJarvis Cockerの置かれた位置なんだろうな」と思いながらそのフェンスを見つめてました。

せっかく体力を使わずに前方に行けそうなので、PulpのTシャツを着た同年代の兄ちゃんや外国人オーディエンスに混じってモッシュピット前に陣取ってみました。ただ、開演時間が近づくに連れて、PAブース辺りまでは人が集まっていて一安心。まあそれでも少ないと言えば少ないんだけど。

そんな中、まずはバンドメンバーが登場し、しばらくして湯浅卓のようなJarvis Cockerがリンゴを囓りながら登場。そして、マイクの前まで来るとリンゴをオーディエンスに投げ捨てた。うーん、あんまり受け取りたくはないかも知れない(笑)

オープニングトラックは"Fat Children"。身体をくねらせながら歌うJarvisは昔のまんまだね。ただ、声には充分ハリがあり、性急なロックナンバーを意外にも余裕で歌いこなしていました。続くミディアムテンポの"Don't Let Him Waste Your Time"は苗場の山に見事に染み渡っていき、何だか期待を上回る嬉しい誤算。

Jarvisは「昨日から来てる人いる?花火綺麗だったよね」とか「(ポカリスエットを指差しながら)このスポンサーの飲み物、汗って書いてるけど、飲んでみたらおいしいね」と言った後に「渇いた喉にポカリスエット!」とコマーシャルをしたり、「天気が良くて良いフェスティバルだね。パンダみたいに日焼けした人を見たよ」などと曲の間にはオーディエンスとのコミュニケーションも満喫。

そんなフレンドリーな空気の中で演奏されるJarvis Cockerの音楽はとても日常的。フェスという非日常的な場面でも、笑ってしまうくらい日常的  (動きは怪しげで日常的じゃないけど)。それにもかかわらず、彼の音楽はドンドン身体に染み込んできて、この時間が終わって欲しくないという思いを生み出すほどのパワーを発揮。

それは、彼が言った

「ここは、パラダイスだね」

という短いフレーズが持つパワーと同じパワーかも知れないな。

「あと1曲やってもいいかな?」というJarvisの言葉に一瞬だけ"Common People"を期待しましたが、演奏されたのはBlack Sabbathの"Paranoid"のカバー。低音の太い声で歌うJarvisを見ていると、彼は今の位置を嘆いたりはしていないんだなあと実感。そして、"Common People"を演奏してくれなくて良かったとも思いました。

もし、

「素敵なライブだったよ」

という言葉を届けられたら、Jarvisは友達みたいに笑ってくれる気がする、そんな気持ちになるライブでした。

セットリスト (ちょっと違うかも)

  1. Fat Children
  2. Don't Let Him Waste Your Time
  3. Heavy Weather
  4. One Man Show
  5. Tonite
  6. I Will Kill Again
  7. Disney Time
  8. Big Julie
  9. Big Stuff
  10. Black Magic
  11. Running The World
  12. Paranoid

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2007年8月 1日 (水曜日)

KEMURI is Smoking (KEMURI at Green Stage on 1st Day)

Pict4793 渋さ知らズオーケストラを見た後、オレンジコートへ行こうかと思ったものの、道が大渋滞だったためアッサリ諦めて、アヴァロン前のレストランエリアへ。タコライスとビールで軽めの昼食を取った後、河原で休憩。スクリーン裏の日陰で座ってフレッシュマンゴージュースを飲んだらちょっぴり体力ゲージが戻ったので、グリーンステージへKEMURIを見に行きました。

2月に解散を発表し、今回がラストフジになるKEMURI。特に強い思い入れのあるバンドじゃないけど、CDを持っていなくても聴いた瞬間に身体が即座に反応する音楽は楽しく、ついつい笑顔になってしまいます。そして、この日も彼らのそんな魅力が充分に表現されたライブでした。

灼熱の暑さにもかかわらず、グリーンステージにはかなりの人が集まっていました。そんな中、KEMURIはオーディエンスのパワーに負けることなく、ハイテンポのパンキッシュなスカを繰り出していきます。青空の野外に響き渡る切れ味の鋭いブラスセクションはすごくキモチイイ!本当に、野外、フェス、そしてフジに合うバンドだなあ。

伊藤ふみおはちょっと涙を堪えている風だったけど、シンミリとすることはなく、ひたすらポジティブに音楽を紡いで行き、最後の曲の演奏が終わると、オーディエンスに感謝の言葉を残して、笑顔で去っていきました。

スクリーンに映ったステージ前の女性の目から涙が溢れていなければ、ラストフジであることを忘れてしまいそうな元気さと前向きさに満ちたライブでした。

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エンパワーミュージック!(渋さ知らズオーケストラ at Field of Heaven on 1st Day)

Pict4792 グリーンステージで「俺たちゃ、遊びで来てる訳じゃないんだ、おりゃ!」と熱く(暑く?)叫ぶサンボマスターを受けしながら、ホワイトステージ手前からボードウォークを通って、渋さ知らズオーケストラを見るためにフィールドオブヘヴンへ。

規格外の大人数で奏でられる音楽は、音楽以外の要素を積極的に取り込みながら、パワフルなエンターテイメントを展開。2002年にグリーンステージで見たパフォーマンスには取っつきやすい印象が残っていましたが、フィールドオブヘヴンという場を考慮してか、今回はジャムっぽさやインプロビゼーションを感じさせる流れを存分に織り込んだのが印象的。

ただ、個人的に彼らのフリークではないので、そこが退屈だったというのも本音。それでも「本多工務店のテーマ」では真っ青の空から降り注ぐ太陽の熱をエネルギー源にするかのように爆発力を増していき、ほぼ満員に詰まったフィールドオブヘヴン全体を揺らせて大団円。

タイムテーブルを見た瞬間にハマリ過ぎの場所とキャスティングだっただけに、盛り上がるのも当然といえば当然ですが、キッチリと役割を果たしていくところは流石に叩き上げのライブバンド。東京エールを飲んで、上半身から充分汗も吹き出して、いよいよ2007年のフジロックフェスティバルがスタートです。

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