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2007年9月

2007年9月30日 (日曜日)

耳からユンケル

忙しさにかまけて、随分サボってしまいました。ようやく、嵐のような9月が終わりました。ここ2週連続の3連休も仕事だったので、久々にのんびりした週末でしたが、明日からは再び一ヶ月ほどバタバタしそうです。ただ、事務的な細かな締め切りに終われない分、意義のある忙しい日々を送れるかも…(と考えよう)

今月は体力的・精神的にヘロヘロになったとき、音楽の果たす役割が大きいことを実感しました。特に、The Polyphonic Spreeのドポジティブな音には随分助けられました。ギリギリの状態では、論理的な根拠のないポジティブさも大切ですね。音楽界のユンケル黄帝液、The Polyphonic Spree♪

9月はあんまりアルバム買いませんでしたが、この週末にAthleteIan Brownの新譜が届きました。でもって、来週には不安も大きいUnderworld、出るだけで奇跡のBabyshambles、アイスランドのMumとよく分からないけど良さそうなStarsってバンドの新譜も届く予定。その後はStereophonicsやらThe Hivesなんかも。シーン最先端って感じではありませんが、個人的には楽しみな10月になりそうです。

最近会社の行き帰りでよく聴いてるのは、Immaculate Machineっていうカナダの男女のボーカルリストをフィーチャーしたバンドのアルバムです(コチラで試聴可)。ギターポップ上等って感じの曲からエクスペリメンタルな雰囲気の曲まで手広くこなし、ちょっぴりフォーカスがぼやけてる部分もありますが、なかなか楽しめます。近々レビューの予定です。

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2007年9月24日 (月曜日)

Oasisの新曲リリース

Oasisが10月21日にニューシングル"Lord Don't Slow Me Down"をデジタルフォーマットオンリーでリリースするようです (同名ドキュメンタリーのタイトルトラック)。

この曲は彼らのオフィシャルサイトOasisinet.comから"Don't Look Back in Anger"と"The Meaning of Soul"をバンドルしてリリースされる予定。フォーマットはWMA、AAC、MP3なので、メジャーなデジタルオーディオプレーヤーならば全てOK。

ここでちょっとだけ聞くことができます。ギターの存在感が大きなロックンロールで、元気が出てきそうな曲です。

そして、この曲のビデオは10月1日からYouTubeで見れるようになるとか。今作に限っては、デジタル中心になりそうです。

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2007年9月19日 (水曜日)

もうすぐ10周年

時々思い出したように更新するこっちのサイが9月27日で10周年を迎えます。それに合わせてスペシャルコンテンツでも作ろうかと意気込んでいたんですが、ここ2週間ほど仕事が忙しく、とても実現できそうにありません。

というか、アイデア自体がないんですが…(笑)

最近は160GBのiPodの容量を使い果たすために、少しずつCDを高音質でリッピングし直したり、アルバムジャケットをスキャンしたり、Sing That iTuneというソフトで歌詞を取り込んだりして、パワーアップを図ってます。といっても、まだ463アーティスト、1080アルバムをリッピングして60GB弱なんで、多分壊れるまで使い切ることはなさそうです。

そして、ギターはなかなか巧くならんです。"Plug in Baby"のイントロなんて夢のまた夢です。やっと左手の指先が堅くなってきたので、ボケ予防にも一役買ってくれることを信じて、これからもっと精進します。

そうそう、ジャック (24 シーズン6)の暴走ぶりはものすごいですね。

と改めて文字にしてみると、「ほんまに忙しいんか?」って突っ込みたくなる生活してるな(^-^;

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2007年9月16日 (日曜日)

サマソニ大阪の地上波放送

毎年大阪の朝日放送がやっているサマソニの放送が14日(金)の深夜にありました。

最初から予想はしていたものの、とにかく、決まった時間内にできるだけ多くのものを詰め込むとうう内容で、見れば見るほど不満が蓄積していくというある意味もの凄い番組。まあ、地上波の限界という気はするのですが…

アーティスト紹介も適当で、Manic Street Preachersのときには「ドラムのショーンは大のゲーム好きで、来日時にはソフトを10本買ったという話も」というような「それが、何か?」と言いたくなるようなもののオンパレード。キョードー大阪と同じく、「やらされてる感」がタップリでした。

ただ、The Cornelius GroupのオープニングシーンとDigitalismの二人の映像を見れたのは収穫。特に、Digitalismの二人のコントラストの強さは衝撃的でした。

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2007年9月13日 (木曜日)

Hey Venus! / Super Furry Animals

Heyvenus ラフトレードへの移籍後初となる約2年ぶりの8thアルバム。曲毎のアイデアは多彩でしたが、パンチ力に幾分不満を感じた"Love Craft"から一転して、メロディアスで楽しく、聴いた瞬間にSuper Furry Animalsの曲と分かる音で満たされています。

既に、彼らの持っているテンプレート自体にイノベーティブな要素はありませんが、ややシットリした大人っぽい楽曲の中に茶目っ気タップリなサイケ調の味付けを施し、メインストリームをチラ見しながらも、独自のヒネリを忘れることがないのはサスガのひと言。

妙に美しくメランコリックな序盤の"Run-Away"や"Show Your Hand"も今の季節にピッタリですが、彼らの十八番である予想外の音が左右から飛び出して来る"Neo Consumer"やら"Into The Night"を聴くと思わずニヤリとしてしまいます。

キッチュスレスレの俗っぽさも絶妙で、田名網敬一のアートワークもアルバムの内容にマッチして良い感じ。誤差の範囲の波はあるものの、これだけ長期間に渡ってハイレベルのアルバムをリリースし続ける才能には恐れ入ります。

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2007年9月12日 (水曜日)

もう1つ小ネタ

その1

Sigur Rosが11月にリリースするライヴ映像を収録したDVD"Heima"のプレビュークリップをコチラで見ることができます。

荘厳な美しさを持ったアイスランドの風景と彼らの音楽の相性は抜群です。アイスランド、今一番行ってみたい国です。

その2

Underworldのニューシングル"Crocodile"がリリースされてます。River Run Projectに比べると具象性が上がってはいますが、かつての煌めきはなくガックリ。正直、アルバムもキツイような気がしてきました。

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2007年9月11日 (火曜日)

小ネタ

その1.

ダイノジおおちNMEに載ってるよ!

その2.

Death Cab for Cutieは2週間のプリプロダクションを終えて、今月末からスタジオ入り。"Plan"に続くニューアルバムは2008年春リリース予定。春の木漏れ日の下で聴くデスキャブ、なかなかマッチしそう。

その3.

New OrderPeter Hookが7年ぶりにMonaco活動を再開。うわ、まだDavid Pottsとは切れてなかったんだね。Oasisのメンバーになり損ねた男とのタッグ、次も前作同様にどのメンバーのソロプロジェクトの作品よりもNew Orderらしいサウンドになるのかな。

というか、あのベースラインを弾けば、Radioheadに加入したってNew Orderサウンドになってしまうか。

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2007年9月 9日 (日曜日)

iPodのケース

飽きずにiPodの話。

本体を買ったまでは良かったのですが、ケースがないので明日からどうやって持ち運ぶか思案中です。第五世代のケースを何とか流用できるという話も聞きますが、手持ちの第三世代のシリコンケースは液晶の大きさもホイールの位置も全く違うのでお話になりません。

第六世代 (iPod classicはそうだと思うことにしてる)専用のケースはフォーカルポイントからリリースされるようですが、発売時期が10月末とのこと。そんなに後じゃ、液晶は細かい傷、本体は手垢だらけになっちゃうよ!

Ts3e0023 仕方ないので、色んなところをひっくり返して、第三世代のiPodに付属していたケースを発見。ちょっと無骨ですが、一応アップル謹製でベルトクリップ付き。ただ、本体を保護するような素材を使っている訳ではなく、操作するときは引っ張り出して使わなくてはいけないので、場つなぎにしかなりませんが…

ひとまず使えそうな第五世代のケースの情報を集めて、今週の出張のときに探してみることにしようっと。

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iPod classic

Ts3e0022 アクセス数が多くて何事かと思ったら、@niftyのトップページにリンク張られちゃってるよ…こんな情報量のないエントリにわざわざ来てもらって、ごめんなさい。せっかくなので、相変わらず大した内容はありませんが、何か書きます。

昨日は出掛けていたので、iTunesとシンクさせるくらいしかできなかったのですが、今朝からチョコチョコ触り始めてます。第三世代の置き換えということで、薄くなった本体やクリアなカラー液晶だけでも驚きですが、メニューを選択するときに画面右半分にランダムでジャケット写真が表示されるなどのギミックも楽しいです。

シルバーも予想していたよりも違和感なし。ただ、液晶保護フィルムやケースがないので、素手で触るのを躊躇ってしまい、操作がしにくくて仕方ありません。さっさと、買おうっと。

色々進化している部分はありますが、やっぱり一番嬉しいのは160GBの大容量ハードディスクで、「持っている音楽を全て持ち歩く」というコンセプトを明快に打ち出しているところにも共感です。実は冷静に考えるとオーバースペックなんですが、手持ちのCD (写真のラック内のCD) を持ち歩けるってのはやっぱりすごい!

普段は買ったばかりの新しいアルバムを聴くことが多いですが、時々シャッフルで聴いてみると思わぬ名曲と再開できたりするので、全部放り込んでおけるのはめんどくさがり屋にとっては嬉しいところです。

あとは、時々見せてくれていた奇跡的なシャッフルの選曲技術が健在だといいのにな。

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2007年9月 8日 (土曜日)

iPodが到着

一昨日注文したiPod classicの160GBが本日到着しました。アートワークを取り込み直したり、これまでサイズ的な問題で入れていなかったCDをリッピングしたりと準備は既に万端。

Ts3e00181 iPod classicのパッケージ。これまで使っていた第三世代のパッケージとと比べると、非常に箱の大きさが小さくなりました。中に入っているのは、iPod classic本体、USBケーブル、ヘッドフォン (イヤーパッドなし)、ドック用のアダプタ(?)というシンプルさ。マニュアルもスッキリしていて、ちょっとアッサリし過ぎという気も…
Ts3e00201 新しいインターフェースのカバーフロー。ミュージックメニューからからカバーフローメニューに入るときに、多少まごつく感じはありますが、一旦カバーフローメニューに入ってしまうと、それ程モッサリした感じはなく、充分に許せる範囲です。カバーフローが気に入れなければ、これまで通りアーティスト名やアルバム名のリストを表示するユーザインタフェースもあります。
Ts3e00211 音楽再生画面。左側にアルバムジャケットが表示されます。第三世代から買い換えたので、カラー液晶+この画面に感動。これまでの低解像度のアルバムジャケットを、iTunesからダウンロードしたり、高解像度でスキャンし直して良かったです。

まだ本格的に触ってないので音質などについては何とも言えませんが、クリックホイールについては色んなところで言われているようにチョッピリ反応が悪いかも。このまま使うなら大きな問題はなさそうだけど、ジャケットやケースに入れて使うと反応しなさそう。

ただ、持ってる音楽全てを持ち歩くという単純明快なコンセプトを満たすのは、僕の場合はこのiPodしかなかったので、今のところは充分満足です。

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新作は完成したけど…

Johnny Greenwoodによると、Radioheadの7枚目のアルバムのレコーディングが完了し、リリースを待つのみになったようです。

彼曰く、「レコーディングを終えることができてホッとしている。次はこれからどうするかについて決定するためのミーティングをしたんだ」そうな。

Radioheadは現在はどのレコード会社とも契約しておらず、今回のインタビューでもどこからリリースされるかについての示唆はなかったようです。

原文はコチラ

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2007年9月 7日 (金曜日)

Roots & Echoes / The Coral

Rootsandechoes The Magic Numbersらを手がけたCraig Silveyと2作ぶりのIan Broudieをプロデューサに迎えた約2年ぶりの4thアルバム。以前の極彩色のサイケ調サウンドは陰を潜め、前作でも見せた良質のメロディを分かりやすいアレンジで聴かせるという路線を押し進めた内容に仕上がっています。

意表をついて歌謡曲チックな"Remember Me"なんかがあると思えば、彼ららしい渋めのポップさを持つ"Put The Sun Back"、Ian Broudieらしいドリーミーな雰囲気を持った軽やかな"Cobwebs"など、地味ながらもキラリと光る楽曲がてんこ盛り。 特に、日本人受けしそうなメロウな曲が多いのが嬉しい。

元々、メロディのクオリティは高かったものの、ややマニアックなサウンドプロダクションがある種の取っつき辛さに繋がっていましたが、今作はアレンジの凝り具合を適度に抑えることで、メロディとアレンジのバランスを巧く取っています。

初期の作品が好きだった人にはちょっと物足りない気もしますが、個人的にはこのバランス具合は結構気に入っています。もう、「変態ポップ」という枕詞は必要ないかな。

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2007年9月 6日 (木曜日)

Ts3e0010今日の夕方、虹が空にかかっていました。ちょうど半円になったとても大きな虹で、会社の人もたくさん窓の近くに集まって来て、携帯電話で写真を撮りまくってました。

なんてことないけど、ちょっと得した気分。

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新iPod

かねてからの噂通り、今日の早朝にiPodのラインアップが刷新されました。

iPhoneライクのマルチタッチインタフェースやWiFiによるインターネットアクセスなど、総合的なガジェットとしてはiPod Touchは魅力的ですが、いかんせんストレージが8GBと16GBでは少な過ぎ。

と言う訳で、モデルチェンジしたのにクラシックというネーミングのiPod Classicの160GBをBuy Nowしました。めざましテレビでも唯一画面ないで紹介されず、Webニュースでも一番扱いの小さなiPod Classicですが、今使ってるiPodが第三世代なので体感的な機能アップはかなりのものです。

例えば・・・

  • ハードディスクが40GBから160GBにアップ
  • モノクロ液晶がカラー液晶に変更
  • ギャップレス再生に対応
  • カバーフローインターフェース
  • フルメタルデザイン

などなど、個人的にはイノベーションと呼びたくなるほどの進化です。

ただ、とにかく一番のメリットは160GBのハードディスク。4万曲入るようです。これで数年間は聴かないものを消して、新しいのを入れるというような作業をチマチマする必要はなくなりそうです。あ、でもPCのハードディスクが160GBだから、iPodのハードディスクを使い切れへんやん…ま、いっか。そのときはまた考えることにしようっと。

1営業日から3営業日で発送になっているので、週末くらいには届くかな。楽しみだ♪

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2007年9月 5日 (水曜日)

ZO-3参上

Ts3e0008 ようやく家にZO-3がやってきました。もっとオモチャっぽい感じかと思いきや、意外にもズッシリと重く、割とシッカリしていて驚き。見た目はギター。ただ、横にして置くと…やっぱり象さん。

しかし、約20年ぶりということもあり、全く弾けず…握力がないために、FとかBmが全く抑えられないという成長力のなさ。おまけに、Cさえも正しく響かないよ。キーボードは10年くらいブランクがあっても、少し練習したら弾けるようになったけど、ギターは簡単にはいきそうにないな。

で、試しにMuseの"Plug in Baby"を弾いてみましたが、最初の3音だけしか弾けず。このペースだと、全部通して弾けるようになるには年単位の時間が必要になるかも…というか、タブ譜の読み方がイマイチ分からないという状況です。教則本買って練習してみようかなあ。

しゃーないから、Oasisの"Don't Look Back in Anger"のサビのとこだけ練習して弾けるようになりました。さてさて、左手の指先が堅くなるまでギター弾きへの興味は続くでしょうか。

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2007年9月 2日 (日曜日)

Ash Wednesday / Elvis Perkins

Ashwednesday Alfred Hitchcockが監督した"Psycho"に主演したAnthony Perkinsの息子によるデビューアルバム。サウンド的にはいわゆるネオフォークで、全編に渡ってパーソナルな雰囲気が漂う楽曲が収められています。

彼は1992年にエイズで父を亡くし、2001年には9.11で世界貿易センターに衝突した飛行機に乗っていた母を亡くしていて、その悲劇的な経験が楽曲に反映されていると言われてしますが、確かにメランコリックではありますが、過度にエモーショナルになることはなく、端的に言えば真摯な内容。

キッチリと作り込まれた音楽というよりはザックリと編まれた音楽ですが、その素材は非常に美しく、かつ真摯さ故に聴いている内にグイグイ引き込まれていきます。サウンドの印象から受ける繊細なイメージからは信じられないほど強靱でヘヴィな楽曲群は個人的であって普遍的。主観的であって客観的。フォークであってロック。

そして、音楽の筋力は桁外れ。激推薦盤です。

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2007年9月 1日 (土曜日)

ポップミュージックの底力 (Pet Shop Boys at Sonic Stage on 1st Day)

Pict5054 The Cornelius Groupが終わって体力が回復してきたのでアリーナへ。しかし、人が少ない。アウトドアのステージでヘッドライナーがやっていることを考えても少ない。開演が近づくに連れて、ポツポツと人がアリーナへ入ってくるけれど、そのペースでは一杯になるのに明日の朝までかかりそうなほど人が少ない。その割に、スタンド席には人がそこそこいて、しかも右側後方には横断幕まで…「競馬場のパドックかよ!(三村風)」と突っ込みそうになりました。

結局、ライブが始まってもPAブースの遙か前方くらいまでしか人が入っていない状態でライブはスタート。1曲目は"Left to My Own Devices"。思わぬオープニングに狂喜乱舞(空いているから乱舞しやすい)。ラップ部分を含めてフルコーラスで歌える自分が恐い。そんな懐かしめのラインナップで始まると、中盤に差し掛かるところで新作から"Minimal"から、サビの部分でタイトルのスペルを歌う共通項を持った"Shopping"へ。適度にダンサンブルで、しかも簡単に歌えることもあって、場内はノリノリ。その後も、"Hearts"、"Opportunities (Let's Make Lots of Money)"とフェスという場を意識するかのようにヒットチューンを連発していきます。

Neil Tennantが一旦引っ込んで、「ライブ中に基礎代謝量以外にカロリーを消費しない男」Chris Loweが一人でシンセサイザーを操る(本当に操っていたかは不明)クールダウン後、ラテン系のリズムを取り入れた"Se A Vide E"に"Domino Dancing"で再度テンションを上げていき、"Always on My Mind"とWhere The Streets Have No Name ~ I Can't Take My Eyes off You"のカバー2連発で一度目のピーク。特に、"I Can't Take My Eyes off You"の"I Love You Baby~"のところは周りの人が気持ち悪いくらいに笑顔。いや、その気持ちはよく分かる!

そして、ヨーロッパらしい耽美的でシンプルな"West End Girls"から、バカが付くほどにゴージャスなアレンジの"The Sodom And Gomorrah Show"で本編終了。アンコールはソウルフルな女声ボーカリストをフィーチャーした"So Hard"でスタートし、恐ろしいほどのピュアな美しさを持った"It's A Sin"(またフルコーラスで歌ってしまった)。そして、「あと1曲やるよ」と言って始まったのは誰もが待っていた"Go West"。

イントロが始まった瞬間に大歓声が起こり、その後はハイテンションの大ダンス大会。若い人も同年代くらいの人も踊りまくって、サビ部分ではNeilやダンサーと共に振り付きで大合唱。何なんだ、この一体感は?今まで見たライブの中で一体感を感じた瞬間でした。そして、ここで大団円でライブは終了。客電が付くと、至るところから「楽しかった~」という感想が漏れ聞こえてきて、自分のことのように心の中でガッツポーズ。

ソウルフルな女声ボーカルを入れたり、ダンサーチームを使ったり、映像を使ったりと様々な仕掛けがありましたが、ライブに最も有効に機能していたのは彼らの楽曲のポップさ。オリジナルの曲では斜に構えたような曲もあるものの、特にカバー曲で屈託のないポップさが爆発し、アヴァンギャルドではないダンスミュージックの要素が完璧に融合して、老若男女全てのオーディエンスを踊らせるインフラが構築されていました。

ポップミュージックの底力を満喫させてくれ、フェスのお手本のようなプロフェッショナルなパフォーマンスは文句なしでベストアクト。

セットリスト

  1. Left to My Own Devices
  2. Suburbia
  3. Can You Forgive Her ?
  4. Minimal
  5. Shopping
  6. Heart
  7. Opportunities (Let's Make Lots of Money)
  8. Integral
  9. Paninaro
  10. Se A Vide E
  11. Domino Dancing
  12. Always on My Mind
  13. Where The Streets Have No Name ~ I Can't Take My Eyes off You
  14. West End Girls
  15. The Sodom And Gomorrah Show

encore

  1. So Hard
  2. It's A Sin
  3. Go West

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完成度と満足度はシンクロせず… (The Cornelius Group at Sonic Stage on 1st Day)

Pict5039 西日を受けてジャンプし続けたManic Street Preachersでほとんど体力を吐き出してしまったので、The Cornelius Groupはスタンド席に座ってみることにしました。アリーナには充分なスペースがありましたが、体力温存のためか、開始前の時点でスタンド席はほぼ満席状態。ステージの前面には白い幕が張られていて、定刻が近づくに連れて、「その向こう側にある何か」に想像力を掻き立てられ、徐々に気分が上がってきます。

開始時刻を10分少し過ぎた頃に客電が落ち、幕に"Hello"、"The Cornelius Group"、"Sensuous Synchronized Show"といったコトバが浮かび上がり、さらにメンバーのシルエットが浮かび上がってライブはスタート。スマートでクールな演出でしたが、2002年のホワイトステージを溢れさせたフジロックのオープニングで、同じくシルエットで浮かび上がった小山田圭吾の掌から文字が飛び出して行った演出の方が良かったな。

"Sensuous Synchronized Show"と銘打ったこともあり、サウンドとビジュアルを同期させながら進んでいく妥協のない完成度の高さは見事で、サウンドとビジュアルのジャストタイムでの衝突は最初こそ面白かったのですが、抽象度が高かったせいもあり、時間の経過と共に急速に退屈になりました。同じように感じた人も多かったようで、中盤からは周りにいた人が次々に退室していきました。

フジロックでのパフォーマンスは、山に囲まれたホワイトステージを完全に味方に付けた完璧なものだっただけに、ライブ前に抱いていた期待感から次第にズレ始めるに連れ、「あれ、Corneliusってこの程度だっけ?」という想いばかりが頭をグルグル廻りっていました。アーティスティックさという評価軸ではブッチ切りで一番でしたが、彼らの表現手法がサマーソニックという場と巧くシンクロできなかった結果、完成度と満足度も完全にはシンクロさせられなかったということかな。

尖った表現にはつきものの、見る人によってベストアクトにもワーストアクトにもなるライブ。この日のThe Cornelius Groupのライブは正にそんなライブでした。

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