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2007年9月 1日 (土曜日)

完成度と満足度はシンクロせず… (The Cornelius Group at Sonic Stage on 1st Day)

Pict5039 西日を受けてジャンプし続けたManic Street Preachersでほとんど体力を吐き出してしまったので、The Cornelius Groupはスタンド席に座ってみることにしました。アリーナには充分なスペースがありましたが、体力温存のためか、開始前の時点でスタンド席はほぼ満席状態。ステージの前面には白い幕が張られていて、定刻が近づくに連れて、「その向こう側にある何か」に想像力を掻き立てられ、徐々に気分が上がってきます。

開始時刻を10分少し過ぎた頃に客電が落ち、幕に"Hello"、"The Cornelius Group"、"Sensuous Synchronized Show"といったコトバが浮かび上がり、さらにメンバーのシルエットが浮かび上がってライブはスタート。スマートでクールな演出でしたが、2002年のホワイトステージを溢れさせたフジロックのオープニングで、同じくシルエットで浮かび上がった小山田圭吾の掌から文字が飛び出して行った演出の方が良かったな。

"Sensuous Synchronized Show"と銘打ったこともあり、サウンドとビジュアルを同期させながら進んでいく妥協のない完成度の高さは見事で、サウンドとビジュアルのジャストタイムでの衝突は最初こそ面白かったのですが、抽象度が高かったせいもあり、時間の経過と共に急速に退屈になりました。同じように感じた人も多かったようで、中盤からは周りにいた人が次々に退室していきました。

フジロックでのパフォーマンスは、山に囲まれたホワイトステージを完全に味方に付けた完璧なものだっただけに、ライブ前に抱いていた期待感から次第にズレ始めるに連れ、「あれ、Corneliusってこの程度だっけ?」という想いばかりが頭をグルグル廻りっていました。アーティスティックさという評価軸ではブッチ切りで一番でしたが、彼らの表現手法がサマーソニックという場と巧くシンクロできなかった結果、完成度と満足度も完全にはシンクロさせられなかったということかな。

尖った表現にはつきものの、見る人によってベストアクトにもワーストアクトにもなるライブ。この日のThe Cornelius Groupのライブは正にそんなライブでした。

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