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2007年10月

2007年10月30日 (火曜日)

Hourglass / Dave Gahan

Hourglass Depeche ModeのボーカリストDave Gahanの約4年ぶりの2ndソロアルバム。前作のホンノリと温かいオーガニックなサウンドにもDepeche Modeの影がちらついていましたが、今作はユッタリした流れの中にエレクトリックな音が散りばめられていて、直感的には更にDepeche Modeに近い肌触りです。

但し、当然と言えば当然ですが、やっぱりDave GahanDepeche Modeの部分集合に過ぎなず、Depeche Modeそのものではない訳で、Depeche Modeのサウンドに見られるような荘厳な美意識やダイナミズムのような圧倒的な凄みはありません。

確かに、最初の3曲を聴いたときには、「結構ソングライティングの力が上がったなあ」と思ったのですが、中盤以降はアレンジで変化を付けてはいるものの、もう少し五線譜を広めに使って欲しいというのが本音。

ただ、眠る直前のような浮遊感を持つ"Miracles"や凶暴さを前面に出した"A Little Lie"、メジャーコードとマイナーコードをフラフラ動き回る"Down"など、キラリと光るメロディもあって、単なる自己顕示欲の捌け口というレベルは大きくクリアしていて、予想外に楽しめました。

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2007年10月29日 (月曜日)

Go Go Smear The Poison Ivy / Mum

Gogosmearthepoisonivy アイスランドのユニットMumの4thアルバム。以前に買った"Finally We Are No One"では様々な場所から音の断片を拾い集めてきて、パズルのように丁寧に並べたようなシンプルながらも味のあるエレクトロニカといった雰囲気でしたが、このアルバムは生のストリングスやギターを使ったカラフルな内容に仕上がっています。

いわゆるエレクトロニカという言葉から連想される世界とは趣きの異なる暖かみの感じられるオーガニックなサウンドは、ライブ感が強く打ち出されていますが、音の断片を集めてきて並べるという方法自体は不変で、キュートなジオラマを除いているような印象です。

サウンド的には楽曲の特徴をデフォルメするアプローチが増えていて、簡素さのレベルを保ちながら、個々の曲のインパクトやアルバム全体としてのダイナミズムが向上。日常生活のBGM的な側面は随分弱くなってしまいましたが、彼らのサウンドのコアとなる部分を残しつつ、取っつきやすさが大きく増えたのはプラスかな。

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2007年10月28日 (日曜日)

I Love Me / 斉藤和義

Iloveme 今年のサマソニで初めてのライブを見て以来、久々に気になっていた斉藤和義。シングルはコマーシャルやFMなどで断片的に知ってはいましたが、ちゃんと聴いていた訳でもなく、特にアルバムをマトモに聴くのは"Because"以来10年ぶりです。

ただ、男視線、女視線、日常型、抽象型、メッセージ型など、様々なタイプの言葉を、幅広いタイプのメロディに乗せながら歌うスタイルは、ブランクが全く気にならないくらい、10年前との音楽的連続性は大。パット聴いて耳に飛び込んで来るのは、シングルの"虹"かも知れませんが、個人的には"新宿ララバイ"で描かれる世界観が最強。

誰もが生活の中で直面する家族愛、他人愛、自分愛、孤独感などに都会的なバランス感覚で優先順位を付ける様子は滑稽だけど、都会の生活を絶妙に描写していて、ガットギターをバックに淡々と時間が過ぎていく様を表現したサウンドの切なさは途轍もなく、アルバムのハイライト。

日常の話し言葉を紡いでいくことによって、主人公の背景が滲み出てくるような行間の作り方も絶妙で、この人は詩人なんだなあと改めて実感しました。

HMVでは通常盤よりも安かったのでDVD付きの限定版を買いましたが、シングルを全てフォローしていた訳ではなかったので、このシングルクリップ集もお得感絶大でした。

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2007年10月27日 (土曜日)

In Rainbows / Radiohead

Inrainbow レコーディング終了のニュースの直後に、ダウンロード先行販売された約3年ぶりの7thアルバム。"Hail to The Thief"からのドラスティックな方向性の変化はありませんが、"Kid A"で提示した新しいRadioheadサウンドのコンセプトを、着実にブラッシュアップさせた内容。

前作辺りから、それまでの抽象的な象限で表現された世界に対して、血肉を注ぎ込むアプローチが増えて来ましたが、今作はさらにそれが強化され、雲を喰って生きてるような雰囲気は減少。そうは言っても、贅肉を削ぎ落としたエレクトロニカ的な曲、細かな楽器を絡めながら緻密に世界を作っていく曲、ジャズやクラシック的な曲など、"OK Computer"以降の自由奔放さは相変わらずです。

驚きや新鮮さはありませんが、個々の曲のレベルは高く、スタイルの多様性にもかかわらず全体の色を統一しているのはサスガで、まだまだ"Kid A"のコンセプトモデルの進化は続きそうな予感。

12月にリリースされる未発表曲が入ったボックスセットも期待できそう。

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2007年10月26日 (金曜日)

プリズンブレイク

シーズン2のレンタル開始の告知CMが面白いです。

  1. タイトル編
  2. 負けるな編
  3. レンタル編

手法はホットペッパーのCMと同じですが、本編と同じ声優さんが吹き替えやってるだけに、ハマってます。個人的には、負けるな編がお気に入りです。

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2007年10月25日 (木曜日)

24シーズン7

そろそろ「24シーズン6」も佳境に入ってきましたが、アメリカでは来年の1月13日からシーズン7が放送開始になります。

それに先駆けて、あと3時間程すると、FOXのオフィシャルページでで予告編が公開されるようです。日本でのレンタル開始は来年の秋頃でしょうね。それまで、これを見て我慢…するには長すぎるか。

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2007年10月23日 (火曜日)

The Black And White Album / The Hives

Theblackandwhitealbum The Hivesの3年ぶりの4thアルバム。これまでの常に100m走決勝のように全力疾走する無茶なスピード感は抑えられ、そのせいか(?)収録時間も30分弱から45分へと50%増量。それと同時に、サウンドとしては、ガレージっぽさが控え目になり、バラエティに富んだロックンロールの色合いが強くなっています。

個々の構成要素は結構陳腐にもかかわらず、出来上がったものにはオリジナリティがあり、ガツガツした部分も初期衝動ではなく、本能のロックンロールといった風格さえあります。それでいて、マジと悪ノリの境界線上でオモロイ音を連発する遊び心も忘れないのはエライ!

ライブでの曲の使われ方を想像できるのも強み。さあ、みんなで「チックチックチックチック、ブーーーーン!」って叫びましょう。

しかし、バンド名を「蕁麻疹」にするセンスは理解できないや。あ、でも、「炭疽菌」ってバンドもいたっけ。そういや、フジロックは蕁麻疹も炭疽菌も呼んでたな。

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Paperlungアルバム発売

Brave Captainのメーリングリストから、Paperlungのアルバムが本日リリースされるという告知が届きました (Aqualungではありません、念のため)。

「で、Paperlungとは一体どんなバンドだ?」という貴兄にミニ情報。PaperlungBrave Captain (つまり、Martin Carr)と同じThe Boo RadleysのメンバーだったSiceのバンドです。彼は、Brave Captainのアルバムにもゲストで参加してたりしたようです。

但し、HMV onlineから届いた情報によれば、入荷が遅れているとのこと。万が一、注文される方はご注意を。

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2007年10月22日 (月曜日)

Pull The Pin / Stereophonics

Pullthepin きっちり2年毎にアルバムをリリースしてくるStereophonicsの6thアルバム。ここ数作、黒っぽいグラマラスなロックンロールやエッジが鋭く立ち、ぶっといグルーヴで貫いたロックなど、サウンド面でのリッチさが目立っていたことを考えると、シンプルな王道路線を闊歩した印象です。

リードトラックの"Soldiers Make Good Targets"の前作を想起させるサウンドには「うっ」と思いましたが、その後は彼らお得意のノスタルジックなメロディを軽めに仕上げた"It Means Nothing"や軽めのフットワークでジャブを放ち続けるような"Bank Holiday Monday"などヘヴィさは控え目。

アルバムタイトル"Pull The Pin (仕事を辞める、街を出る、縁を切る)"というタイトルから一瞬「解散」の二文字が頭を過ぎりましたが、ジャケットからすると「縁を切る」という感じかな。さすがに何かと縁を切ることで、"Word Gets Around"時代に戻ることはなかったようですが、個人的には過度に肩に力が入りすぎない程度にハードなロックは彼らにピッタリな気がします。その分、特徴をアピールするのは難しい訳ですが…

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2007年10月21日 (日曜日)

寝週末

Iloveme 社外の展示会に出展するデモシステム開発が終わって気が緩んだのか、先週の木曜くらいから風邪気味です。しんどいまま、金曜日に東京へ出張して、展示会の様子を見てきましたが、途中でダウンして帰ってきました。まあ、結構盛況だったので一安心。

帰りの飛行機では初めて非常口座席に座りました。キャビンアテンダントと向かい合わせで座れる席は、会社の人曰く、「憧れの座席」らしいのですが、目が合うたびに会釈をされてしまうので僕はちょっと苦手かな (目が合うってことはこっちも見てる訳ですが…)。

帰ってきたら熱が随分上がっていたので、週末はテニスも休んで一歩も外に出ずに、CDを聴いて過ごしました。UnderworldMumといったエレクトロニカから、BabyshamblesStereophonicsThe Hivesといったロック、Starsなどのポップス、あとはRadioheadなんかという節操ないセレクション。

おまけに今日はスピッツ斉藤和義が到着。斉藤和義はサマソニのステージを見て「新譜を買おう」と思い、"Because"以来10年ぶりのアルバム購入。何故かHMV OnlineでDVD付きの初回限定版が通常盤よりも安くなってたのでそちらを買ったら、最近10枚分くらいのシングルのビデオクリップがついていました。「ウェディング・ソング」は初めて全部聴いたけど、斉藤和義のヘロヘロな詩人ぷりがいいなあ。あと、サマソニのラストでやった(と思われる)「ベリーベリーストロング」も聴けてラッキー。

ちなみに、今月はあと5枚CDが届く予定です。ここ8月と9月はあんまり買ってないし、来月以降は年末進行で枚数が減るはずだから、まあいいよね!?

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In Our Bedroom After The War / Stars

Inourbedroomafterthewar カナダ出身の5ピースバンドの4thアルバム。実はこのアルバムを聴くまで、このバンドのことは全く知らなかったんですが、2000年結成ということで比較的キャリアがあり、さらにメンバーのうち3人がBroken Social Sceneにも参加しているようです。と聞けば、アルバムを聴く前から期待充分。

男女ボーカルを据えたドリーミーで美しいサウンドは、最初は「Belle & Sebastianっぽいのかな」と思いましたが、繰り返し聴くうちにボーカリストのTorquil Campbellの声質やボーカルスタイルのせいか、Prefab Sproutに近い気がしてきました。

変則的なリズムのサビが印象的な先行シングル"Take Me to The Riot"も良いですが、ワクワクしてくるギターポップの楽しさが4分弱に凝縮された"Midnight Coward"や繊細なタッチのピアノをバックにシンプルに歌われる"Barricade"など、エレクトロポップ路線、ソウルフルなディスコ路線など、バラエティも豊富。ラストのタイトルトラックも名曲で、アルバムとしても聴き所が満載で激推薦盤です。

年末の新譜リリースが少ないときに、過去のアルバムも買おうっと。

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2007年10月20日 (土曜日)

Shotter's Nation / Babyshambles

Shottersnation The Libertines時代からタッグを組んだMick JonesからStephen Streetにプロデューサを変更して製作された約2年ぶりの2ndアルバム。相変わらずドラッグ中心のゴシップまみれのPete Dohertyですが、サウンドはシッカリとした軸が通っていて、予想外にグダグダ感はなく、タイトな仕上がり。

持ち前の良いメロディーを作る才能を充分に発揮し、キッチリと整理整頓されたスタイルには、破天荒&自堕落的なロックスター然とした危うさという彼らの魅力び一つが失われた印象もありますが、ようやく彼の才能を制御できるようになってきたのはバンドにとっての大きなターニングポイント。

前作で感じられた楽曲トータルでの未完成な部分も少なく、特にスロー~ミッドテンポの楽曲の完成度が高まったのは大きな強み。所々で舌っ足らずなボーカルワークは生理的に「むむむ」となるものの、それ以外は最後まで一気に聞き通せました。前作からの収支としては大きくプラス。

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2007年10月13日 (土曜日)

音楽業界の地殻変動は続く

先日、Radioheadがレコード会社と契約を結ばず、ダウンロードでのアルバムリリースを開始しましたが、実はNine Inch Nailsも10月8日に興味深いアナウンスを出しています。

そこには、

今日からNine Inch Nailsは完全にフリーエージェントである。あらゆるレーベルとのレコーディング契約からフリーである。私は18年間レコーディング契約の元にいて、ビジネスが従来の一つのものから本質的に全く異なるものへの根本的に変化するのを見てきた。そして、これはやっとのことでオーディエンスと直接的な関係を持つことができるという喜びを与えてくれた。

とあり、明確にRadioheadの採った方法に追従するという記述こそないものの、充分にそうした方向性を示唆した内容になっています。

そして、OasisJamiroquaiRadioheadに続くのではないかという業界消息筋の話もあるようです。実際に、Oasisはニューシングル"Lord Don't Slow Me Down"はダウンロードでリリースされることになっていて、今後のテストベッドのような気もしてきます。

また、Ashは以前にこれまでのような形態でのアルバムリリースはしないと発表したり、The CharalansはイギリスのFM局XFMのサイトからニューアルバムを無料でダウンロードできるようにすると発表したり、MadonnnaWarnerとの契約を解消し、イベントプロモーション会社Live Nationと契約するとの話が出るなど、レコード会社にとってはインパクトのある話が矢継ぎ早に出ています。

もちろん、この流れがビッグバン的に拡がる可能性は小さい訳ですが、自分達がビジネスプレイヤーの一員であり続けるソフトランディングモデルのiTunes Storeへの対応程度で相も変わらず権利ビジネスに胡座をかいているレコード会社は、バンドやユーザに提供できる価値を失ってしまい、結果的に「売る商品」がなくなってしまうかも知れません。まあ、ダウンロードのホスティング事業を担うというプレイヤーにはなれる可能性はありますが…

今後どういう方向に動くのか、あるいは動かないのか、要注目です。

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2007年10月12日 (金曜日)

Ian Ballのソロ

Ian Ballと言っても、なかなかピンと来る人も少ないと思いますが、渋いイギリスのバンドGomezのボーカリストの人です。

彼のソロアルバムがもうすぐ発売になるようで、MySpaceの彼のサイトで何曲か視聴できます。Gomezのときよりもアコースティック色が強く、優しげで美しさが強調された曲としゃがれ気味の声のコンビネーションが秋っぽくて良い感じです。

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2007年10月11日 (木曜日)

Justice来日決定

今年のフジロックフェスティバルの2日目深夜のレッドマーキーを入場規制にしたJusticeの来日が決定しています。

大阪は来年1月23日にBIG CAT、東京は24日にSTUDIO COASTです。あの人の数を見てると、BIG CATはちょっと小さいような気もしますが、来年は頭にビシバシ突き刺さる音でライブ初めになりそうです。

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2007年10月10日 (水曜日)

Tooth Tunes

これ、面白いな。

ブラシを握ったときに親指がかかる位置に再生ボタンがあり、歯磨きを始めると指の圧力で音楽がスタートする。再生時間は“歯磨きの目安”とされる2分間で、聞き終わる頃には歯もキレイになっているという寸法だ。

骨伝導って予想以上にハッキリ聞こえるから、ちゃんと音楽も聴けそうだし。ついでに、USBポートを付けて、iTunesとシンクできるようにして、好きな曲を流せたりすると素敵かも。

そうすれば、リンゴをかじっても歯から血が出ないようになるかも。

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ダウンロード完了

Radioheadの新作"In Rainbow"をダウンロードするためのURLがメールで届いたので、今ダウンロードしてiPodにコピーしてます。アートワークが付いてないのがちょいと残念。

ファイルフォーマットは160KbpsのDRMフリーのMP3。もうちょいビットレートを上げて欲しい気もするけど、ファイルサイズと音質を天秤にかけたら、これくらいがちょうど良いのかな。

次は未発表曲も入っているパッケージ版。クリスマスには届きますように。

1曲目のフリーキーな感じの曲、面白いですね♪

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2007年10月 8日 (月曜日)

Oblivion with Bells / Underworld

Oblivionwithbells 個人的に異常な程に純度が高く、消失点に向かって音が一直線に落とし込まれた"Beacoup Fish"が彼らの作品の基準だったので、湾岸線を走る車の窓を流れていく夜景のような"A Hundred Days Off"は、決して悪くはないけれど、やや決定打に欠ける印象でした。かといって、Rive Run Projectとしてダウンロードでリリースされた一連の作品はアンダーグラウンド臭が強く、イマイチ馴染むことができませんでした (何という自分勝手さ…)。

そんなこともあって、期待3割不安7割だったのですが、ストイックさとメランコリックさのバランス感覚が見事な"Beautiful Burnout"をはじめ、ちょっぴり下世話なアプローチが逆に新鮮な"Ring Road"、透明度の高い音が様々なイメージを想起させる美しい"Glam Bucket"、ピアノを大フィーチャーした歌もの"Good Morning Cockerel"など、予想以上の内容に正直驚き。

強迫観念にも似た強烈なビートを刻むことはなく、消失点周囲がボンヤリと明るいフォーカスの甘さを感じさせつつも、アイデンティティがぶれない程度に拡がったサウンドバリエーションが奏功して、「楽しさ」を感じさせる内容。キャリアの最高傑作かと問われると悩むところですが、Underworldのニュースタンダードとして充分なレベルに到達。

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2007年10月 7日 (日曜日)

The World Is Yours / Ian Brown

TheworldisyoursThe SmithsAndy RourkeHappy MondaysPaul RyerSex PistolsSteve JonesPaul Cook、更にはSinead O'connorという豪華なんだか微妙なんだか分からないゲストを迎えた約3年ぶりの5thアルバムは、ボーカルだけではなく、バックトラックもシッカリと彼独自の色が感じられる内容に仕上がっています。

基本的には前々作で大きく舵を切って進み始めたエレクトロニカ的な路線を踏襲しつつ、メロディのストイックさを増強するために、弦楽器や管楽器、ティンパニーなどのオーケストラを導入するというユニークなアレンジを展開。

特に、バッキングに従えた楽器の種類は結構多いにもかかわらず、音に色や広がりを与えるためにハーモナイズさせるよりも、ローキーなメロディにユニゾンで音を重ねることによって、楽曲の筋肉量を格段にアップさせると共に、サウンドのベクトルを強烈に明確化しています。

作品の色が恐ろしいほどに統一されているのは見事だと思いますが、あと少し流れの中での相対的な盛り上がりが欲しいところかな。ただ、前作で感じた物足りなさはシッカリと払拭されました。

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iPod Classicファームウェアアップデート

早くもiPod Classicの2回目のファームウェアアップデートがリリースされています。

MacRumoursによるとアップデート内容は、

  1. カバーフローの改善
  2. メニューナビゲーションの高速化
  3. コンピレーションアルバムのジャケットをカバーフローで1回のみ表示
  4. ビデオ出力のバグフィックス

などらしいです。

うん、確かにカバーフローの表示速度やメニューナビゲーションのワンテンポ遅れるナビゲーションは解消されている気がします。音の傾向が変わったというレポートもありますが、どうなんでしょうね。

しかし、アップルは何でリリースノートを付けないんだろ。今に始まったことじゃないけど、おかしな会社だな。

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2007年10月 5日 (金曜日)

Beyond The Neibourhood / Athlete

Beyondtheneighbourhood セルフプロデュースによる約2年ぶりのAthleteの3rdアルバム。適度にザラザラした肌触りの1stから、ドラマティックなサウンドプロダクションの2ndへのベクトルの変化を目の当たりにしたときに、3rdがこういった音になるんじゃないかという予想はできていた訳ですが、それにしても徹底した作り込みはある意味で感心します。

アルバムはどこを切り出しても、イギリスの叙情的ギターロックど真ん中の音。内省的なメロディーを主体に、やや翳りのある肌寒い空気が漂い、音の厚み完全にコントロールされ、様々な手法でエモーショナルさを前面に押し出しています。

確かに、メロディの美しさやメランコリーという点は「オッ」と思う部分もありますが、全編に渡ってインストールされている「感動させてやろう」という意気込み程は、聴いていて伝わってくるものはありません。スペイシーではあるけれど、スケール感もイマイチ。Snow Patrolにしろ、Athleteにしろ、Coldplayの成功体験を無理に追いかけなくてもいいのになあと思ってしまいます。

個々の曲は悪くはないので、このやり過ぎ感さえ気にならなければ、高い評価を受けてもおかしくないとは思いますが、個人的にはさすがにお腹いっぱい。

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2007年10月 2日 (火曜日)

Radioheadニューアルバム発売!

つい先日レコーディングが完了したというニュースが届いばかりのRadioheadですが、何と"In Rainbow"というタイトルで、10月10日から彼らのオフィシャルサイトを通してダウンロード発売されます。しかも、料金は買う人が自分で決定できるようです。

さらに、ディスクボックスバージョンとして、ダウンロード版のトラックがCDに収められたもの、ヘヴィウェイト仕様の12インチアナログ盤2枚、ダウンロード版には含まれない新曲が収録されたエンハンストCD、アートワークに歌詞カードがハードカバーの本とスリップケースに入ったものもリリースされます。

ディスクボックスバージョンを買ってもダウンロードは無料。ディスクボックスは12月3日までに発送されるようです。但し、コチラの値段はちょいと高めで、送料込みで40ポンド(約9000円)。激高ではないですが、簡単に買うのは躊躇ってしまう値付けです。

今回の彼らの動きはレコード会社にとっては衝撃的だったはずです。Radioheadだからパッケージ販売までできたというのはあるにせよ、ダウンロード販売だけなら他のバンドでも可能な範囲な訳だから。

さてさて、この試みがアーティストがレコード会社に魂を売らずに活動する最初の一歩になるんでしょうか?ご祝儀でディスクボックスバージョンを買うとするか。

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2007年10月 1日 (月曜日)

Rage Against The Machine来日

昨年のコーチェラで再結成したRage Against The Machineが2008年2月に来日決定のようです。Big Day Out絡みでまわってくるのかな?

しかし、Rage Against The Machineも再結成Smashing Pumpkinsも、ちょうど音楽から離れていた頃が全盛期だっただけに、再結成とか言われても全然興味が沸かないなあ。リアルタイムでその凄さを体験できた人にとってはすごいことなんだろうけど。

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