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2007年11月 2日 (金曜日)

Who Goes There / Ian Ball

Whogoesthere イギリスの地味渋バンドGomezのボーカリストIan Ballの1stソロアルバム。Gomezの近作は、初期の泥臭いオルタナティブ色が薄まって垢抜けてきているので、「フロントマンのソロアルバムだからこそ、実はその流れに逆行しているんじゃないか?」と勝手に予想。

ところが、そんな予想は大ハズレ。アルバムに流れているのは、アコースティックギターにチープな電子音を混ぜ合わせた、緩く、ほんのりと暖かい手触りの音楽。絶対的な強みこそないものの、初聴ですんなりと耳に馴染むメロディは、単に親しみやすさだけではなく、素材感の高さが際立っていて、馴染んだ後の心地良さも抜群。

比較的薄いアレンジで素朴なメロディの良さを際立たせるアプローチの中、ラストトラック"Enzymes"では厚めのアンサンブルが施されて、エンディングにかけて多幸感に包まれて、ポジティブなエネルギー流量が急速に増加。それは、ちょっぴりSpiritualizedを連想させるようなサイケデリアもあったりして、Gomezとの共通点を見せつつも、アメリカのミュージシャン達と組んだことによるケミストリーも充分。

バカ売れするタイプの音楽ではないですが、これはオススメです。

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