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2008年4月

2008年4月30日 (水曜日)

フジロックフェスティバル'08出演アーティスト第5弾発表

Fujirockers.orgで追加アーティストがリークされています。明日にはオフィシャルサイトでも発表になるようです。前回は前日のリークでは発表されていないアーティストがオフィシャルで追加されていましたので、今回もご確認下さい。

しかし、Neon Neonを呼んでくれたのは嬉しいけど、まだまだ全然満足できないや。ElbowとかI Am Klootとかマンチェっぽくないマンチェ勢来ないかなあ。

5月中旬にある程度の全体像が見えたときにはこの気持ちはスッキリするんだろうか。

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2008年4月24日 (木曜日)

Antidotes / Foals

Antidotes オックスフォード出身の5ピースバンドのデビューアルバム。最初聴いたときは、高音のギターを細かく刻んで重ねていくサウンドプロダクションがBattlesの上澄みのような気がしましたが、冷めた感覚とトライバルなリズムはBloc Partyに近いかも。

楽曲を形作るのは細めの音の繊維ですが、それらが自律的に細かく振動しながら推進力を生み出しています。また、細かい音を緻密に配置することによって、時間軸方向に細分化していくと隙間があり、高音ギターの音の合間からベースがクッキリ聞こえてきます。結果的に、低音が相対的にデフォルメされることで、温度感の割には強いダイナミズムが表れています。

個々の細めの音はライブでの場のエネルギーを巧く絡め取りそうな雰囲気なので、ライブでは輻射熱を放つようなサウンドになる予感。ただ、"Electric Bloom"のギターリフなど、カッコ良いフレーズがたくさんあるのは分かるんだけど、もう少し曲の表情に変化があればなあという気がします。

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Antidotes

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2008年4月22日 (火曜日)

Summer Sonic'08 第6弾出演アーティスト発表

Blood Red ShoesThe Pillowsらが追加されてます。ただ、さすがにもう大物は打ち止めのようです。あと、このページはThe Verve以外は出演順(の逆順)なのかな。

大阪初日のThe Jesus & MarychainColdplayFatboy Slimは被りそうだから、どれ見るか悩むなあ。80年代が青春時代の人間にとってはジザメリだろうけど、デカくなってからのColdplayはちゃんと見てないからコッチも見てみたいし。

その点、大阪2日目はThe Verveを見たらさっさと帰れそう。もうちょっとばらけてくれたら良かったのに。まあ2日目は疲れ果てているから、それはそれで良いんだけどね。

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2008年4月21日 (月曜日)

Accelerate / R.E.M.

Accelerate 共同プロデューサにJacknife Leeを迎えた約3年半ぶりの14thアルバム。自分は彼らの活動初期からのリアルタイム世代でしたが、"Up"以降の枯れたサウンドしか聴いたことがなかったので、ギターがうねりまくったエネルギッシュな楽曲を中心とした内容にはビックリ。

とは言っても、アンチエイジングに励み、脂ぎったオヤジのイヤラシサが全開だったU2とは違い、現在の自分達の中で、本質的なアグレッシブさを表現しているため、「無理しました感」はゼロ。特に、彼ら.の場合は以前から枯れ気味の曲でも芯の強さがあったこともあり、近作との違いの大きさを表現ロジックの変化として摺り合わせに成功。

例えば、"Until The Day Is Done"のようなオフトーン気味の曲でも余分なメランコリーを一切排除し、他の曲同様にシンプルな仕上がりで、アルバム全体として意志の強さがハッキリと浮かび上がっています。

35分という長さに多少ボリューム的な物足りなさはありますが、スピード感だけをオーバードーズした薄っぺらさはなく、このシフトチェンジは一定の成果を上げたという印象です。

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Accelerate

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2008年4月20日 (日曜日)

Hey Ma / James

Heyma 前作発表後に脱退したTim Boothが復帰し、7年ぶりにリリースされた10thアルバム。前作は聴いた瞬間にJamesだと分かるサウンドではあるものの、物憂げで悲しそうな雰囲気の曲が多かったのですが、今作は悩みが吹っ飛んだようなカラフルなJames流ポップスが展開されています。

最初こそ遠慮気味に始まったものの、徐々に盛り上がっていく"Bubbles"を始め、アコースティックギターをバックにした気怠さがサビでスッと晴れていく"Hey Ma"、打ち込みっぽいリズムと運動量の変化の激しいメロディの対比が面白い"Waterfall"、ここぞと言うときに半拍ずれるギターリフが耳に残る"Oh My Heart"など、親しみやすいメロディとツボを抑えたアレンジのコンビネーションで完成度の高い楽曲が連発。

メロディの周辺に広く取ったスペースを様々な楽器群が埋めていく独自の手法も未だ色褪せておらず、それ程多くのパターンを持っている訳ではないにもかかわらず、この瑞々しさを維持しているのには恐れ入ります。伝説でも最先端でもありませんが、こういったタイプの音楽はやっぱり楽しいな (ジャケットは恐いけど)。

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Hey Ma

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2008年4月19日 (土曜日)

X Marks Destination / The Whip

Xmarksdestination Jim Abbissプロデュースによるマンチェスター出身の4人組のデビューアルバム。ひと言でいうなら節操のないダンスロック。ただ、イギリス的なメロディと下世話なアレンジが絶妙に絡み合った"Trash"やメロディが初期New OrderでボーカルがEcho & The BunnymenIan McCulloch風という鼻血が出そうな取り合わせの"Frustration"など、80年代好き殺しの楽曲がてんこ盛り。

そうかと思えば、The Libertines以降のUK新人バンド的なメロディをキラキラした安っぽいシンセサイザーで包み込んだ"Save My Soul"にモロにエコバニな"Sirens"などもあり、20年間の時間と空間をつまみ食いしまくる大胆さに、The Teenagersと同じ文脈で感心。

サスガに終盤までその勢いは持続しませんでしたが、個人的には「Klaxonsと同じくらいには受け入れられても良いのでは?」という印象。40分くらいのショーケースライブだったら、最後まで充分に楽しめそうなので、去年のフジロックでケミカルを捨てて、レッドマーキーでこっちを見とけば良かったと本気で後悔。

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2008年4月18日 (金曜日)

Last Night / Moby

Lastnight 約3年ぶりの9枚目のスタジオアルバム。ここ2作はロック的なアプローチを多用しつつ、そのサウンドDNAで結果的に「踊れる」サウンドになったような印象がありましたが、今作は久々にダンスミュージックとガップリ四つに組んで、「踊らせる」ことに執着した内容に仕上がっています。

ただ、リードトラック"Ooh Yeah"のようにソウルフルな女性ボーカルをフィーチャーしたり、"I Love to Move in Here"のようにラップを前面に押し出すことでスマートさやクールさよりも艶っぽさが強調され、昨今のNew Rave勢のようなトレンドを感じさせるダンスミュージックとは一線を画しています。

攻撃的に妖しげな光を放つ"Disco Lies"などサスガの曲もある一方で、前作に収録されていたNew Orderの"Temptation"のオーガニックなカバーのような意外性のある曲はなく、実はここ2作のロックフィールド寄りのダンスミュージックが結構好きだったこともあって、ここまで踊らせることに貪欲になられると、最後の方はちょっと疲れてしまいました。

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Last Night

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2008年4月15日 (火曜日)

フジロックフェスティバル'08出演アーティスト第4弾発表 (の追加)

オフィシャルサイトで第4弾の出演アーティストが発表されました。

一昨日、Fujirockers.orgで発表されていた21アーティストに加えて、

  1. 忌野清志郎&NICE MIDDLE with NEW BLUE DAY HORNS plus 仲井戸“CHABO”麗市
  2. くるり

が追加されているようです。ますます、フジロックらしいメンツになってきました。

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2008年4月13日 (日曜日)

フジロックフェスティバル'08出演アーティスト第4弾発表

Fujirockers.orgで第4弾の出演アーティスト21組が発表されてます。正式発表は

  1. Asparagus
  2. Beat Crusaders
  3. Ben Folds
  4. Bill Laswell presents Method of Defiance
  5. The Cribs
  6. DatA
  7. Doberman
  8. Gotye
  9. Janet Klein
  10. Jason Falkner
  11. Jason Mraz
  12. Kasabian
  13. キセル
  14. Naruyoshi Kikuchi Dub Sextet
  15. Ozomatli
  16. The Rascals
  17. Riddim Saunter
  18. Sherbets
  19. 友部正人
  20. Travis
  21. White Lies

発表された数は多いけど、やっぱり今ひとつ盛り上がりに欠けるなあ。救いは去年のサマソニで見なかった&見られなかったKasabianTravisがラインアップされてることくらいか。後は、まだヘッドライナーが全て発表されていないことを願うばかり。

そろそろ、知らないアーティストを見れる機会が増えてありがとう!って思えるように人間を磨くか。

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Lucky / Nada Surf

Lucky ニューヨーク出身の3ピースバンドの5thアルバム。まともにアルバムを聴いたのは初めてだったので、オルタナティブ色の強かったスマッシュヒット"Popular"とは異なる自然なサウンドプロダクションには正直ビックリ。

特に、荒涼な風景を感じさせるリードトラック"See These Bones"からほのかな温かさを感じさせる"Whose Authority"への序盤の流れはグラスゴーのギターロックのサウンドをコンパイルしたような印象です。その後も、基本的に肩の力を抜いた美メロ中心に展開し、メロディメイカーとしての実力を存分発揮。

翳りや荒涼感の強いものばかりに走ることも、金太郎飴的な甘いものばかりに走ることもないバランス感覚は、常時平均以上のクオリティを保つ楽曲を生み出す能力があるからこそ。ただ、中盤以降になると徐々に平均以上では物足りなくなり、フットワークの軽さとスピード感を増した"Ice on The Wing"ではマンネリ感を払拭するところまでは至らず。

「心地良さへの慣れ」って早いから仕方ないんだろうなあ。

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Lucky

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2008年4月11日 (金曜日)

サマソニ'08第5弾発表のメンツ

サマソニ、この期に及んでまだSuper Furry Animals持ってたとは…恐るべし。

ただ、個人的には今年新譜をリリースしていないSuper Furry Animalsよりも、Neon Neonで来日してくれた方が嬉しかったな。

更に被りまくる可能性が増えたとはいえ、見るアクトの選択肢が拡がったという意味では文句なしですね。うーむ、マジですごいな。

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2008年4月 8日 (火曜日)

アマゾンのUS盤が安い (ような気がする)

円高の影響なのか、アマゾンのUS盤が異常に安いです。Elbowの新譜なんて990円ですよ! ここのところHMVばっかりだったけど、アマゾンは1500円で送料無料だし、アマゾンに戻るかどうか考え中です。

そんなこんなで、現在注文中のアルバムのリスト。

  1. Twenty One / Mystery Jets
  2. Antidotes / Foals
  3. X Marks Destination / The Whip
  4. Walk It Off / Tapes 'n' Tapes
  5. Hey Ma! / James
  6. Accelerate / R.E.M.
  7. Couples / The Long Blondes
  8. Pretty.Odd. / Panic At The Disco
  9. Consolers Of The Lonely / Raconteurs
  10. Promise Lands / Lowgold
  11. Beat Pyramid / These New Puritans
  12. Konk / The Kooks
  13. Play Moolah Rouge / I Am Kloot

久々のLowgoldや再結成したJames、前作が素晴らしかったThe Long Blondes、渋め路線まっしぐらなのかが気になるI Am Klootなどなど楽しみなアルバム満載なのですが、いくらゴールデンウイーク前とはいえ、ちょっと多過ぎだな。

HMVの「3枚買うと25%」を多用するとこんな目に遭うので注意しましょう♪

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2008年4月 7日 (月曜日)

Grand Archives / Grand Archives

Grandarchives シアトル出身の5ピースバンドのデビューアルバム。切なさ度が高めのメロディを薄めのリバーブで覆った楽曲群は、耳にした瞬間に身体に溶け込んでくる即効性の高さを持ち、繰り返し聴くほどに良さがドンドン染み渡って来るという浸食性の高さも併せ持ってます。

全体を通して平均点を上回るメロディが満載ですが、10年単位でタイムスリップしてしまいそうな悶絶のポップチューン"Torn Blue Foam Couch"や注意しないと想い出が止め処なく逆流してきそうな"A Setting Sun"、友達とバカ騒ぎして大笑いしたときのような刹那的な楽しさを持つ"The Crime Window"など、ハイレベルな楽曲が複数入っているのが大きな強み。

The Thrills並みに晩夏の夕暮れの海が似合う内容は、特別なことをやっている訳ではないのに、ギターの音も、ハーモニカの音も、ピアノの音も、全てが胸に染み込んできます。但し、そのメランコリーはThe Thrillsの描くそれよりもスマートで、「モテない夏休み終わりの僕」というよりは、「彼女と別れた日の夕暮れ」といった感じで心の琴線にジャストミート。

Death Cab for Cutieの奏でるギターポップやBishop Allenのメロディにピンと来る方には超オススメの一枚です。

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2008年4月 6日 (日曜日)

Reality Check / The Teenagers

Realitycheck フランス出身の3人組の1stアルバム。時折過激なフレーズが飛び出す歌詞を甘酸っぱいメロディに乗せた脱力系エレクトロポップは、ポップなメロディを冷めた温度感で仕上げてはいますが、斜に構えたり、気取ったところはなく、徹底して我を抑えた匿名性の高い内容。

適度にキャッチーで、適度に踊れ、適度に今っぽさを感じさせる楽曲群は非常に無機的で、エレクトロポップの持つイメージとは対極。そんなこともあって、ときどき挟まれるキラキラしたシンセサイザーの音もクールな原曲の快楽度を上げ切れない何とも中途半端な状態。なのに、このスカスカ感が結構気持ち良くもあったり…

繰り返し聴いてみても、取り立てて大きな強みが見出せる訳でもないのに、最後まで1つのパターンで押し切ってしまえるのは正直スゴイ。しかも、色んなものの美味しいところを集めてきたような内容にもかかわらず、何故だか全く嫌な気持ちも起こらず、逆に愛すべき部分が浮き上がってくる始末。個々の中身云々ではなく、全体の雰囲気で自分達らしさを表現するアプローチってのもあるんだなあと素直に感心。

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Reality Check

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2008年4月 5日 (土曜日)

Searching for The Hows And Whys / Get Cape. Wear Cape. Fly

Searchingforthehowsandwhys イギリス出身のSam DuckworthのプロジェクトGet Cape. Wear Cape. Flyの約1年半ぶりの2ndアルバム。作品のメンタリティ自体には大きな変化はないものの、前半はブラスセクションやストリングスを加えたり、ボーカルによる直接的な感情表現が増えている分、サウンドのリッチ化が進むと同時に、前作よりもオルタナティブっぽい面がやや強めの印象。

ただ、中盤に進むに連れてそんな「派手めな」サウンドは次第に落ち着きを取り戻し、素材の良さの部分が相対的に浮かび上がって来て、サウンド面の幅広さと巧い具合に調和。行き過ぎることのない、程度をわきまえたイギリス的な翳りや耽美性も個人的なツボ。

1stを聴いたときの「ハッとする」新鮮さは多少弱まったけれど、まだまだその魅力は健在で、巨匠が斬新かつ大胆な視点で切り取った構図の中の感動ではなく、日常の非ドラマティックな風景のさり気ない美しさが詰まった作品です。

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