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2008年7月 3日 (木曜日)

Med Sud I Eyrum Vid Spilum Endalaust / Sigur Ros

Medsudieyrumvidspilu共同プロデューサをKen ThomasからFloodに変更して制作された約2年9ヶ月ぶりの5thアルバム。前作の"Takk..."で開放感やポジティビティが強くなったことからも変化前夜という感じはありましたが、ドライなギターとパーカッションが激しくパンニングされ、非常にアグレッシブな"Gobbledigook"には驚き。

やや落ち着き過ぎかなというタイミングで配備された大作"Festival"の中盤から終盤への陽性のエネルギーの流れは壮絶ですし、静寂の向こう側でピアノを遠慮気味に奏でたような"Ara Batur"も素晴らしく、アコースティックギターをバックにシンプルにニュートラルに歌を重ねた"Illgresi"や淡いグラデーションから更に色を間引いたような"All Alright"など、息を飲む瞬間の連続。

相変わらずサウンド自体の美しさは残っていますが、これまでの作品ように孤高で神懸かったような感じは弱まっていて、比較的手の届く場所で鳴らされている雰囲気。その分、線の細い楽器群を丁寧に重ねていく従来型のSigur Rosサウンドでは多少物足りなさが残るものの、動から更に動へと展開するこれまでに見られなかったタイプの曲も登場しており、アルバムジャケットが示唆するように新たな一歩を踏み出した印象です。

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