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2008年10月26日 (日曜日)

Sigur Ros@大阪厚生年金会館 on 24 October 2008

2005年のフジロックは豪雨のMobyで踊りまくり、奇跡的に雨の上がったNew Orderで声を張り上げたために疲れ果て、途中まで見て諦めて帰るという失態、2006年の来日公演には行けず…ということで、まともに見るのは2003年の単独公演以来となるライブです。

一言で言えば、その2003年のライブが鮮烈だっただけに、今回のライブは不完全燃焼。Jonsiの喉の調子が悪く、高音が擦れてしまったり、セットリスト的に物足りなさがあったりと原因は複合的ですが、個人的には「美しさと紙一重の暴力性」が薄らぎ、ひたすら美しく、多幸感の強い音で満たされ過ぎていたことが一番デカイかな。

アンコールのアンコールの"Popplagið"で凶暴さの一端を見せたものの、それまで吸収したエネルギーを一気に放出するような爆発力は見られず。もちろん、観客を立ち上がらせて、拍手で参加させた"Gobbledigook"は彼らの新しい面を強く印象づけてくれましたが、それも想定を大きく上回るというところまでには至らず。

そして、一番残念だったのは"Viðrar vel til loftárása"が演奏されなかったこと。あの、息をするのも憚られるような無音をもう一度体験したかったなあ。

今回もライブ終了後に拍手がしばらく鳴り止みませんでしたが、5年前のライブ終了時まで観客全員が座って聴いていて、ライブ終了直後に全員がスタンディングオベーションをした一体感と比べるとちょっぴり弱いかなあという気も。

色んなところで絶賛されていますが、個人的には100点満点で70点くらいかなあ。ただ、「コンディションさえ整えば、こんなもんじゃないぞ」というのも本音。まあ、Jonsiのボーカルはただのボーカルではなく、彼らのサウンドの核でもあるので、喉の調子が悪いってのは致命的なんですが…

フェスではなく、再度ホールでの単独ライブを希望。

セットリスト (2008年10月24日@大阪厚生年金会館)

  1. Svefn-g-englar
  2. Glósóli
  3. Starálfur
  4. Fljótavík
  5. Við spilum endalaust
  6. Hoppípolla
  7. Með suð í eyrum
  8. Inní mér syngur vitleysingur
  9. Heysátan
  10. Sæglópur
  11. Festival
  12. Gobbledigook

Encore

  1. Popplagið

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コメント

前回見た内容がもの凄かっただけに、今思い返してもやっぱり今回の大阪のライブはちょっと不完全燃焼です。ま、それだけ高いレベルを期待できるバンドってことです。

個人的にはSigur Rosの曲は静かな環境で聴きたいので、人が行き来したり、別のステージから音が漏れて来るフェスはちょっと嫌だなあと。とはいえ、次はフェスになるんだろうなあ。

投稿: Jun | 2008年11月 1日 (土曜日) 午後 10時54分

国際フォーラムに行きました。
残念ながらヨンシーの喉の調子は悪いままでしたが、それでもいいライブでしたよ。客の声があんなに出ているのはシガーロスのライブでは初めてではないでしょうか。
でもやっぱりベストコンディションでまた聴きたいですね〜。私的にはフェスでもかまわなかったりします。

無音の曲のタイトル、おかげで分かりました。
フジでの30秒(?)ブレイクにびっくりでした!

投稿: sasaki | 2008年10月30日 (木曜日) 午前 01時48分

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