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2009年2月 8日 (日曜日)

Tonight / Franz Ferdinand

Tonight Keithの新作を手がけたDan Careyをプロデューサに迎えた約3年半ぶりの3rdアルバム。前作の明石家さんまのような全編躁状態のハイテンションさや高田純次のような人を食った感じは控えめで、直球的な派手さが抑えられた内容は大人になったイメージ。

臨界状態一歩手前で立ち止まる先行シングル"Ulysses"、太めのベース音を基調にしながら徐々に艶っぽさを得ていく"Turn It On"、シンプルなギターのフレーズとサビのユニゾンが「いかにも」な感じの"No You Girls"という序盤の流れは、メロディや曲の構成などは従来の仕様と大きく変わらないものの、どこか理性のリミッターが聴いた印象。

中盤以降は、かつてなくリズムへの拘りを見せた新境地っぽい部分を見せる曲が続くものの、個人的には序盤の軽めのポップスから固めのリズムを纏ったロック、そして多少強引にエレクトロへと分単位で表情を変えて行き、ライブでもハイライトに投入されるであろう"Lucid Dreams"がクライマックス。

勢いだけで押しまくるのではなく、焦らしつつ、押すときは一気に押しまくるテクニックを身に付けたAlex Kapranosは絶対ニヤニヤしてそう。そう考えると大人になったと言うよりも、さらにタチが悪くなった気も。

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