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2009年4月

2009年4月27日 (月曜日)

フジロックフェスティバル'09 出演アーティスト第4弾発表

明後日くらいに正式発表になりそうな追加メンバーが発表されてます (変な日本語だな)。今回は常連さんの名前が結構多いです。

ついでに日割りも発表されてます。金曜のグリーンはスカパラThe KillersOasisくらいかな。土曜日はトリ前が今のところ不明。日曜はWeezerがヘッドライナーなのか!?

ホワイトがRoyksoppBasement Jaxxだったりすると素敵だ。

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2009年4月25日 (土曜日)

Sounds of The Universe / Depeche Mode

Soundsoftheuniverse 前作と同じくBen Hillierをプロデューサに迎えた約3年半ぶりの12thアルバム。予感を遙かに上回る復活劇を飾った前作ほどのインパクトはありませんが、「らしさ」を感じさせた音を織り交ぜつつ、期待値と隔たりの少ないレベルは維持。

サウンド的には先行シングル"Wrong"でも際立っていたヴィンテージのアナログシンセサイザーの太い音とDave Gahanの艶っぽく力強いボーカルが映えた曲が多数。但し、Martine Gore作の楽曲のデキにバラツキがあるのは気になるところ。特に、"Little Soul"の退廃的でちょっぴり妖しげな世界観や自らがボーカルを務める"Jezebel"の暗さと明るさの折り合いを付けた独特の色彩感覚はサスガですが、時折淡泊さを感じさせる曲があるのも「ムムム」というところ。

それとは対照的に、Dave Gahan作の3曲は過去の不安を完全に払拭させる良いデキ。エレクトロニクスによるオールドスタイルのロックといった雰囲気の"Hole to Feed"、暖色系の光を放つ歪んだ暖かみを持つ"Come Back"、彼ららしいダークさと控えめな攻撃性を感じさせる"Miles Away / The Truth Is"の全てがアルバムの中での有効なアクセントとして機能。

ただ、成熟へのアプローチや、90年代への回帰など、常に存在していた何らかの「驚き」がイマイチ見あたらないのは残念。ま、結成30周年を迎えて、これだけの作品を作れるってのはスゴイんでしょうけど、それでも「煌めく何か」を期待してしまうのです。

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2009年4月19日 (日曜日)

Junior / Royksopp

Junior 約4年ぶりとなる3rdアルバムは、前作のアッパーな曲でも一線を越えることを頑なに拒否し、理知的な面を感じさせるエレクトロニクスサウンドから一変、クールな肌触りを残しつつも、快楽性の強い電子音で完全武装したダンスミュージックへと変貌。

とにもかくにも、リードトラックの"Happy Up Here"のキャッチー&ポップ&ハッピーさに口がアングリ。その後も"The Girl And Robot"や"Tricky Tricky"など、ゴリゴリと強烈な外向きの力で押してくる曲が多く、前作からの差分の大きさに驚いている間に逃げ込まれた感じ。

そうは言っても、信近エリの"Sing A Song"の英語版"Vision One"の現実感を伴う美しさや"Miss It So Much"や"You Don't Have A Clue"で見せるエレクトロニクスっぽさを抑えたキュートなポップ感など、巧みに抜きどころを演出。

今では随分と耳に馴染んで来ましたが、個人的にはもう少し「ド」エレクトロサウンドっぽさを抑えてくれた方が良かったな。

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2009年4月18日 (土曜日)

Yes / Pet Shop Boys

Yes 前作のTrevor Hornも意外でしたが、今作は更に意表を突いたBrian Higgins率いるXenomaniaをプロデュースに迎えた約3年ぶりの10thアルバム。但し、大きく作風がブレることはなく、ニュートラルなPet Shop Boysサウンドを展開。

エレクトロニクスを強めにフィーチャーし、やや冷めたタッチの先行シングルでリードトラックの"Love Etc."やチャイコフスキーの「くるみ割り人形 行進曲」を引用した"All Over The World"では「頑張りました感」が強めなものの、それ以降は基本的には十八番であるメランコリックなメロディをさり気ないシンセサイザーでアレンジする勝利の方程式を踏襲。

活動期間が20年を超えても、良い意味での脱力感とポップフィールドでオトシマエを付け続ける姿は見事。直接的なフォロワーも現れず、リスペクトの対象にもなっていない状況の中、Brit Awardsで特別功労賞を受賞したのも、何となく彼らのスタイルとマッチしていて良い感じ。

そして、平均年齢が50歳半ばの人たちが、これだけフットワークが軽く、古臭さを感じさせないポップミュージックを書いているってのも驚きです。

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2009年4月17日 (金曜日)

Kingdom of Rust / Doves

Kingdomofrust 前作でエンジニアを務めたDan Austinを共同プロデューサに迎えた約4年ぶりの4thアルバム。前々作や前作のようにカラフルでダイナミックレンジの広いアプローチは控えめになったものの、陰りを持ちながらも暖かさのあるメロディは相変わらず。

序盤こそ、シンセサイザーやシーケンサを前面に出した"Jetstream"、半音を巧みに使ったメロディをちょっぴり過剰に仕上げすぎた感のある"Kingdom of Rust"、押しの利いたメランコリックなダンスロック"The Outsiders"などの楽曲があるものの、全体的にはキャッチーさよりも深みを感じさせる楽曲が多め。

中盤以降の、暗い部屋の中でボンヤリと浮かび上がるような楽曲群は、直接的にサウンド面での類似性が高い訳ではないものの、何故か1stアルバムのタッチに近い印象。そんな中、瞬間的にライティングの光量が変わる部分はこれまでのキャリアから得たプラスαで、特に影の部分を使った表情の変化の付け方はサスガ。

地味と言えば地味な気はしますが、やっぱり彼らの音は身体に馴染みます。

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2009年4月16日 (木曜日)

It's Blitz! / Yeah Yeah Yeahs

Itsblitz 盟友TV on The RadioDave SitekNick Launayをプロデュースに迎えた約3年ぶりの3rdアルバム。かつての正気と狂気がギリギリ均衡を保っていたような得体の知れない緊張感は更に弱まり、これまでで最も聴きやすい内容に仕上がっています。

前作ではグツグツと煮えたぎっていたエネルギーが弱まったような、どちらかと言えば多少ネガティブな印象がありましたが、今作は整然さとロジカルさが増しているものの、フロア寄りのサウンドプロダクションが予想外にハマッた感じ。そして、これまでになく美しいKaren Oのボーカルも魅力充分。

購入当初こそ、元来の世界がシュリンクしたようなマイナスイメージを感じたものの、今となってはこの新しいチャレンジにやられっぱなしです。ライブがものすごいことになりそう。生で見たい。

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フジロックフェスティバル'09 出演アーティスト第3弾発表

第3弾のアーティスト12組が発表されています。メインストリームのビッグネームは少ないですが、アーティスト紹介を見ていると面白そうなバンドが結構います。

そして、レビューで下のようなことを書いたThe Airborne Toxic Eventも登場。

夏フェスで出会い頭に聴く音楽としてなら楽しめますが、・・・

予想通りフェス映えするでしょうか?

サマソニも第4弾の発表がされているし、気温と同じく、ドンドン夏が近づいて来ています。

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2009年4月14日 (火曜日)

A New Tide / Gomez

Anewtide Brian Deckを共同プロデューサに迎えた約3年ぶりの6thアルバム。前作では意表を突いてポップで小綺麗にまとまった「キャリアを俯瞰しない」集大成的な内容を聴かせたものの、今回は初期の面影が見え隠れするザラついた楽曲が多数。

そうは言っても、"Bring It On"や"Liquid Skin"の頃のような尖った面は抑えられていて、バンドのルーツをシンプルに表現した内容はクセも少なく、前述のアルバム群よりも取っつきやすさは数段上。マスマーケットにアピールするのは難しいでしょうが、相変わらず良いメロディを書いているし、自分達の立ち位置をキープし続ける頑なさにも拍手。

個人的にもこのくらいのオールドスタイルとオルタナティブのバランス感覚は好みですが、初期の香りが強めに感じられることによって、逆にやや物足りなさが表面化してしまったのはちょっぴり皮肉。但し、そこで無理に突っ張らないことも彼らと彼らの音楽の良心。

良いバンドだと思うんだけどなあ。

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2009年4月13日 (月曜日)

Walking on A Dream / Empire of The Sun

Walkingonadream イギリスのBBCが年初に発表した「Sound of 2009」の第4位に選ばれたオーストラリア出身の「新人バンド」のデビューアルバム。とは言うものの、実態はオーストラリアのポップマエストロThe Sleepy JacksonLuke Steeleのサイドプロジェクト。

そんな出自からもある程度想像できるように、基本的には一捻り入った屈折したポップミュージック。但し、ややトゥーマッチ気味に感じられたThe Sleppy Jacksonの前作にエレクトロポップ的な手法を加えることで、人工的なドリーミー感をドーピングしたサウンドは、ややクドさが目立ち過ぎというのが正直な感想。

キモ心地良いポップ感覚が「らしさ」を感じさせる一方で、The Sleepy Jacksonの本質だけを継承して、もう少し違った仕上がりを期待していたこともあって、その両者の差異の小ささには肩透かしを喰らった感じ。80年代の「シンセサイザーを使うことが目的」のようなキラキラ感を主張したアレンジも決して嫌いではありませんが、ここまで連発されると途中で既にお腹いっぱい。

あんまり大きな期待を持っていなかったら、素直に楽しめたんだろうなあ。

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2009年4月12日 (日曜日)

Grace / Wastelands / Peter Doherty

Gracewastelands Babyshamblesの2ndアルバムを手がけたStepehen Streetをプロデューサに迎えた1stソロアルバム。さらに、ゲストミュージシャンには、全面に渡ってギターにBlurGraham Coxonが参加していたり、Dot Allisonや盟友Carl Baratらが参加するという豪華さ。

中身の方は疾走感や激しさという表面的なエネルギッシュな部分は完全に抑えられたアコースティックアルバム。そんな内容をどう評価するかは人によってマチマチだと思いますが、個人的にはPete Dohertyの気怠そうなボーカルに妙にはまった緩めのアレンジは結構好み。

特に、変に捏ねくり回さないことで、彼のメロディメイカーとしての実力が直接的に伝わって来る楽曲も多く、これはこれでアリでしょう。所々で息切れ感があるのを認めた上で、彼のハチャメチャさとスキャンダラスな面と表裏一体のナイーブな面が伝わって来る佳作も多し。

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2009年4月 8日 (水曜日)

Focus / 黒沢健一

Focus MotorworksCurve509などのサイドプロジェクトでの活動はあるものの、ソロ作品としては2002年の"New Voice"以来約7年ぶりとなる4thアルバム。内容としては、長い間隔が開いた場合にありがちな「驚くほど前作からの間を感じさせない」もの。

丁寧に練られたメロディを繊細な音の糸で編み上げて完成したサウンドテキスチャはまさに黒沢健一ワールド。悪くはないけど、どこか物足りない。何だか「このプロジェクトではここまで」「ソロではここまで」というような明確な領域を定義しているようで、"Wow"が足りないというか…

昔はもっと奇天烈なメロディやら展開の楽曲を書いていたのに、今の彼は少し行儀が良すぎる気がする。何だか細かな部分の完成度をひたすら高めようとしているような感じ。彼のキャリアを考えると刺激的なことができそうだし、そんな「職人的な」作業に没頭するだけでは勿体ない。

仲良しグループとだけじゃなく、ハチャメチャやる人と組んだら面白いものできそうなのになあ。それができていないのが実にもどかしい。

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2009年4月 7日 (火曜日)

近況

これまでの人生で一番忙しかった3月から4月になって、体力的にも精神的にも日程的にもギリギリで仕事が終了。それと同時に体調崩してへばってます。緊張感が切れたのかなあ。本当は今日から明後日まで出張の予定だったけど、無理っぽいな。

そんなこんなで、唯一のネタと化しているファーストインプレッションのエントリも全く書けていません。新譜自体はコンスタントに買っているんですが、終電で帰ってくるとさすがに字を書く気が起こらないもんで。

メチャクチャ期待してたEmpire of The Sunは過剰すぎた期待感を満たすことはできず。それなら同じオーストラリアのHowling Bellsの方が良いかな。

Pet Shop Boysの憂いのあるメロディは疲れ果てて、ひび割れた心に染みいってきます(笑) 最高ではないけど、安定感はあります。あとはちょっと渋過ぎるんじゃないかというGomez。オルタナ感が弱まりすぎたのは少々残念ですが、これも染みいるメロディを書いてくれています。Royksoppは1曲目のハジけっぷりにひっくり返りそうになったよ。

次はDoves、そして永遠のアイドルDepeche Modeです。仕事の壁の向こうにこれまで見えていなかった壁があるような気もしますが、しばらくは溜まったアルバムを聴きながらマイペースに過ごせそうかな。

ちょこちょこレビューも書いていきます。多分。

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