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2009年5月31日 (日曜日)

The Spinning Top / Graham Coxon

Thespringtop レーベル移籍後初となる約3年ぶりの7thソロアルバム。これまでと同じくStephen Streetプロデュースながら、ここ2作のギターが暴れ回ったポップ路線とは一転、アコースティック楽器が中心の構成で、人の誕生から死までを描いたコンセプトアルバム。

エレクトリックギターによる曲よりも繊細なタッチの曲が多い一方で、アコースティック系の楽器が持つ感情の変化を空気の揺れにダイレクトに封印する部分が随所に感じられるのは見事で、冷静沈着なメロディやアレンジの内にダイナミズムが秘められています。

ただ、メランコリックなフォークソングっぽい曲やノスタルジックなカントリーベースの曲以外にも、ブルージー&オルタナティブっぽい曲を挟んだりして変化を付けているものの、アルバムを通して集中力を維持させるだけのメリハリはなし。これはコンセプトアルバムという形態を考えると仕方がないところか。

それでも、作品毎にソングライター、ギタリスト、マルチインストゥルメンタルプレイヤーとしてのプレゼンスが着実に上がっている中、Blurへの復帰が彼とバンドの間にどんな相互作用を生み出すのかは楽しみ。

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