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2009年10月 5日 (月曜日)

The Resistance / Muse

Theresistance 約3年ぶりとなる5thアルバムは初めてのセルフプロデュース。基本的な路線は"Absolution"以降のサウンドの流れを汲んでいて、これまでの作品毎にフォーカスを絞りながら積み上げて来たオレ流ワールドの集大成に仕上がっています。

序盤の"Uprising"と"Resistance"で正統進化を見せると、物静かな序盤から大仰でオリエンタルな中盤、ショパンのノクターンが挿入された終盤と一つの曲で組曲的展開を見せる"United States of Eurasia (+Collateral Damage)"、神々しいまでに壮大な音世界を構築した"Guiding Light"、間に挟まれたオペラの曲よりもオペラに似合いそうな"I Belong to You"、ラストの"Exogenesis"3部作など、時空間とジャンルを股に掛けた内容。

ますます、好きな人を信奉者に、嫌いな人には徹底的に避けられそうな音になっていますが、これだけ様々なタイプの音楽が生産され、刹那的に消費されていくシーンの中で、54分13秒のどこを切り取っても一瞬にしてMuseと分かるアイデンティティの強烈さはトップクラス。

以前のような一気にステップを飛ばすような音楽的イノベーションこそないものの、目指してきた場所をシャープに映し出した進化には感心するばかりです。

さて、次は、どこへ進むんだろう…

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