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2009年11月23日 (月曜日)

11:11 / Rodrigo Y Gabriela

1111 2008年のフジロックにも登場したメキシコ出身の超絶テクギタリスト2人組の3rdアルバム。もちろん、ラテンっぽい曲調も多いものの、絶妙に絡み合うギターが織りなすサウンドはロックからダンスミュージックまでを俯瞰するジャンルレスな内容。

とにかく何がスゴイって、ギターだけを使って、ドラムス、ベース、キーボード、ボーカルなどの他のパートまでを奏でてしまうこと。時に繊細に弦を爪弾き、時にエネルギッシュにボディを叩き、コードを掻き鳴らすことで、1種類の楽器でここまで表情豊かな音楽を作れるってのは目から鱗。

ギタリストの「俺のテクを見てくれ」的エゴイズムが前面に押し出されることはなく、2人が自らの役割を淡々とこなすことによって、見事なダイナミズムを創出し、結果的にギターソロ的フレーズのインパクトも増幅。もちろん、ギターのみで表現できない限界が見えることはありますが、必要十分以上の艶っぽさを持つ楽曲群には脱帽。

特に、ヘッドフォンをして大きめの音量で聴くと、音の左右へのパンニングを含め、細かい音やフレーズの散らし具合も工夫が凝らされていて、そのクレバーさには恐れ入るばかりです。来年1月の来日公演には行けないけど、きっとやってくるだろうフジロックでの再会を期待。

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