Fuji Rock Festival 2005

2005年9月24日 (土曜日)

フジロック特番

今年はサマソニで歌手デビューしましたが、久々にフジロック特番にも出演しました。

21日(水)〜23日(金)まで、今年のフジロックフェスティバルを、各日3時間合計9時間でダイジェストにした番組が放映されています。

昨日、Wowowで放送されたフジロックフェスティバルの特番を見ていたのですが、3日目のAthleteのときに僕が映っていました。茶色のTシャツにキャップを被って、音楽に合わせて身体を揺らしている様子は激しく怪しかったです(笑)1999年の苗場での初めてのフジロックのとき以来のWowow出演でした。

なみに、1999年から2001年まで3年連続で「産経大阪杯のパドックに集う勝負師の役(?)」で出演も果たしています。強い馬が集まるレースを見に行くのも目的ですが、予想はサッパリ当たらないので最終的には全国ネットの地上波放送に出演するのが目的に変わってました(笑)

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2005年8月28日 (日曜日)

今さら激しく後悔

昨日、Wowowでやっていた「Fuji Rock Festival '05 Headliners」を見ました。内容は、Green Stage、White Stage、Red Marqueeの各ステージのヘッドライナーとGreen Stageのヘッドライナー前のアクト(但し、3日目は何故かMobyではなく、"Very Special Guest"のPrimal Scream)でした。

New Orderの"Krafty日本語版"や"Love Will Tears Us Aprt"でのBernard Sumnerの"Common!"というシャウトにニヤニヤしていましたが、何より圧巻だったのはSigur Ros。せっかくNew Orderが終わってから見に行ったのに、周りの雑音に辟易として(というよりは体力的限界の方が原因としては大きいかな)、「単独公演で見よう」と引き上げてしまったことを激しく後悔。

美しくて、力強く、そしてテレビというフィルタを通しているというのに、何度も鳥肌が立ちました。あれを生で見てたら、またしばらく口をポカンと開けて言葉が出てこなかったことでしょう。素晴らしすぎる!

9月にはニューアルバム"Taxx"がリリースされるので、恐らく年末から年明けくらいにツアーで来日すると思いますが、これは多少の用事はブッちしてでも必見です。今から会社を早退する言い訳を考えておくべきです(笑)


参考:前回の来日時(2003/4/16)のレビュー

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2005年8月14日 (日曜日)

From Dream To Reality

New Orderの"Blue Monday"が終わると速攻でホワイトステージへ移動。ほぼオーラスのこの時間にグリーンからホワイトへの移動は予想以上にキツく、2日間共、底の薄い長靴を履いていたから足の疲れは普通ではありません。途中、ところ天国から山肌に投影されたライティングの美しさに思わず足が止まりましたが、奥から聞こえて来る幻想的なサウンドで我に返りました。

スクリーンにシルエットを映し出すSigur Rosのサウンドを視覚化したような演出にニヤリとしながら、終了後の早期脱出を考えて、ポカリスエットのテントのやや前あたりに座って聴くことにしました。ところが、この選択が今年最大の誤りで、ペチャクチャ話をする人が続出で、彼らの繊細な音と見事に衝突してしまっていました。その時点で前に行けば良かったんですが、既に体力も底を突いていたので、「新譜も出ることだし、単独来日して、また椅子のある会場でジックリ聴けるだろう」という判断の元、20分くらいで退散しました。

で、「今年のフジもこれで終わりだなあ」と感傷的になりながら山道を歩いていると、グリーンステージではちょうどPrimal Screamが登場。聴いたことのない曲で始まったので足を止めたけれど、お腹が空いていたのでオアシスへ向かい夜食。本当はPrimalも深夜のレッドマーキーでのPeter HookのDJも見たかったけど、この日の内に高速に乗ってしまいたかったので、"Rize"を聴きながら重い足と気持ちを引きずりながら車へ向かいました。

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2005年8月12日 (金曜日)

Very Happy Sunday

Mobyから1時間のインターミッションを挟んで、今年のフジロックフェスティバル最大の目的であるNew Order。さっきまで降っていた大粒の雨も「神様が止ましてくれた」ように上がり、雲間から星が見え始めるという奇跡と共に、ほぼ定刻通りに何かの映画で聞いたことがあるようなテーマソングに乗ってメンバーが登場。2005年の苗場の山奥で起こった大歓声に迎えられたBernard Sumnerは「今日は1時間半のスペシャルセットをやるよ」と宣言しました。

オリジナルアルバムリリース後のタイミングというのに、Joy Division時代のナンバー4曲を含む比較的古い曲が中心で、リアルタイム世代が喜びそうなセットリスト。オープニングの"Crystal"からギターのブレンド具合が何とも言えない超名曲の"Regret"、Bernardのピアニカがキュートな懐かしい"Love Vigilantes"と一気に突っ走り、それに呼応するようにオーディエンスも踊りまくり。

で、問題は"Krafty"。やっちゃいました、日本語バージョン。Bernardが「みんな、シッカリサポートしてくれよ」と言うと、、ステージ横のスクリーンには日本語の歌詞がテロップで流され、"God-like Genius Awards(神の域の天才で賞)"を受賞したバンドが「或る朝君は目が覚めて〜♪」と1番を日本語でフルコーラス歌う様は苦笑するやら笑うやら。ただ、メンバー自身は楽しんでやっているようで、「それなら良いかな」と思いました。

Bernardは不気味なくらいに機嫌が良く、一見不機嫌そうなPeter Hookは腰の低い位置にベースを構え、ステージを降りてオーディエンスに身体を触らせるサービスを敢行し機嫌は良さそう。フロア指向のアレンジが施された"True Faith"からベリーキュートな"Bizarre Love Triangle"と中盤のグレーテストヒッツ的選曲でますますグリーンステージはヒートアップ。さらに、シンプルな音と言葉で暖まった空気を切り裂いた"Love Will Tear Us Apart"、"Temptation"と「本当に来て良かった!」と思える瞬間の連続で、疲れを忘れて踊り狂いました。

最後の最後は"Blue Monday"。現実に戻らなくてはならない時間があと数時間後に近づいてきた状況にピッタリの曲で、単調なリズムトラックをメンバーの様子が見えなくなるほど焚かれたスモークが覆い、ありったけの歓声を受けながらメンバーはステージを後にしました。

この日のライブで驚いたのは、New Orderとは思えないくらいに演奏がタイトでシッカリしていたこと。そして、キャリアから満遍なくセレクトされた楽曲を聴いて、この日のライブを見た若い人はNew Order(Joy Division)が色々なバンドからリスペクトされている理由が何となく理解できたんじゃないかな、と思える内容でした。

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インターミッション

Mobyが終わると、「この後、New Orderまで1時間のセットチェンジがあります」というアナウンス。「1時間かよー、長いなあ」と思いながら、椅子に座ってボーッとしていると隣に女の子二人組がやってきたので、少し場所を詰めました。すると、彼女たちは二人揃って「ありがとうございます!」ってペコリと頭を下げました。

彼女たちの一人が、「雨、もう少し我慢してくれればいいのに。センスないですね」と話しかけてきたので、「うん、ホントにセンスないですね(笑)」と答えました。僕は、初対面の人と話すのが得意でない上に、自分の世界に土足で入ってこられるのがあまり好きじゃないのに、なぜか違和感なく話すことができました。疲れ果てて、真の意味で自然体だったのかも知れませんが…

で、その後、New Orderの話をしていたんですが、彼女達は最新作しか聴いていないけど、色んな人が「良いよ」って言うから見に来たとのこと。「"Blue Monday"も知らない?」って聞いたら、キッパリと「しりませんーん♪」と答えられてしまいました…で、彼女たちに「何でNew Order好きなんですか?」って聞かれたから、「リアルタイム世代だからね」って答えたら、「えー、そんなに年上だったですかぁ?」って驚かれました。その後、話し方がやや敬語になった気が…(笑)

その後しばらく話した後、「明日、仕事に行かなくちゃダメなんですよぉ」とちょっと暗い顔して話したリコちゃんとアミちゃんは「でも、ちょっと頑張って踊って来ます!」と一転して笑いながらモッシュピットへ出かけて行きました。

New Orderが始まるまで、あと15分になっていました。

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てるてる坊主

Dovesを見終わってすぐ、Royksoppを見るためにレッドマーキーへ移動。ところが、Dovesが予想外に人を集めたのか、ホワイトステージからグリーンステージへ向かう道は大混雑。途中、グリーンステージでThe Beach Boysのパフォーマンスの最後の曲を見ながら、ようやくレッドマーキーに着いたときには既にRoyksoppが始まってた上に、人が外まではみ出していてとても中に入れる状況ではなかったので、しばらく外で音だけ聴いていました。

その後、軽く夕食を取った後、Mobyを見るためにグリーンステージへ移動。PAブースの側に陣取って開始を待っていると、雨がポツリポツリ。「何とか止んでくれ」という願いも空しく、Mobyが始まる頃には大粒の激しい雨が地面を叩きつけ始めました。

そんな悪条件にもかかわらず、Mobyは素晴らしいパフォーマンスを展開。リズムセクションをブーストした"Find My Baby"で軽くウォームアップを終えると、まさに状況にピッタリの"Raining Again"でオーディエンスに太い音を突きつけます。もっとフロア系の音を予想していたので、この展開は少々意外でした。

てるてる坊主のMoby登場というのに、その後も雨の強さは増すばかり。それでも、圧巻の女性ボーカリストの声と骨太に変身したバックトラックと共にエネルギッシュなサウンドが構築され、Radioheadの"Creep"のカバーや、「あと一曲カバーをやるよ。AC/DCBilly Idolのどっちが良い?」というオーディエンスとのコミュニケーション、メンバー紹介で「彼女はクラシックをやってたんだ。一曲披露してみてよ」というと、キーボード担当の女性がクラシックモードからポップ/ロックバージョンモードへ徐々に変えながら"エリーゼのために"を演奏したりと様々な工夫が散らされながらステージは進行。曲が終わるたびに"Thank You, Thank You, Thank You"と言ったり、「僕はジョージ・ブッシュの行為を本当に申し訳ないと思う。僕らの国が極右になっていくことを非常に残念に思っている」というMCに現れたMobyの真摯さもあって、グリーンステージの一体感がドンドン高まっていきます。

そして、「The Beach BoysNew OrderPrimal Screamなどの素晴らしいアーティストと同じステージに立てたことを嬉しく思う」というMCの後、フロア指向のアグレッシブなアレンジの"Feeling So Real"を派手派手なライティングで演奏してライブ終了。"Lift Me Up"から"Feeling So Real"への流れは凄まじく、New Order用に溜めておいた力を思わず先出ししてしまった程でした。初期のアルバム特に感じられた小難しさなどは全くなく、アルバムのMobyは彼のほんの一面でしかないことを改めて知りました。

そして、てるてるMobyがステージを後にしてしばらくすると、雨が小降りになりはじめました。

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2005年8月 7日 (日曜日)

ロックモードな鳩たち

Athlete終了後、ポカリスエットで水分を補給して、再びステージ前方で今回のフジロックに来た目的の一つであるDoves待ち。陽が沈みきらない時間帯は残念ですが、開始予定時刻が近づくにしたがってホワイトステージにはドンドン人が集まって来て、Dovesへの期待感の大きさが伝わってきました。

"Where We're Calling From"をバックに登場したメンバーはオーディエンスからの声援をそのまま曲に詰め込んだように、力強く"Pounding"と"White And Black Town"を演奏してオーディエンスはさらに盛り上がり。ちょうど、2年前のレッドマーキーで感じた強烈な一体感がキャパシティが数倍になったホワイトステージでも感じ取れました。

"Snowden"では多少トラブルがあったものの、胡弓のような神秘的な音が苗場の山々に響き渡り、泥臭いハープをフィーチャーした"Here It Comes"などの初期の曲を挟んで、終盤パーカッションアンサンブル大会に変わる"There Goes The Fears"で終了。

持ち時間は短かったですが、ロック色の強いアグレッシブな演奏はニューアルバム"Some Cities"で見せた新しいモードのDovesを的確に表現していました。但し、全体を通して、サウンドのバランスがイマイチな感じで、Dovesの得意とする繊細なアレンジがダイナミックさの中に飲み込まれてしまっていたのが残念です。ここは10月の単独公演で是非ともリベンジして欲しいところです。

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昼下がりの2バンド

この日最初に見ようと思っていたのがレッドマーキーのAqualung。「人、集まるのかな」などと思っていたら、驚くほどの人の多さで、前方からPAブースあたりまではギッシリと人が詰まっていました。「こんなに、人気あるのか…」と感慨深く思っていたところでライブスタート。

ピアノと美しいボーカルを基軸にステージは展開され、数曲が終わったところでアドリブで「フジロックの歌」を歌っていたのが印象的でした。大好きな"Easier to Lie"も聴けたことだし、少々単調で面白味がなかったので、どっちを見るか最後まで悩んだAthlteを見るためにホワイトステージへ移動。

レッドマーキーの盛況さとは反対に、ホワイトステージの集客は今ひとつで、楽々と前方の位置を確保することに成功。しばらく待っていると、シャツを着たメンバーが登場して、"El Salvador"でライブスタート。演奏された曲は1stアルバムと新作からほぼ同数で、予想以上に骨太なロックサウンドを展開していました。

多少予想はしていたとは言え、驚いたのは終始シングアロングな展開だったこと。ステージ前方ではヒット曲以外にも、何曲も合唱が起こっていました。特に、終盤の"Wires"、"Beautiful"、"Shake Those Windows"は少なくとも周りでは大盛り上がりで、目の前でコチラをチラ見していたカップルも歌っていました。

過剰な叙情性を排し、コミカルなピコピコキーボードや不思議なテルミンの音を配した1stアルバムの曲が巧い具合にアクセントとなって想像以上に楽しめました。

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2005年8月 6日 (土曜日)

最終日の前半

最終日は前日ほとんど一日中降り続いていた雨も上がって、太陽も雲間から覗いています。一瞬、「ひょっとして、下乾いてたりして」と思ったものの、前日タップリと水を含んだウッドチップを見ただけに、この日も長靴で11時頃に出発。

リストバンドの交換を終えて、入場ゲートを過ぎると、意外にも下は乾いていて、「あー、スニーカー持ってきたら良かったかな」と後悔。取りあえずお腹が減ったのでオアシスエリアへ向かって、牛スジ丼を食べる。で、前日気になっていたマンゴージュースを飲む。ピリ辛の牛スジ丼はビールに旨い。マンゴージュースは思ったよりもアッサリ目でまあまあ。

食事を終えたところで、グリーンステージのKemuriを見ながら、ところ天国で水浴びをして、ボードウォークを抜けて、一路オレンジコートへ向かいました。ここで、股間にビールの紙コップを置いたお兄さんを発見。さらに、ぬかるみまくりのヘブンからアバロン周辺へ行き、ひとやすみ。晴れて暑かったので多少足が蒸れたけど、この日も長靴が威力を発揮してくれました。

そんなこんなでロクに音楽を聴かないまま、ホワイトステージ後方のハイネケンのブースでビールを買って、Ego-Wrappin'を見るためにグリーンステージへ向かい、レッドマーキーよりの後方の日陰に座って数曲聴いてました。その後、ワールドレストランでパエリアを食べ、今日の一発目Aqualungを見る体制を整えました。

こうして書いてみると、無駄なコトしまくりですね。ま、フジロック自体が無駄の集大成みたいな部分があるから、それはそれで良いかな。

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2005年8月 3日 (水曜日)

エネルギー残量ゼロ

Mercury Revが終わった時点で外は大雨。特に、雨粒が大きくて痛いんだよなあ。この時点で疲れ果てていたので、「今日はこのくらいにしてやろう」と思いながらオアシスエリアを歩いていたら、東芝ブースのモニタでFatboy Slimが映っていたので、話のネタに見に行ってみました。

ステージには大きなスクリーンと、3階くらいの高さにターンテーブルとミキサーが置いてあるだけで、そこでNorman Cookが回してました。ちょうど、アゲアゲな曲がかかっていて、運動神経は身体を動かそうとしたようですが、筋肉がついてこられず、そのまま諦めて帰りました。

残念なのはUnited States of Electronicaのライブを見れなかったこと。ジワジワ降り続いた昼間の雨が予想以上に体力を奪った2日目でした。

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