You Started …? (Ash at White Stage on 2nd Day)
フィールドオブヘブンでさくらぐみのマルゲリータを食べ、20時15分頃にホワイトステージへ行ってみると、既にPAブースの辺りまで人がギッシリ。確かにニューアルバムリリース直後のグッドタイミングとは言え、この人の多さには正直驚き。
何とかPAブース付近に空きスペースを見つけて開始を待っていると、ほぼ定刻にメンバーが登場。今作からクールビューティーなギタリストCharlotte Hatherleyが抜けてしまったので、ルックス的には大きなマイナス。余談ですが、CharlotteはThe ZutonsのサックスプレイヤーのAbiちゃんやThe Polyphonic Spreeのフルート奏者Audreyと共に、個人的な3大美プレイヤーでした。
というのは置いといて、ライブは新作のリードトラックでもある"I Started A Fire"でスタート。徐々にエンジンの回転数を上げていくような構成の曲が、ライブの1曲目にピッタリ。ところが、大観衆は始まる前にアイドリングは終了しているとばかりに最初からお祭り騒ぎ。続く、"Burn Baby Burn"のイントロのギターや"Orpheus"の「トゥルルルル~」のシャウトだけで飛ぶわ叫ぶわ歌うわの大盛り上がり大会で、大勢に愛されているバンドというのが手に取るように分かります。
メランコリックなメロディの"Ritual"から青っぽさ全開の"Goldfinger"辺りでは、相変わらずちょっと弱い演奏力が逆に「若さ」の部分を感じさせて良い感じ。そして、「このクソ素晴らしい週末に捧げる」というTimのMCと共に始まった"A Life Less Ordinary"では充分な休息とエネルギーを補給したこともあって、一回りくらい年齢が下と思われる若者と一緒にジャンプしました。
その後は、満月には少し早いけど、ノスタルジックなメロディがポロロッカのように時間を逆流開始。ドラマティックな"Polaris"だけでも相当ウルウル来そうな状態で、"Kung Fu"やら"Oh Yeah"やら"Girl from Mars"などの"1997"からの楽曲を連発し、「時間の経過」を強く意識させられました。ラストはオーディエンスへの感謝の言葉と共に"Twilight of The Innocents"で、それまでの若さとは対極にある深さを伴う美しさが表現され、ホワイトステージの空気を一変させて終了。
全14曲のうち、新作から5曲、"1997"から4曲というワームホール的な時間の流れを感じさせる中、"Twilight of The Innocents"で締めるというのは示唆的で、弱虫っぽいこれまでのTimからは想像できない意志の強さを感じました。「もう、アルバムはリリースしない」と語ったAsh。次は何を始めるんでしょうか?
セットリスト
- I Started A Fire
- Burn Baby Burn
- You Can't Have It All
- Orpheus
- Walking Barefoot
- Ritual
- Goldfinger
- A Life Less Ordinary
- Polaris
- Kung Fu
- Renegade Cavalcade
- Oh Yeah
- Girl from Mars
- Twilight of The Innocents
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