Summer Sonic 2007

2007年9月16日 (日曜日)

サマソニ大阪の地上波放送

毎年大阪の朝日放送がやっているサマソニの放送が14日(金)の深夜にありました。

最初から予想はしていたものの、とにかく、決まった時間内にできるだけ多くのものを詰め込むとうう内容で、見れば見るほど不満が蓄積していくというある意味もの凄い番組。まあ、地上波の限界という気はするのですが…

アーティスト紹介も適当で、Manic Street Preachersのときには「ドラムのショーンは大のゲーム好きで、来日時にはソフトを10本買ったという話も」というような「それが、何か?」と言いたくなるようなもののオンパレード。キョードー大阪と同じく、「やらされてる感」がタップリでした。

ただ、The Cornelius GroupのオープニングシーンとDigitalismの二人の映像を見れたのは収穫。特に、Digitalismの二人のコントラストの強さは衝撃的でした。

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2007年9月 1日 (土曜日)

ポップミュージックの底力 (Pet Shop Boys at Sonic Stage on 1st Day)

Pict5054 The Cornelius Groupが終わって体力が回復してきたのでアリーナへ。しかし、人が少ない。アウトドアのステージでヘッドライナーがやっていることを考えても少ない。開演が近づくに連れて、ポツポツと人がアリーナへ入ってくるけれど、そのペースでは一杯になるのに明日の朝までかかりそうなほど人が少ない。その割に、スタンド席には人がそこそこいて、しかも右側後方には横断幕まで…「競馬場のパドックかよ!(三村風)」と突っ込みそうになりました。

結局、ライブが始まってもPAブースの遙か前方くらいまでしか人が入っていない状態でライブはスタート。1曲目は"Left to My Own Devices"。思わぬオープニングに狂喜乱舞(空いているから乱舞しやすい)。ラップ部分を含めてフルコーラスで歌える自分が恐い。そんな懐かしめのラインナップで始まると、中盤に差し掛かるところで新作から"Minimal"から、サビの部分でタイトルのスペルを歌う共通項を持った"Shopping"へ。適度にダンサンブルで、しかも簡単に歌えることもあって、場内はノリノリ。その後も、"Hearts"、"Opportunities (Let's Make Lots of Money)"とフェスという場を意識するかのようにヒットチューンを連発していきます。

Neil Tennantが一旦引っ込んで、「ライブ中に基礎代謝量以外にカロリーを消費しない男」Chris Loweが一人でシンセサイザーを操る(本当に操っていたかは不明)クールダウン後、ラテン系のリズムを取り入れた"Se A Vide E"に"Domino Dancing"で再度テンションを上げていき、"Always on My Mind"とWhere The Streets Have No Name ~ I Can't Take My Eyes off You"のカバー2連発で一度目のピーク。特に、"I Can't Take My Eyes off You"の"I Love You Baby~"のところは周りの人が気持ち悪いくらいに笑顔。いや、その気持ちはよく分かる!

そして、ヨーロッパらしい耽美的でシンプルな"West End Girls"から、バカが付くほどにゴージャスなアレンジの"The Sodom And Gomorrah Show"で本編終了。アンコールはソウルフルな女声ボーカリストをフィーチャーした"So Hard"でスタートし、恐ろしいほどのピュアな美しさを持った"It's A Sin"(またフルコーラスで歌ってしまった)。そして、「あと1曲やるよ」と言って始まったのは誰もが待っていた"Go West"。

イントロが始まった瞬間に大歓声が起こり、その後はハイテンションの大ダンス大会。若い人も同年代くらいの人も踊りまくって、サビ部分ではNeilやダンサーと共に振り付きで大合唱。何なんだ、この一体感は?今まで見たライブの中で一体感を感じた瞬間でした。そして、ここで大団円でライブは終了。客電が付くと、至るところから「楽しかった~」という感想が漏れ聞こえてきて、自分のことのように心の中でガッツポーズ。

ソウルフルな女声ボーカルを入れたり、ダンサーチームを使ったり、映像を使ったりと様々な仕掛けがありましたが、ライブに最も有効に機能していたのは彼らの楽曲のポップさ。オリジナルの曲では斜に構えたような曲もあるものの、特にカバー曲で屈託のないポップさが爆発し、アヴァンギャルドではないダンスミュージックの要素が完璧に融合して、老若男女全てのオーディエンスを踊らせるインフラが構築されていました。

ポップミュージックの底力を満喫させてくれ、フェスのお手本のようなプロフェッショナルなパフォーマンスは文句なしでベストアクト。

セットリスト

  1. Left to My Own Devices
  2. Suburbia
  3. Can You Forgive Her ?
  4. Minimal
  5. Shopping
  6. Heart
  7. Opportunities (Let's Make Lots of Money)
  8. Integral
  9. Paninaro
  10. Se A Vide E
  11. Domino Dancing
  12. Always on My Mind
  13. Where The Streets Have No Name ~ I Can't Take My Eyes off You
  14. West End Girls
  15. The Sodom And Gomorrah Show

encore

  1. So Hard
  2. It's A Sin
  3. Go West

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完成度と満足度はシンクロせず… (The Cornelius Group at Sonic Stage on 1st Day)

Pict5039 西日を受けてジャンプし続けたManic Street Preachersでほとんど体力を吐き出してしまったので、The Cornelius Groupはスタンド席に座ってみることにしました。アリーナには充分なスペースがありましたが、体力温存のためか、開始前の時点でスタンド席はほぼ満席状態。ステージの前面には白い幕が張られていて、定刻が近づくに連れて、「その向こう側にある何か」に想像力を掻き立てられ、徐々に気分が上がってきます。

開始時刻を10分少し過ぎた頃に客電が落ち、幕に"Hello"、"The Cornelius Group"、"Sensuous Synchronized Show"といったコトバが浮かび上がり、さらにメンバーのシルエットが浮かび上がってライブはスタート。スマートでクールな演出でしたが、2002年のホワイトステージを溢れさせたフジロックのオープニングで、同じくシルエットで浮かび上がった小山田圭吾の掌から文字が飛び出して行った演出の方が良かったな。

"Sensuous Synchronized Show"と銘打ったこともあり、サウンドとビジュアルを同期させながら進んでいく妥協のない完成度の高さは見事で、サウンドとビジュアルのジャストタイムでの衝突は最初こそ面白かったのですが、抽象度が高かったせいもあり、時間の経過と共に急速に退屈になりました。同じように感じた人も多かったようで、中盤からは周りにいた人が次々に退室していきました。

フジロックでのパフォーマンスは、山に囲まれたホワイトステージを完全に味方に付けた完璧なものだっただけに、ライブ前に抱いていた期待感から次第にズレ始めるに連れ、「あれ、Corneliusってこの程度だっけ?」という想いばかりが頭をグルグル廻りっていました。アーティスティックさという評価軸ではブッチ切りで一番でしたが、彼らの表現手法がサマーソニックという場と巧くシンクロできなかった結果、完成度と満足度も完全にはシンクロさせられなかったということかな。

尖った表現にはつきものの、見る人によってベストアクトにもワーストアクトにもなるライブ。この日のThe Cornelius Groupのライブは正にそんなライブでした。

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2007年8月26日 (日曜日)

ベテランの貫禄 (Manic Street Preachers at Ocean Stage on 1st Day)

08110004 Cyndi Lauper目当てと思われる大量の人がソニックステージへ吸い込まれるのと逆行して、クソ暑い中をオーシャンステージへ。実績やネームバリューからするとトリでもおかしくないハズなのに、Bloc PartyKasabianの間でトリ前々というのが今の日本でのManic Street Preachersの位置なんだなあと思うとチョッピリ寂しい感じも…

ただ、メンバーは終始ノリノリで、ライブはパンキッシュな"You Love Us"でスタート。立っているだけで汗が滲みだして来る暑さの中、ディストーションギターの熱い攻めのサウンドが気持ちいい。熱いときに食べる激辛料理みたいなもんだな。ステージは正面から西日を受ける配置になっているため、James Dean Bradfieldはサングラスを着用。まだ日差しが強く、暑いということもあって、Jamesは1曲終わるたびに肩で息をしてました。同年代だから気持ちは分かる。気にするな、James!ただ、Nickyキメの部分で足を開いてシッカリ飛んでるぞ。だからもう少し頑張れ、James

フェス仕様のセットリストは、ソフトで緩めなものからハードでエッジの立ったものまで幅広く選曲され、要所ではManic Street Preachersらしい曲を配置する贅沢さ。ポップサイド寄りの"Your Love Alone Is Not Enough"をやったかと思うと、深遠なアレンジの"Everything Must Go"や"If You Tolerate This Your Children Will Be Next"というように、ベテランの余裕と貫禄を感じさせる内容。

中盤、やや流れが落ち着いたところで、「イチ!ニ!サン!シ!」のMCと共にキャッチーなメロディをパンキッシュに仕上げた"Motown Junk"で燃料を再投下。さらに、代表曲の一つである"A Design for Life"へ。残念ながら、単独ツアーと比べるとコーラス部分の盛り上がりには欠けたけど、これは仕方がないか…嬉しかったのは"Little Baby Nothing"が聴けたこと。暑い中、砂埃にまみれて見ていて良かったよ。そして、ラストは初期の名曲"Motorcycle Emptiness"。メランコリックなメロディは日が傾き始めた時間帯にフィットしていて、そのセンチメンタルさが胸にジワジワと染み入ってきました。ただ、午後6時前に「今日はありがとう。最後の曲は"Motorcycle Emptiness"です。おやすみ」って…サスガにまだ寝ないよ(^-^;

始まる前の人の少なさを見たときには何だか申し訳ない気持ちになりましたが、(Kasabian待ちのファンが増えたこともあるけど)徐々に人が増えて来てホッ。やっぱり、ヒット曲の多いバンドは強いね。ヒット曲が多いということは、人を惹きつける要素を持った曲が多いということだもんなあ。個人的にも代表曲を網羅したセットリストもコンパクトながら充分に満足で、新作"Send Away The Tiger"で近作のモヤモヤ感を吹っ切ってくれたのと同じく、ライブでも最近の停滞感を見事に払拭してくれて、最近の彼らのライブでは一番楽しめました。

セットリスト

  1. You Love Us
  2. From Despair to Where
  3. Your Love Alone Is Not Enough
  4. Everything Must Go
  5. Ocean Spray
  6. If You Tolerate This Your Children Will Be Next
  7. Autumn Song
  8. La Tristesse Durera (Scream to A Sigh)
  9. Motown Junk
  10. A Design for Life
  11. Little Baby Nothing
  12. Imperial Bodybags
  13. You Stole The Sun from My Heart
  14. Motorcycle Emptiness

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2007年8月19日 (日曜日)

Fevers but Minors? (Bright Eyes at Sonic Stage on 1st Day)

Hot Chip終了後、Bright Eyesを見るためにソニックステージへ小走り(ダッシュはできませんでした)。スタンド席の空きを見つけるのがめんどくさかったので、アリーナへGO。アリーナはそれ程広い訳ではないのですが、徐々に後方に死体安置所が形成されつつありました。

Bright Eyesのライブを見るのは初めてだったので、まずツインドラムのフルバンドスタイルにストリングスまでいるのを見てビックリ。そして、(ソニックステージの音が悪く潰れていたものの)、大勢のメンバーから出される音はアルバムで聴くよりもずっと骨太の印象。さらに、シャイな青年っぽいイメージが強かったConor Oberstは結構ロックな雰囲気が漂っていて、缶ビールで「カンパーイ」などもやっていました。

残念ながら終始盛り上がりには欠けていましたが、"First Day of My Life"の切なさは痛いくらいに突き刺さってきましたし、目一杯にバンド構成を活かした"Four Winds"も楽しく、ライブのクオリティは必要十分だったと思います。ただ、こういった「イベント」(敢えて「フェス」とは呼ばない)&時間帯的に仕方がないとはいえ、単独公演に行くほどのファンでない僕でさえ短いと感じたので、好きな人にとっては不完全燃焼だろうなあという気はしました。

Bright Eyesが終わって、オーシャンステージへ向かう途中、Cyndi Lauper目当てと思われるオーディエンスが大量にソニックステージへ向かっていて、ちょっと驚き。ひょっとして、今ブーム再燃だったりするのか!?

セットリスト

  1. Clairaudients (Kill or Be Killed)
  2. Hot Knives
  3. Middleman
  4. First Day of My Life
  5. The Calendar Hung Itself
  6. Four Winds
  7. No One Would Riot for Less
  8. I Believe in Symmetry

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裏ベストアクト…かも (Hot Chip at Dance Stage on 1st Day)

The Polyphonic Spree終了後、しばらく涼しい場所で身体を休め、Hot Chipを見るためにダンスステージへ。ダンスステージは屋内テニスコートにビニールシートを敷いて、エアコンを設置しただけのスペースで、中は明るく雰囲気はゼロ。おまけに、一つのアクトが終わるとビニールシートが皺だらけになって危ないのなんの。こんなの3分ほど考えたら気付きそうだけど、「場所がないし、しゃーないか」って感じで決まったんだろうなあ。さすが、キョードー大阪クオリティ。

KlaxonsDigitalismなんかだと規制がかかりそうな狭さでしたが、Hot Chipのときは幸か不幸か空いていて、身体を動かすスペースは充分でした。ステージにはコンガ、スタンドに置かれたポータブルシンセ (ドラムマシーン?)、ギター、ドラムスが置いてあり、ダンス系のアクトとしてはちょっと不思議な雰囲気でした。

定刻にメンバーがゆるーく登場。オーディエンスの反応もゆるめ。ライブでは最初は分からないけど、そのうち「ああ、アレか」ということが多く、結構ミックスもいじってる気がしました。また、「俺達がお前らを踊らせるぜ!」というような押しつけがましさはなく、「まあ、気が向いたら踊ってね」という空気が充満していく中、徐々に踊る人が増えて行く感じ。特に、膝でリズムを取りながら機械を触ってるガタイのデカイ、ヒゲオヤジ(ボーカル)のキャラが良い味を出していて、視線が釘付けになりました。

彼らの作り出すユルユルの横ノリグルーブは、暑苦しい環境で疲れが見え始めた身体に優しく、思っていた以上に楽しめました。まあ、ハイになりたい人には多少物足りない面は否めませんが、終盤まで取っておいた"Over & Over"は(それまでと比較して)一段と盛り上がりましたし、New Orderの"Temptation"のカバーも良かったです (しかし、この曲をカバーする人達多いですね)。あと、クールダウンにピッタリの"My Piano"やら新曲なども鮮烈な印象はなかったものの、心の隙間に引っかかるような微妙なデキで、彼らのサウンドアイデンティティにピッタリでした。

バンドとしてのキャラも充分に立っていて、今度はもう少し雰囲気のある場所で見てみたい「ライブ」でした。BIG CATくらいならいっぱいにできそうな気がするので、是非よろしくお願いします。

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2007年8月15日 (水曜日)

数千人の幸福系ユニゾン (The Polyphonic Spree at Sonic Stage on 1st Day)

Pict5035 パークステージで斎藤和義のアクトを見ながら、「空に星が綺麗」や「歌うたいのバラッド」をひとしきりシングアロングし、The Polyphonic Spreeを見るためにソニックステージへ移動。この時点でソニックステージ1Fの入口には半ば死体状態のオーディエンス、室内からそれを見るアリーナ職員という不思議な構図ができ上がっていました。

アリーナ前方には充分にスペースがありましたが、体力温存のためにスタンド席で観戦。インテックスに比べたら冷房の効きは今ひとつ。ただ、唯一の室内ということや、廊下にはアイスクリームの自動販売機があることなどを考えると、間違いなく夕方には大混雑になる予感。

ステージ上ではあらかたセッティングが完了した時点で、大きな赤い布の幕が用意され、背後の様子を伺い知ることができない状態。「どんな演出なんだろうな」と思っていると、照明が落とされ、ハープのソロでライブ開始。しばらくすると、赤い幕をハサミでチョキチョキ切りながら入口を作って、Tim DeLaughterが登場。ハサミで切り取った形はハートマークという演出。

毎度のことながらステージには大量のメンバーがいて、肉眼で確認できただけで23人でした(もちろん、愛しの小動物系フルート奏者のAudrey Easleyも!)。そして、室内の涼しい空気を嘲笑うかのように、1曲目の"Running Away"からエンジン全開。多くのパートが加わったときに音が分離仕切れない上に割れ気味というセッティングの甘さは残念でしたが、通常時は彼らの音の迫力に圧倒されっぱなし。黒い戦闘服を着込んだメンバーが奏でる音は、以前よりも力強く切迫感を感じさせる演奏で感情を鷲掴みにされる感じで、もたらされる幸福感も以前よりも強め。

もちろん、ビリーズブートキャンプ並みに動きながらのコーラス隊も健在で、曲に合わせて様々な振り付けをこなしながら、ユニゾンを中心として混声シンフォニックロックの世界の土台をシッカリと支えていました。新作"The Fragile Army"の曲もアルバムでの整然さはなく、陽性エネルギーが限界ギリギリまでドーピングされ、1stアルバムで感じられた人力サイケデリアがクッキリと表面に現れていました。

以前のトレードマークの白いローブに着替えてからは (Timの背中には日の丸、ドラムスは日の丸ハチマキをしてました)、一層バンドとオーディエンスの一体感はパワーアップし、Nirvanaのカバー"Lithium"や"When The Fool Becomes A King"のコーラス部分での数千人でのユニゾンには震えを感じたほど。しかも、そのほぼ全ての人が満面の笑みを浮かべるという一見すると不気味な状態。ただ、あの場所に居て、あの時間を共有できたひとなら、その気持ちは理解できると思います。

アルバムを聴いて、「ちょっと大人しくなったなあ」と思ってましたが、全くそんなことはなく、楽曲自体がレベルアップされている分、ライブの爆発力は数段アップしています。もちろん単独も見てみたいですが、フジロックのフィールドオブヘブンで3日間連続でやってくれたりすると嬉しさ100倍です。

セットリスト(ちょっと違うかも)

  1. Running Away
  2. Hanging Around The Day
  3. Get up And Go
  4. Light & Day
  5. The Championship
  6. Together We're Heavy
  7. Lithium
  8. When The Fool Becomes A King

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Widely Awake Summer Sonic (The Twang at Ocean Stage on 1st Day)

08110001 超不完全燃焼のThe Enemyが終わると、取りあえずオーシャンステージ後方に設置されている噴霧器 (扇風機で細かい霧を出す機械) で身体を湿らせ、The Twangを見るためにステージ前方へ。

最近のロックバンドでは珍しいツインボーカルの5人編成というスタイルで、その構成を活かして、2人のフロントマンがラップやボーカル、コーラスを巧く分業しながらステージを進行。"Either Way"や"Two Lovers"などキャッチーで耳に馴染みの良いメロディの曲を中心に構成されたセットリストは、アルバムで見せたグラマラスさが完全には再現されていなかったものの、ちょっぴり乗りにくい特徴的なグルーヴ感は何とか表現されていました。

終盤の"Wide Awake"では今ひとつ反応の鈍かったオーディエンスからも良い反応を引き出し、それなりの盛り上がりを見せていて、個人的な評価としてはトップバッターの三振後に内野安打で出塁できたって感じでした。ステージとタイムテーブル的に厳しい面があったのは確かですが…BBCの選ぶ「2007年期待のバンド第2位」の片鱗は見せた気はしますが、この状況じゃ単独来日はちょっと難しいかなあ。

セットリスト (多分こんな感じ)

  1. Ice Cream Sundae
  2. Loosely Dancing
  3. Either Way
  4. Push The Ghosts
  5. Two Lovers
  6. Wide Awake
  7. Cloudy Room

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2007年8月14日 (火曜日)

トップバッター (The Enemy at Ocean Stage on 1st Day)

Pict5024 色んなメディアで取り上げられているイギリスのニューカマーThe Enemyがサマソニ2007のメインステージのトップバッター。オーシャンステージ最後方にあるかき氷屋の隣の日除けテントにスペースがあったので、そこから座って見学。ルックス的にも音楽的にも若さ爆発で、ちょっぴり羨ましくなりました。

ただ、音楽面では何が良いのかサッパリ理解できず。これといった特徴のない曲が続く中、3曲目の途中くらいからラストまでひたすら退屈で、眠たくなってきたほど。正直なところ、サマソニのトップバッター以上でも以下でもないという印象です。

少し早めに着いて暑い中、場内を物見遊山していたので、その疲れを癒す時間にはなりましが…

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2007年8月12日 (日曜日)

サマソニ大阪再考(アクト以外)

初日のサマソニ大阪に行ってみて気付いたことをダラダラと。

  1. 風が常時吹いていて、温度の割には耐えられる。ただ、帽子は必須。
  2. オーシャンステージの砂埃は酷い。南港のように人工芝を敷き詰めるのが難しければ、時々水くらいまいて欲しい。鼻くそが真っ黒になったよ!
  3. オーシャンステージのスクリーンがショボイ。ステージ上の3面の映像が映るのも小さいし、PAブース裏のも小さい。
  4. オーシャンステージのサウンドがクソ。南港のときもだったけど、音にすごくムラがある感じ。風に流されているのか!?
  5. ソニックステージの空調は控え目。スタンド席にいるとこれくらいがちょうど良いかも。あと、アイスクリーム売ってるのは嬉しい。
  6. ソニックステージのサウンドもクソ音の分離が悪く、固まって飛んでくる感じ。場所自体の音響特性の問題なのか?
  7. ダンスステージのシートは弛んでくると踊りにくくて仕方がない
  8. ダンスステージの屋根が白く、夕方まで明るいので雰囲気ゼロ
  9. ダンスステージ狭すぎる。ソニックステージのアリーナくらいの広さは欲しい。
  10. 会場の作り的に仕方ないのかも知れないけど、会場全てにリストバンドチェックゲートを作らないで欲しい。とにかく、入口で制限してしまうのが楽という考えのせいで、混雑を引き起こしていることを1日も早く理解すべき。
  11. シャトルバスの混雑はフジロックとそれ程変わらない気がしたけど、フジロックと違って帰宅する人が多いんだから、もうちょっとなんとかすべき。
  12. ペットボトルが250円って高すぎ。ポカリスエットもフジロックでは200円なのに、250円だし。足元見られてる感じ。ハイネケンは500円でやってるんだから、がんばらんかい。
  13. 飲み物買うにも非常に時間がかかるので、予備を持っておくと安心。ポカリを凍らしていったら、15時くらいまで保って重宝しました。
  14. ダンスステージ横に自動販売機があるので、巧く利用できれば安上がり。フジロックみたいに、臨時で自動販売機置けばいいのに
  15. 携帯 (au)はほとんど繋がらず。臨時の移動基地局出してもらうことってできないんだろうか。

と、寝起きの頭で思い出しただけで、こんなにたくさん出てきました。

オペレーションは何とか(奇跡的に)巧く廻っていたけど、ソフト面もハード面も設計段階の仕様が間違っているのは、いつものサマソニ大阪でした。この場所で続けるなら、相当今年の問題を論理的に整理した上で潰していく必要があるという気がします。

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